Our Way of Ra-a-men 143
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またまたやって参りました。
前回、『らーめんほんま』のことを書きましたら、早速、レスをいただきました。
いったいそれは誰なのか?
それはっ!! m9っ`Д´)
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らーめんほんま
(福島市庭坂) |
らーめんに関して、いつも適時適切なアドバイスをいただいている アツシさんからでした!
「らーめんほんま」 アツシさん
岸波様
お久しぶりです。本県医学の歴史に関する連載、お疲れさまでした。シンポジウムも あるとのこと、ご尽力に重ねてご慰労申し上げます。
さて、今回のらーめんほんまの記事を拝見しました。私も一年前ほどに初めて行ってみましたが、驚きました。
ラーメンを食べて「まぁこんなものか」「また来るかどうか 微妙」などという感想はありましたが、「まずい」と思ったのは、あの店が初めてでし た。
出前もやっているようでしたが、営業を続けていることが不思議に思える店でした。
年を取ったからか、最近、山口屋の、あのあっさりしたラーメンがことのほかうまく 感じます。
益々のご活躍を。 |
いやいやいや、ありがとうございます。恐縮です。
そうですか、はっきりと「まずい」ですか。不思議な店の内装やマナーやラーメン・・どこも褒めるトコ無かったんで、元気な「ありがとうございました」を褒めたんですけど(笑)
僕は何回かありますよ、救いようのないラーメンだと思った経験が。
うち一軒はすぐに廃業しましたけど、何故かもう一軒の「横浜家系 〇」というところだけはしぶとく生き残ってるんですよね・・誰が食べるんだろ?(笑)
←(それ、ほぼネタバレだろ!)daddy
で今週は、新たなラーメン屋には行ってないので、既存店2店の最新感想です。
ということで、ラーメン道、もういっちょー!!
1 山口屋のタンメン!
アツシさん関連で、お勧めされていたのがありました。それが山口屋のタンメン!
「山口屋のタンメン」 アツシさん
以前、「ラーメン道」で福島市の「山口屋食堂」を取り上げたことがありましたけど、 その際に岸波さんはそばをお食べになったと記憶しています。
そばも評判ですが、実はタン メンが根強い人気メニューなんです。アツアツで出てきます。
冬場の私はタンメンばかり でそば屋さんなのに申し訳ないな、と思いながら注文しています。普通のラーメンもおいしく、また隠れた人気メニューとしておにぎりも。 |
うんうん、確かに山口屋に行くと、ほとんどの注文は「ざるそば 大盛り」ばかりですね。
だって、美味しくて食べ応えがあって、その上、安いですからネ!
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山口屋食堂
(福島市仲間町) |
ということで4月の28日、ケイコを引き連れて行って参りました。
この山口屋には、近所に住む MIZO画伯がお母さまを連れて来ることがよくあり遭遇率が高いのだが、本日は来ていない様子。
で、店内は結構混んでいて、一番手前のテーブルにいたお客さんがちょうど帰るところ。
おかみさん「片づけるからちょっと待ってくださいね~」
いつも愛想がいい、ちょっと美人の女将さんが早速やってくる。
でもって、かねてから心に決めていたタンメン(大盛り)を初注文。ケイ子はいつもの僕の定番メニューであるざるそばです。
さて、そのタンメンがこちら。
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タンメン
(山口屋食堂) |
ををを~ これはもう美味しいに決まった!
見て、香りを嗅いだだけで絶品であることが分かる。実際、素晴らしかった。
僕は常々思うのですが、タンメンの命はこの透明感を失わないスープとかすかに浮いた脂、そしてそれを纏いながら立ち上る圧倒的な湯気。そうそう・・・
タンメンは湯気で喰えっ! m9っ`Д´)
そして野菜は多すぎないのがいい。あくまでも主役は麺。
そして言うまでもなく、ここ山口屋の麺は店主自慢の自家製麺!
これで旨くないワケがない。
で、こちらがケイコが御注文のざるそば。
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ざるそば
(山口屋食堂) |
なに指差してんだよ、え? ネギ!? それを僕のタンメンに入れろってか!?
おーまいがー! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
まあ、毎度恒例ケイ子の"ネギワープ"は、今回は固辞させていただきましたが、ご覧ください、この薬味の豊富さ。
摺りおろし大根にネギにカイワレ、ちゃんとワサビもありますから薬味を全部使うと辛すぎるので、思い思いの量だけ使えばよろしい。
そしてっ!!
やはり僕のイチ押しは、大量にサービスされた刻み海苔。
昔の蕎麦屋は海苔のあるなしで「ざるそば」・「もりそば」の両メニューがあったものですが、今どきはそもそも海苔がない店が多くなっている。
これは(海苔好きの僕にとって)由々しきことだ!!
なに?蕎麦の味を邪魔するぅ? 果てはソバツユまで蕎麦の味を殺すから水で喰え?(⇒水蕎麦)
ちょっと待ったぁ~! m9っ`Д´)
それって、変な「通文化」を広げた『美味しんぼ』の受け売りじゃないのか。せめて客の好みによって『選択』できる道を残してくれ!! ・・と声を大にして言いたいのです。
ね、アレって凄くない?
