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  BGM "夢日和" by My WORLD

 

 
今回登場するメンバー
岸波岸波ケイコケイコ店主店員daddydaddy
 

Our Way of Ra-a-men 154Rio

岸波岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!

 退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!

 “愛ゆえにラーメンを捨てられない男"が、またまたやって参りました。

 その150「タンメンが食べたい♪」で福島市の卸町に出来た『タンメンの大三元』の事を書きましたが・・

 今度は本家っ!! ٩(ˊᗜˋ*)و

大三元

(郡山市)

 10日ほど前、郡山極楽湯のアカスリに出かけた時、どうせなら福島市の支店ではなく本店の方に行ってみようと思い立ったのです。

 そんな訳でケイコと二人、車のナビには郡山市菜根の大三元を登録して、さあ出発ぁ~つ!

 果たして、県内で最も有名なタンメンの殿堂とはどんな店なのか、つまびらかにせねばなりますまい。

ということで、ラーメン道、もういっちょー!

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1 郡山・大三元! Rio

 行く路程はいろいろありますが、ナビが示したのは高速道郡山インターから降りる道筋。

 それに従って進んでいくと、いやぁ・・これ分かりにくい。しかも結構”行きつ戻りつ”がある。ホントにこれ最短ルートなのと訝しい。

←(実際、かなり遠回りだった。何故だろう?)daddydaddy

 とにもかくにもやって来ました郡山市菜根の大三元。

 ところがっ!! m9っ`Д´)

大三元

(郡山市菜根)

 お店前の駐車場は満杯!! (おーまいがー!)

 店に聞いてみると、少し離れた西手に第二駐車場があると言う。

 あ、ここかぁ・・。

  第二駐車場

 店からは結構距離がある。ほらこんな感じ。

  と、遠い・・

 途中ブラブラと街並みを眺めながら歩いて行く。

ケイコ ね、あれ見て! 凄くない?

ん? どれどれ・・。

周囲の家

(郡山市菜根)

ええ~! ヾ( ̄0 ̄; )ノ

 まるでトトロの森にある隠れ家みたい。この辺りの家はうっそうとした森の中にある佇まいだ。

 しかも周囲を見ると、古い家並みは道路から見てかなりの落差がある。

 

 もしかするとここは河岸段丘で、道路の位置は昔、河床だったのかも知れない。

 などと考えているうちに到着!

  大三元

 暖簾をくぐって店内へ。

ちわ~!

らっしゃーい!

店内の様子

(大三元)

 こぎれいな店内だ。建物自体新しいのか、最近改装したのか、どちらかだろう。

 店内は8割がた埋まっている。僕らは空いているテーブル席に着座。

 

 ここでフツー、メニューを見てしばし考えるのだが、この店でその必要はなかった。

 何故かと言えば、ホラ・・

  メニュー

ええ~! ヾ( ̄0 ̄; )ノ

 そうなのだ、コレだけ!

  餃  子   300円
  タンメン   800円
  タンメン大盛 900円

 ぢつにシンプルこの上ない。

何にしましょう?

 ~と聞かれるコチラの方が照れてしまうようなシンプルさ。

ほんじゃタンメンのフツーと大盛り。ついでに餃子も一人前!

了解ッス!

 なんとも潔い店だな・・(笑)

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2 タンメン! Rio

 いつもの卓上チェック。

 水差しと酢、醤油、ラー油に二種の胡椒に塩。・・塩?

 お箸は割り箸・・ありがたい。

卓上

(大三元)

 老舗のラー油入れってこのタイプが多いが、非常に助かる。

 瓶からたらすタイプだと、瓶自体が油でベト付いていたりする。

 おや、足元になんかある・・?

  テーブルの下

 バッグなどの物入れと、コレは・・手ぶるごとの紙屑入れ。

ケイコ 使った割り箸やティッシュは、自分でこの中に捨てるのね。

 なるほど、衛生的だ。

ケイコ お持ち帰りもできるのね。頭の上に書いてある。

 ほう、どれどれ?

 

 なるほど、持ち帰り餃子。焼き餃子が300円で生(冷凍)餃子は10個入りで400円。まあまあの値付けだな。

 で、この餃子がまさに絶品!!

  出てきた餃子(一人前)

 焼き加減も申し分なく、何と言っても中の餡が素晴らしい。

 思わずケイコと顔を見合わせ、あの東日本大震災の時に娘家族を会津にかくまって、二人で手作りした”奇跡の餃子”に話は及ぶ。

(あれは旨かったなぁ・・再現出来てないけど(笑))

 そしていいよ、待望のタンメンがやって来る。

 それがコチラ・・

タンメン

(大三元)

 写真は僕の「大盛り」だが、相当なボリュームがある。

 ケイコの普通盛りと比較しても、ホラこんなに違う!

 

ケイコ ただの遠近法!! m9っ`Д´)

 あわわわわ・・。

 まずは食べてみるとしよう・・さあ、どうだ??

 

 と・・一口目は申し分無かったのだが、味が薄い。出汁もそうだが特に塩気が薄い。

 なるほど、テーブルに「塩」の小瓶があるのが不思議だったが、そう言うことか。

 おそらくこの店は「味が薄い」と言う客が居ることは分かっている。分かってはいるが、先祖代々の老舗の味は変えたくない。だから自分で調整しろと言うことか。

 確かに、僕らが子供の頃の中華飯店のタンメンというのはこうだった。「タンメンは水の旨さを味わうもんだ」と言い放ったコックも居たっけ。

 そして具だが、みな結構固めだ。特にキャベツが・・食べずらい。

 結果、大盛を頼んでおきながら結構な食べ残し。ケイコは大量の野菜で力尽き、麺はほとんど手つかずで終了。(おーまいがー!! )

まさかこういう感じだとは・・。

ケイコ ほとんど味しなかったよ。

でも、結構、お客で賑わってるんだよな~コレでも。

ケイコ きっと近くに食堂がココしかないのよ。

ええ~! ヾ( ̄0 ̄; )ノ

 いや~ 餃子は絶品だったんですけどね~♪

 

/// end of the “その154 「餃子とタンメンの大三元」” ///

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《追伸》

岸波僕が子供の頃って、ラーメンの味も薄かったように思います。それが、店の特徴を出すためにどんどん味が濃くなり、しまいには脂ギトギトで超しょっぱいつけ麺まで行っちゃった。

 そして現代人は、薄味では満足できなくなってしまった。変わったのはむしろ僕らの方なんでしょうね。

 ラーメンの味が濃くなる転機になったのは、やはり札幌味噌ラーメンが全国を席捲した頃でしょうか。

 そういう意味では、この大三元は昔ながらの味を頑なに守り続けている感じです。

 あのヒロユキ先生の名言が浮かびます・・『舌を肥やすな、飯がマズくなる。』!!

 

 では、次の「新・ラーメン道」で・・・See you again !

お店の場所

(郡山・大三元)

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