Our Way of Ra-a-men 124
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またまたやって参りました。
福島市でダントツの一番人気「伊達屋」ですが、僕はここの麺はあまり好みではないと申し上げました。
でも、もしかして『冷やし中華』なんかあったらば、むしろあの麺に最適ではないかと思い立ち、久々に向かってみたのです。
しかぁしっ!!
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休業中
(伊達屋) |
休業中~!? ヾ( ̄0 ̄; )ノ
もしかして、コロナ禍でいよいよ力尽きたか!?
麺は僕のタイプではなかったけれど、あそこのオヤジさんと女将さんの真摯な営業姿勢は常々リスペクトしていたのになぁ・・。
と思って、店の前の張り紙を見ると・・『アキレス腱断裂のため休業中』とな!
いやぁ、結構なお年だから立ち仕事は大変だったのでしょうね。一日も早いご恢復をお祈り申し上げます。
それはさておき、今回もまたまた『夏のラーメン』特集で行ってみたいと思います。
ということで、ラーメン道、もういっちょー!!
1 飯坂ラーメン こぶし
本日はケイコのご用事で飯坂町へ出向いたので、お昼はやまがた辛味噌らーめんの「絆」で食べようかと思慮しておりました。
ここは、旧名「三男坊」という店だったのですが、ある日突然店名を「絆(きずな)」に変更。
正確には「やまがた辛味噌らーめん 絆 福島飯坂店」となっていますので、おそらくチェーン店に組み込まれたのかと?
やまがた辛味噌らーめん 絆
で、ここの『辛味噌らーめん』は赤湯の名店「龍上海」ばりのモノが食べられるので、期待しておりました。
しかぁしっ!!
あら、駐車場が満杯だわ。
ええ~!? ヾ( ̄0 ̄; )ノ
と早速、方針変更を余儀なくされまして、国道13号線へ。すると・・
あんなところにラーメン屋があったのね?
ん?
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飯坂ラーメンこぶし
(福島市飯坂町) |
ということで、さっそく (/゚▽゚)o Here We Go!!
店内に入りますと『定番メニュー冷やし中華』のポップが・・。
定番冷やし中華
で、普通盛りと大盛りとを注文することに。
マヨネーズは入れますか?
と聞いてきたので「お願いします!」と。ちなみに必須の『和がらし』はテーブルにあって、思いの量を入れられる仕組み。
和がらしはコチラに
こちらの店内にはこんな様子で、本棚に大量の漫画や雑誌が。
なるほど「鬼平犯科帳」に「ジパング」に・・おや「クレヨンしんちゃん」まで(笑)
漫画・雑誌
いつも行く近所の「吉倉食堂」もこんな感じなのですが、昔ながらの老舗のラーメン屋ってみんなこうでしたよね。
最近は"お客の回転を早くしたい"という事で、こういう店がめっきり少なくなりましたが、いいなぁ・・このまったりした感じ。
で、こちらがその冷やし中華でございます!
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冷やし中華
(こぶし)
←和がらし投入済! |
(いやいやいや・・結構マヨネーズをサービスしてくれたなぁ!)
それにしても目立つのは大ぶりのエビ。そして定番のチャーシュー、キュウリ、錦糸卵、シナチクに海苔と紅ショウガ、振り胡麻。
うむ。この店の冷やし中華も由緒正しいイデタチをまとっております。こうじゃなきゃ。
テーブルにあったラー油もかけ回しまして、さっそく実食!
う~ん、麺も茹で時間がちょうどよく、プリプリの歯ごたえ。
んまいっ!! m9っ`Д´)ビシッ
ナナメから
このスープが程よい濃さで、十分に飲める按配。
ちなみに僕はずぇ~んぶ飲み干しましたとさ(笑)
←(いやソレ、いつもだから!)daddy
2 ロクマルらーめん!
そしてお次は市内鳥谷野の国道4号線沿いにある「ロクマルらーめん」の南福島店。
でも、実は本当の目的はコチラではなく・・
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ロクマルらーめん
(福島市鳥谷野) |
すぐお隣に出店した新店「丸源ラーメン南福島店」で食べてみたいと思ったのですが、何度行っても駐車場が満杯で入れないのですよ。(トホホ・・)
この「丸源ラーメン」は、愛知県の『物語コーポレーション』というところが全国展開している店らしく、すぐ近所にある「焼肉きんぐ」も同じ系列。
開店した「丸源ラーメン」
さらに、その至近距離にしゃぶしゃぶ食べ放題の「ゆず庵」が建設中なのですが、こちらも同じ会社なのです。
(どうやら別種の系列店を近場に集中出店する方針らしい。)
まあ、「ロクマルらーめん」の方も東京の『めん六や』(株式会社 日本ヒュウマップ)が全国展開しているので、チェーン店同士の熾烈な戦いが始まりそう・・。
と、まあ、そんな事とは関係なく、広い駐車場を持っているロクマルらーめんの方へGO!
