Our Way of Ra-a-men 120
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またまたやって参りました。
ラーメン好きの読者から嬉しいお便りをいただきました。
それはっ!!・・・
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らーめん厨房 大(だい)
(福島市飯坂町) |
・・ラーメン大好きあつしさん!!
←(いや~久しぶりだねぇ!)daddy
念のため言っときますが、「風に吹かれて」のアンブレラあつしとは別人です(笑)
で、どんな情報がもたらされたかと言いますと・・
あつしさん 「山口屋」
岸波 様
いつも「~ラーメン道」を楽しく読ませていただいています。
さて、今回の2軒目の山口屋ですが、店主は〇〇カツオさんという方です。
実は福島高校卒(陸上部OB)で、岸波さんと同学年ぐらいではないでしょうか。
△△大学卒業後、一旦は会社に就職しましたが、
親御さんが倒れたことから跡を継いだとのことです。
私が山口屋に行くようになったのは、
岸波さんの「~ラーメン道」を読んだのがきっかけでした。
~(中 略)~
ご承知かもしれませんが、斎藤さんのブログの
「ようこそ山口屋へ」も面白いですよ。
最近の私の一押し(福島市内)は、飯坂町の果樹園の端にぽつんとある
「ラーメン大」ですかね。
売りの塩ラーメンがうまいです。辛みそもいけます。
そういえば、南沢又の「龍園」では、
息子さんにフライパンを持たせるようになりました。
今後ともご活躍ください。
市内柳町在勤 あつし |
をををを~ ラーメン大とな!!╰(*´︶`*)╯
山口屋の店主さんが同級生かもしれないというのもビックリ情報なら、龍園に跡継ぎが出来たというのも嬉しい情報。
しかし、何といっても事情通のあつしさんがおススメの『らーめん厨房 大』には、是非とも足を運ばねばなりますまい。うん、そうに決まった~!!
ということで、ラーメン道、もういっちょー!!
1 らーめん厨房 大
ということで、あつしさんから教えてもらった飯坂の「大」に行きたいんだけど。
ケイコ ということは、今日は飯坂温泉ね♪
そうだった~! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
何が「そうだった」かと言いますと、ただいま我が家はお風呂の改修工事中。
日中は庭の手入れやなんかで汗をかくので、土湯や高湯の日帰り温泉巡りをしているのでございます。
ただ、飯坂温泉の共同浴場波来湯や鯖湖湯はお湯がもの凄く熱い・・もはや何かの罰ゲームかと思えるほど。すると、比較的常温なのは・・
アレか・・タカちゃんとこの双葉旅館か?
双葉旅館
なんか悪いよ、いつもお金受け取らないし。アソコいいんじゃない・・みちのく荘!
なるほど、県の共済施設なら安いし、すいていれば勝手にお湯をうめてもいいし、グッドチョイスか?
ということで、本日のお昼の行程が決定し、いざ、飯坂町へひた走り。
さて、"かなりの行列店"という情報もあったけれど、今日は大丈夫かな?
あれ?
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駐車場
(らーめん厨房 大) |
駐車場には車の姿が見えず、そもそも臨時休業だったりして・・
どれどれ?
「大」の暖簾
お、暖簾が出てる! m9(^Д^)
いやーよかったよかった。
「らーめん厨房 大」の暖簾がちょっと風で縒れてるけど(笑)
あ、サテ・・
こんにちわ~
いらっしゃーい!
と、二人そろって元気のよいご挨拶。どうやら夫婦で営業しているようだ。(多分)
店主は常連さんからは「大ちゃん」と呼ばれているらしい。ダイスケとか、そんな名前なのだろうか。
店内にはカウンターに先客が一人。駐車場に車が無かったのでご近所さんか?
お好きな席にどうぞ。
ということなので、入り口で手の消毒をシュッシュとやって一番奥のテーブル席に。
反対側には小上がり席も見える。
はてさて、何にしようかな・・?
2 本日のご注文!
ケイコ、メニュー写真撮るからちょっと持ってて。
らじゃー (''◇'')ゞ こんな感じ?
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お品書き
(らーめん厨房 大) |
なるほど・・筆頭メニューは「しおらーめん(700円)」、「味玉しおらーめん(800円)」、「しおチャーシューメン(950円)」ときて、『当店おすすめ一番人気 味玉しおらーめん』の写真が。
以下、しょうゆとみそで同じパターンが。
それとは別に「黒しょうゆらーめん(700円)」、「辛みそらーめん(800円)」がある。
どうやらこの店のウリはしおらーめんのようだ。
じゃワタシはおススメの味玉しおらーめんで!
じゃ、僕は辛みそらーめんの大盛り!(取材の都合上・・)
しょうちしましたー!
ふと、壁を見上げると「ご来店時のお願い」が。
もちろん励行してますとも。
で、その横には「時短営業中」の張り紙。
あぶねー やっぱり時短だったんだ。
昼は11:30~14:30まで・・始まったばかりだったのね。
あらためて店内風景はこんな感じ。
手前にテーブル席が二つ、奥に小上がり席が二つ、カウンターには4席だ。
そしてカウンター横には・・お!!
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焼酎瓶
(らーめん厨房 大) |
濱田酒造の薩摩焼酎「赤兎馬」だ!