ん? どれどれ?
カウンターの上の瓶
ええええ~!?
料理場側カウンターの上に4本並んだファンタ、スプライト、コーラ、またファンタ・・。
『昭和43年(1968年)店舗改装し その時以来、ここに鎮座するコーラ』
置きっぱなしかい! m9っ`Д´)
うむぅ・・何度も来ているのに気が付かなかった。飲めんのかな?(コラコラ!)
ともあれ、毎度の大満足。安定の山口屋でございました。
2 古川農園のワンタン麺!
さて、もう一軒は4日ほど遡りまして、4月24日の日曜日。久々に僕のアカスリ人生がスタートした会津若松市『富士の湯』に行くついでの『古川農園』。
ここは会津大学に勤務していた時に、(大学から近いので)しょっちゅうお昼を食べに来ていた誰もが知る会津の名店。
ただ今回は、一つタクラミがあったのです。それは・・
極太麺じゃないフツーの麺を食べる事っ! m9っ`Д´)
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古川農園
(会津若松市) |
いやいやいや、大した事じゃないとお考えでしょうが、ここの太麺はハンパない太さ。しかも手揉み縮れ麺。
今では『うえんで食堂』や喜多方の『食堂なまえ』をはじめ、この手の極太麺を供する店は結構多くなりましたが、昔(僕が最初に会津勤務をした40年前頃)は、とにかく珍しかったのです。
古川農園の極太麺
なので、福島から友人などを連れて案内する時には、是非驚いて貰いたいと、必ず「極太麺」で注文するのが常。
それが当たり前になりすぎて、普通の平打ち太縮れ麺はずいぶん食べてない。多分20年くらい(笑)
だから今回は普通の会津麺で食べたいのね?
うん、極太麺も悪くないんだけど、普通の会津麺で十分美味しいと思うんだよね。
ということで、お店の中。店の外の行列でも15分くらい待ちましたが、さすが店内は満員の盛況です。まあ、日曜日だったしね。
店員さん「お待たせしました、次にお待ちのお客さま~!」
を、キタキタ、僕らだ!
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店の中
(古川農園) |
僕らの席は店のカドカドだったので店内の様子が全部見渡せる。
ちょうど対角線の側に目を凝らすと、ありました、本日もう一つのお目当てが・・それは『くずチャーシュー』!
ここはお客に出したチャーシューの端っこなどを袋に詰めて格安で売っているのです。これがたまらなく美味しい!!
だってね、”端っこ”って一番味が濃いところなんですよ。たまんねっす!!♪
で、メニューは昔ながら壁に貼りだしてある。
メニューを写真に撮るお客さん
ラーメン(650円)、ワンタン麺(750円)、肉そば(900円)・・肉そばはそれなりのお値段だけど、安いよね~!
そして、大盛りは100円増し、手打ちも100円増し。水はセルフでお願いします(笑)
僕の注文は狙いの(普通麺の)ワンタン麺大盛り、ケイコが(極太麺)手打ちラーメン。
で、こちらがそのワンタン麺。懐かしい~!!!
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ワンタン麺
(古川農園) |
ね、これって凄いと思いません? このワンタンがたった100円増しなんですよ!
ワンタン三人前だけ頼んで300円。もうお腹いっぱい・・って、そんなワケにはいかないか。
で、食べてみた。むんんん~こちらも安定の旨さ。アツアツがいいねぇ!
普通麺・・平打ちの縮れ太麺だけど、やっぱり素晴らしくマッチしている。極太麺も悪くないんだけど、全体的なバランスはこちらに軍配が上がるように思う。
さて、ケイ子の『手うちラーメン』がこちら。
手打ちラーメン(極太麺)
出た出た、いつも食べてる極太麺。
そっか、大盛にしないで普通盛りなら、こちらもそうバランスは崩れていないんだな。
ちなみにネギは”お約束”のとおり、僕のドンブリへとワープされました。
いやあ、ぢつに旨い。大満足。これならアカスリの垢もいっぱい出そうだ。
←(何でだよ!!)daddy
いやぁ、食べた食べた、もうお腹いっぱい!
大盛食べて、スープまで全部飲み干すからよ。
いやいや、それは美味しいラーメンならいつもの事。
しかも、ワタシのスープまで全部飲んだじゃない!
そうだった~! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
いや~ ラーメンってホントにいいもんですね~♪
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end of the “その143 「山口屋と古川農園」” ///
《追伸》
やっぱり、自分にとっての”定番ラーメン屋”があるのはいいですね。いつ行っても美味しい、いつ行っても大満足。
福島市内には、そういう店が『山口屋』をはじめ5~6軒ありますが、若松は『麻衣系ラーメン紗羅家』が無くなったので、やはり今回の『古川農園』、喜多方なら『食堂なまえ』でしょうか。
で、この日の「富士の湯」のアカスリでは、とんでもない大事件が起こったのですが、そこはいずれ「Storyスナップ」で・・いや待てよ。
富士の湯はカメラ持ち込み禁止だから画像が無い。うむむむむ・・。
ま、一番面白いとこだけ、「通信SECRET」で書きますか。
”R18”になるけど(笑)
では、次の「新・ラーメン道」で・・・See
you again !
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