本日のご注文はもちろん『冷たい』系なので、季節メニューの『冷やしあっさり醤油つけ麺』でございます。
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冷やしあっさり
醤油つけ麺
(ロクマルらーめん) |
つけ汁はラー油が入ってやや辛めだが標榜の通り「あっさり」食べられる。
そして『つけ麺』とは銘打っているものの、これはむしろ最近増えてきている『ざる麺』に近いのではないかと思う。
←(スーパーでも各メーカーの「ざる麺」が結構売られるようになった。)daddy
『ざる麺』は福島市では僕の心のレジェンド、県庁横にあった「もみぢ食堂」が創業以来やっていたメニューで、元々の発想は「ざる蕎麦」の麺を「中華麺」に変えたというもの。
ロクマルの濃厚魚介つけ麺
いわゆる『つけ麺』は極太麺を熱い汁に浸けて食するが、『ざる麺』は比較的細い麺を冷たい汁に浸けて食べる。
その汁は濃い目に作ったラーメンスープ・タイプのものもあるが、鰹出汁の効いたざる蕎麦系のものやゴマダレのもの、スダチやユズなど柑橘系を加えたタイプも多い。
そして僕の好みはこの後者・・すなわち「もみぢ食堂」の発展形。
"ざる麺系"のあっさり醤油つけ麺
ここロクマルも含めて、夏場に大好きな『ざる麺』を出す店が多くなってきたのは嬉しい限りでございます。
(前回ご紹介した「支那そば二階堂」のつけ麺もこの『ざる麺』タイプでした。)
そう言えば、会津に単身赴任していた頃、アパートで喜多方麺を用いてよく作ってたっけなぁ・・。
←(会津はとにかく麺が旨いので、ざる麺には最適だった。)daddy
3 まるまつ福島南店!
さて三軒目も『ざる麺』をご紹介。
全国チェーンの「和風レストランまるまつ」は福島市内にも何軒かあるわけですが、僕らは近所の「福島南店」によく行くのです。
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まるまつ福島南店
(福島市鳥谷野) |
ここのいい所は(他のまるまつは行ったことが無いので同じかどうか知らない)、何と言っても無料スープバーがあるところ。
また僕がラーメンを食べたいのにケイコが定食系統を食べたい時などに重宝します。
そして、僕が好きなのはココの『酸辣湯麺』・・なのですが、味はいいのにスープが少ないのが玉にキズ。
そこで、無料スープバーの鶏コンソメを加えると丁度いい感じになるのですよ。
(お試しあれ!)
この日、まずはケイコの方が『マグロの山かけざる蕎麦』。
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山かけざる蕎麦
(まるまつ福島南店) |
そして僕の方ですが、ここの夏麺にはそのまんまの『中華ざる』が存在するのです。
せっかくなので『山かけうな丼』とセットメニューにして頂きました。
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中華ざるセット
(まるまつ福島南店) |
しかあしっ!
ぢつはコレ、ただの『中華ざる』ではない。
何が違うかと言うと・・
これだっ!! m9っ`Д´)ビシッ
大盛り(二枚重ね)
はい、大盛りの二枚重ね。
中華麺に海苔を振って、つけ汁はシンプルなカツオ出汁・・まさに、今はなき「もみぢ食堂」の中華ざるそのものではないか!
懐かしさに嬉し涙もチョチョ切れて、逆上しながら喰いまくりでございます。
いやぁ・・ たまりまっしぇえ~ん! ٩(ˊᗜˋ*)و
ケイコ、やっぱいいな~ 中華ざるは♪
コレだったら別に、おうちでもっと安く作れるでしょ!
ええ~! ヾ( ̄0 ̄; )ノ マイガッ!
いや~ 夏麺ってホントにいいもんですね~♪
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end of the “その124 「出たよ夏のラーメン3」” ///
《追伸》
最初の店「飯坂ラーメン こぶし」ですが、ずいぶん昔から存在した老舗のようなのに、今まで一度も入ったことはありませんでした。
多分僕も若い頃は、伝統的な町食堂のラーメンよりニューウェーブ系のラーメン専門店を優先していましたから、存在していても目に入らなかったのでしょうね。
ところが近頃は、むしろそうした伝統的な町食堂がどんどん閉店し、昔なつかしい支那蕎麦系が消えつつあるので、応援の意味でもまた行きたいと思います。
先日は美術館・図書館そばの超老舗「神田軒」(五月町のマルイチ神田軒ではない)が閉店しているのを見てガックリ。
そういえば稲荷神社向かいの「中川食堂」も野田町の「元祖しょうがらーめん」も消えてたっけ・・。
僕がひいきの「吉倉食堂」や「大政食堂」、「マルイチ神田軒」などはずっと頑張ってほしいなぁ・・せめて僕が生きている間は。
では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See
you again !
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