夜の営業時間には、おつまみチャーシューやおつまみメンマで一杯ひっかける近所の常連さんもいるのだろう。
さらにその横の壁には・・
「ラーメンWalker福島版」などのポスターが!
このポスターには『当店が掲載されています』の吹き出しが印刷されている。
なるほど・・出版社はこのポスターと掲載誌を店にプレゼントすることで、両者WinWinの関係になるのだな。
その横・・「CJ3月号」にも掲載されているらしい。
逆に言えば、この若夫婦、積極的に店をPRしている最中なのだな。きっとどんどん伸びて行くのに違いない。まさに飯坂町の隠れた伏龍だ。
3 味玉しおらーめん!
テーブルの上はといえばこんなふう・・。
お水はセルフで(最近、多い)。割りばしと置きレンゲと紙ナプキンとテーブル胡椒。
レンゲはどんぶりに突っ込んで出さないで、こうしてテーブルの上に置き、使う時だけ取れるようにする僕の推奨どおり。
麺には割りばし、これも推奨どおり。間伐材で作られる割りばしは、もし使われなければ材が空しく山に放置されて腐るだけ。(森が荒れる原因となる。)
二酸化炭素を吸収し酸素を放出する機能は、森が更新されなければ十分に発揮できず、そもそも樹木はカーボン・ニュートラル。本当は割りばしを使う方が地球に優しいのだ。(元・林業公社事務局長・本人談)
お待ち同様ー!
お!来た来た!
ど~~ん!!!
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味玉しおらーめん
(らーめん厨房 大) |
う・・美しい!!
特に塩らーめんは見た目が大事。透き通った淡麗スープに細麺のチョイスもグッド。
なお、時々誤ってレポートされることが多いが、麺の番手は製麺業者によると・・
1 極細麺(28番)・・・1.00mm 博多ラーメンなど
2 細麺(26番)・・・・1.15mm 博多ラーメン・熊本ラーメンなど
3 中細麺(24番)・・・1.25mm 東京ラーメン・旭川ラーメンなど
4 中太麺(22番)・・・1.4mm 札幌ラーメンなど
5 太麺(16番~18番)・・・・1.875mm~1.7mm 長崎チャンポンなど
6 極太麺(12番~14番)・・・2.5mm~2.2mm 喜多方ラーメン・沖縄そばなど
~とされている。ここのしおらーめんは26番の細麺と見た。
味玉しおらーめん
さて一口・・
ををををを~
なるほど・・ホタテの貝柱や干しエビなどを用いた淡麗で滋味深いスープ。
これは細麺でなくてはなりますまい。実にマッチしている。
そしてもう一つ・・
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辛みそらーめん
(らーめん厨房 大) |
こちらは中太麺(多分)。ちゃんと麺を使い分けている。
ただし・・麺の茹でが少々足りなくて芯が残っている。
最近、麺のバリカタブームもあって、こうした固茹での麺を供する店も多い。もしかすると確信犯かもしれないが、やはり僕はド・アルデンテであって欲しい。
パスタ屋の『鋼のアルデンテ』も非推奨・・だって身体に悪いもの(笑)
辛みそらーめん
もっかい、ケイコのしおらーめんを。
う~ん。やはり、おススメだけはある。この味・・
たまりまっしぇえ~ん! ٩(ˊᗜˋ*)و
と、その後、温泉施設「みちのく荘」へ行ってみると、何とコレが廃業!!
やむを得ず温泉街をぐるぐる廻っていると、飯坂温泉駅真ん前の「つたや旅館」が日帰り入浴を標榜しているのを発見。
つたや旅館の女将 Coopのカードを持ってると200円引きになります。
と言うので、それを見せると何と300円。二人で600円!! 今どき、只みたいなもんです。やったー!!
で、お湯をいただきましたが、これが『飯坂プライド』で激熱のお風呂。う~むぅ・・。
『お湯をうめた場合はホースをお戻しください』という張り紙もあったが、そもそもホースが置いていない。う~むぅ・・。
ケイコ、お湯がスゲー熱かったよネ?
土湯・高湯だと41.5度くらいだけど、43度はあるよね。出たり入ったり大変だった~
ちょっとネットで調べてみ?
えーっと・・あ、コレだ。温度が・・・45度!!!
ええええ~! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
いや~ 飯坂温泉は何かの罰ゲームみたいだったけど、ラーメンってホントにいいもんですね~♪
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end of the “その120 「らーめん厨房 大」” ///
《追伸》
バリカタブームや鋼のアルデンテブームは悪しき流行だという気がします。
実は、僕の大のお気に入りだった味噌ラーメンの「らーめん 紺や」も、近年は固茹でに変わって来てるのですよ。
まあ、我ら夫婦は毎回、「麺は柔らかくしてね」と注文しますが、それでやっと普通の茹で加減くらいに。
現在は行列店になってしまったので、お客を早く捌くためなのかなぁ・・。
あと・・「らーめん厨房 大」のネット書き込みで、2年前は『平打ち太麺』だったという記事が。(おそらく喜多方麺)
僕的には、そちらの方が良かったのにな~ う~ん残念!(しおらーめんは今のままでいいと思うけど。)
では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See
you again !
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