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BGM "夢日和" by My WORLD |
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1 駅前食堂への道!
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駅前食堂 (伊達市保原町) |
アレじゃないですか?
駅前…って、どこに駅があるんだ!?
駅の姿は見えないものの、ここで間違いはないということで、周囲の駐車場を探してさっそく店の前へ。
店のノレンはまごうことなき「駅前食堂」。
店の造りは年季が入っている感じですが、非常にこぎれいに整頓されている。
よく見れば「円盤餃子」のプレートも。
←(それより「駅」はどうなった?)
daddy
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駅前食堂 (伊達市保原町) |
まさに昔懐かしい大衆食堂。こういう店は久しぶりの感じが。
こういう純・昭和調の和風のたたずまい、おもわずノスタルジアに浸ります…。
待てよ、黒板に何か書いてある…。
Welcome 駅前食堂
えええ~ Welcome! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
純和風の昭和調と思いきや…なんか「攻めてる」ぞ、この店。
さて、その実態は???
店に入ってみると、そこそこの混雑具合。
12時30分を回ったくらいの繁忙期ではありますが、結構、地元の人に支持されている人気店という感じがいたします。
なんかアレ、風情があるよね~
ん?どれどれ??
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店内風景 (駅前食堂) |
注目したのは、料理場方面の壁に並んだ木の板のメニュー書き。
誰が手書きしたものか、その文字に非常に味がある。
(もうコレだけで、美味しい気がしてくる…。)
メニューは右上から、ラーメン500円・ラーメンW750円、駅前ラーメン550円…非常にリーズナブル。
昔ながらのナポリタンとか、かつ丼・親子丼・厚切りハムカツ定食・カキフライ定食など、定食屋としての必須メニューが燦然と。
別の壁には、生ビールやレモンサワー、ハイボールなどの飲み物や枝豆・もろきゅうなどのオツマミ系統が。こちらは夜のメニューらしい…。
夜のメニュー
何にしますか?
そだね~ ここはオーソドックスにラーメンの大盛で!
ほんじゃ…味噌ラーメンかな。
しょーちしました。
ここのオネーサンというかオカーサンは、大衆食堂の女将には似つかわしくなく、どちらかというとセクシー系。
なんか声も色っぽい低音で、ただものではない雰囲気を醸し出しております。
もしかすると、この店の常連さんの何人かは、この女将目的で通っているのではないかというヨコシマな考えもチラホラと(笑)
←(それより「駅前」の由来を!)
daddy
️テーブルの上はこんな感じ。
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テーブルの上 (駅前食堂) |
お冷はセルフサービスで、割りばしに調味料セット。食酢・ラー油・醤油のギョーザセットもこの中に。
どこからどう見ても、正しい大衆食堂。常連も多いし。
もしかすると、昔風ラーメンもかなりのレベル行ってるかもしれませぬ。
思わず期待に胸が高鳴ります。
←(それはセクシーな女将さんのせいではないのか?)
daddy
3 正統派昔風ラーメン!
ふと… 入り口横にある手洗い所を振り返りますと、そこにはとても大切な情報が!
(なるほど。たしかに駅前食堂だ…)
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昔の写真 (駅前食堂) |
何と、そこにあったのは、昔の駅前食堂・前の風景。
確かにそこには駅がある… 路面電車の。
しかも、その電車は僕が幼稚園に入る前に何度も乗車していた電車なのです。
僕は、小さい時に家で大ヤケドを負いまして、その頃ヤケド治療では随一の医師と言われる人がこの保原のさらに奥の掛田という地域にいたのです。
僕は、ロクおばあちゃんに連れられて、(どのくらいの頻度か覚えていませんが)度々この電車に乗って治療に行っていた。…すなわち、この保原の駅前食堂の前を通っていたのでした。
思わず突き付けられた重大な過去の記憶…僕の大ヤケドは顔面だったのですが、全くその痕が残っていません。本当に名医だったのでしょう。
(そうだったんだ。ここに来ていたんだ…)
お待たせしました。
おっ、キタキタ~!
ということで、やって来たのが昔風ラーメン!
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らーめん大盛 (駅前食堂) |
チャーシューがでけぇ!?
麺は細めの縮れ麺。スープは濃い目でチャーシューとナルト、シナチク、小口ネギ、そしてほうれん草ならぬワカメ。
そういえば、火風鼎も同じくワカメを使ってましたっけ…。
さて、一方の味噌ラーメンはどんな具合か?
答えはコチラ。それ、どおぉぉぉん!!!!
味噌ラーメン
(をっと、これはぁ…)
これは見るからに僕の苦手なタイプ。
いわゆる野菜どっちゃり系の田舎味噌ラーメン。んで、スープが脂で濁ってるでしょう?
これが、典型的な田舎味噌ラーメンなのです…。
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味噌ラーメン (駅前食堂) |
ともあれ、僕の注文はラーメンの大盛。
やや不安がよぎったものの、気を取り直して実食。
(をや? これはぁ…)
ラーメン大盛
真っ黒なスープは、思いのほかマイルド。
でもって、縮れ麺との相性がバッチリ。
しかもこのスープ、今まで一度も味わったことが無い独特なテイストで…。
豚骨や鳥ガラでもなく魚介類でもないこの風味。(もちろん、それらはベースに入っているけれども…)
(もしかすると…いや、そんなはずは…)
結論的に全く正体不明なのですが、それは恰もスキ焼に独特な風味を与えるシュンギクのような香味野菜の味わい。
この日は、今まで全く味わったことのないラーメン・スープの探求のため、ついついスープまで全部完食してしまい…。
←(いつものお約束じゃん!)
daddy
というワケで、すごく旨かった~!
味噌ラーメンも旨かったっス!
(そなの…?)
食べ終わって、店内を眺めるでもなく眺めていますと、遥かかなたに不思議な写真発見!
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餃子ライス (弐番屋) ←なかなかに美味しい。 |
ん? あれって…?
デビ婦人ですよね?
まっ、まさかっ! この駅前食堂に最近、デビ婦人が来たのか!!?
お勘定を支払いに写真の下のレジに行き、よくよく見れば、まごうことなきデビ婦人!
拡大図
あのぅ…ここにデビ婦人が来たんですか?
あはははは!ここじゃなくて町内のパーティ会場ですよ。
ってことは、一緒に写ってるのは…?!
はい、うちの
マスターですよ♪
えええ~! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
ということで、有名人ともお付き合いの深い謎のマスター。今日も調理場でせっせとラーメンを作っているのでした。
いや~ ラーメンってホントにいいもんですね~♪
/// end of the “その104 「保原町/駅前食堂」” ///
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《追伸》
事務所に戻ってから、この町の住人である
ノダちゃんの情報によりますと…。
あそこの
マスターはかなりのヤリ手で、駅前食堂のほかに町内のスナックを何軒か経営してるらしいですよ。
ええ~! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
なるほど…。そうするてぇと、あの色っぽい女将さんは、昔ホステスさんとかやってたのかも。(全然、違うかもしれませんけど。)
まあ、いずれにしても僕にとっては幼少の頃のルーツをたどる旅になりました。
午後の出張先に向かう途中、またもやコンビニに立ち寄りましたら、そこで意外なモノが。
ツバメの巣
そうそう… コンビニの軒先にできたツバメの巣。
中には4羽ほどの子ツバメがいて、ちょうど親ツバメがエサを運んできたところでした。
う~む、何という長閑さ。こういうのが田舎町のいいところ。思わず、ほっと・ステーションになってしまいましたとサ。
では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See you again !
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