Our Way
of Ra-a-men 7
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またやって参りました。
出張のたびに、その土地のラーメンを味わうのが楽しみなワケですが、そんな中でも、いつかは必ず行ってみたいと考えていたラーメン屋があったのです。
その名は「らぁめん好房」、福島空港のある須賀川市の町外れにあるお店です。
しかし、その機会は思いもかけない形で訪れました・・・。
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らぁめん好房
(須賀川市)
←さりげないたたずまい。 |
岸波「ねぇ、なっちさん。オナカがすきましたね?」
なっちヤン「そうですね局長。間もなく須賀川市に入りますよ。」
「しかしねぇ・・・何で、バレンタインデーに男二人で出張なんでしょうかね?」
「ま、これも仕事ですから。
でも都路村から長沼町、岩瀬村と結構ハードな行程ですね。」
「せめてもの楽しみは・・・そうそう、昼食くらいのもんですね?」
「もうお昼ですから、ここは須賀川市辺りで・・・何にします?」
「うわっはっはっは!」
「ぅわ、驚いた。どしました局長? いきなり人格が替わった様な?」
麺道斉「今、何にしますって聞いたな、このワシに?」
(あちゃー、麺道斉モードになっちゃってるしぃ・・・)
「も、もしかしてお昼は・・・?」
「もちろん、ラーメンじゃわい!」 (きっぱり!)
「ええー!」 (都路村名物の大ウナギもあったのになぁ・・・とほほ。)
というわけで、今回の「新・ラーメン道」は、あの有名な「らぁめん好房」体験編です。
さあ、ラーメン道、もういっちょー!!
1 煮タマゴ情報モトム!
そもそもらぁめん好房が話題となったきっかけは、Rio師範代からの次のようなレスでした。
きゃー、私のレスだわ!
Rio
ラーメンのトッピングを一つ挙げるなら、やっぱり煮卵でしょう!
どっかに煮卵のおいしい店はないかな・・。 |
すると、そのレスを載せた通信を配信するや否や、ソッコーで次のようなレスが。
Jack
隠れラーメンファンとしては沈黙を守ろうと思っていたんですが、つい「煮卵」という単語に触れてからは勝手に手が動いてこうして返信しています。
個人的には、喜多方ラーメン系が好きで、郡山では(須賀川に住んでます)北方(ほっぽう)なんぞにいって大盛り肉そばあたりを注文していたのですが、そんなある日・・・
「Jack(←わたしです)は須賀川だよね」
「うん、なにか?」
「須賀川でもあんなおいしいラーメンがあるんだね!」
「えっ??そんなとこあるの??」
「ラーメン好房!」
「ふ~~~ん、じゃのぞいてみるよ」
というわけで、早速行ってみると・・・店の外に漏れる魚系の匂い(-_-;)
あぁ~~~だめだ!この匂い・・・
そうなんです!Jackは魚系が嫌い(-_-#)
でもせっかく来たんだからとお勧めの好房ラーメンを頼みました。
合わせて煮卵(味玉といいます)も・・・
でてきたラーメンは背脂が浮いてかな~~~り、うまそうです。
チャーシューも多め(4枚ほど・・)全体にいい表情をしています。そしてスープを一口・・・なんだこの味はっ!
んまいぞ~~~
いいじゃないか、うん、うん。いいぞなかなか・・・と、その勢いのまま一気に最後の一滴までいっちゃいました~~~(笑)
煮卵は半熟でとろ~~~りで、あわててもう一個追加(笑)
2日後、気づくとまた、ラーメン好房のカウンター席に座っていたJackでした。
お店情報
ら~めん好房
住所: 須賀川市大字小作田字谷地1-2(JOMOの向かい)
電話: 0248-79-2012
営業時間: 11:00~19:30
定休日: 不定 主に1, 11, 21, 31(下一桁が1の日)
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でもって、このJackさんのレスを配信すると、今度はまたまた同意者が・・・。
Kou
岸波通信 その65 「僕のラーメン道3」届きましたぁ~!
Jackさん情報の、ら~めん好房は、私も未来博の時に行きました。そうそう、魚系のスープがウリでしたっけ。
味・・?アハハ、忘れちゃいましたぁ(^o^)! |
おっと、 こちらは味を忘れたとありますが、それにしても隠れた名店であることは、もはや間違いない!
しかしながら、須賀川方面にはトンと出張の機会が訪れず、この好房のことは、しばらく記憶に埋もれていたのでありました。
だが、今はまさに千載一遇のチャンス!
さあ、僕となっちヤンを載せた車は、らぁめん好房へとまっしぐら・・・。
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店内の様子
(らぁめん好房)
←みんな漫画を読んでいる。 |
2 好房はいずこ?
「ところで・・・まっしぐらはいいんですが、店はどこにあるんですか?」
「おっとー、そうじゃ! ・・・町中だろう、多分。」
「ええー! 師匠、知らないんですか?!」
「ワシの野生の勘がそうささやいておるでな。
ま、あのコンビニで聞いてくるか・・・一応な。」
(しばしあって・・・)
「どでした? やはりこの近くの町中で?」
「あ、いや町外れだそうじゃ。
運命の女神も時として盲いることがある。うぉっほっほっほ。」
「・・・・・・。」
そんなこんなで、ようやく到着した「らぁめん好房」は、母畑温泉へと向かう道沿いの町外れ。
うっかりすると通り過ぎてしまうくらい、さりげない店構えです。
さては通り過ぎたのでは・・・?
店構えの写真を一枚撮影した麺道斉師匠は、さてと店の扉を開けると・・・
「うぉっ!」
「どしました?(扉閉めちゃって・・・)」
「店内の空気が・・・」
「空気が?」
「イリコ色に染まっておる!」
「ええー!」
Jackさんが言うところの「魚系の匂い」とはこれかぁと思いながら、とりあえず席について、なっちヤンは「好房らーめん」を、麺道斉師匠は「ワンタンメン」の二倍盛+味玉を注文。
店の中にはお客が8名ほど・・・みんな、漫画の単行本を棚から持ち出して広げている。
メニューを見ると、ラーメン400円はかなり良心的な値段。
オススメの味玉は50円、麺大盛は100円増しとあるが、1.5倍でも2倍でも値段は同じとある。
店を忙しそうに切り盛りをしている女将さんは、年はいっているが中々の美形。
周りを見回すと、ほとんどが「好房ラーメン」+味玉を食べているようだ。
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メニュー
(らぁめん好房) |
「はい、おまちどう!」
あっという間に注文品が到着。
写真を撮る手間ももどかしく、二人は早速、麺をたぐりはじめる・・・。
「いやぁ、強烈だなぁ!」
「ぜいたくですねぇ。」
いずれの麺も“もうこれで限界”というくらい、贅沢にイリコを使ってダシを取ってある。
ワンタンは皮厚目で、挽き肉にはごま油で味付けがしてある。
好房ラーメンの方には、表面に豚の背脂が流してあり、これがとっても旨そうだ。
それにしても超・濃厚なイリコダシ・・・しかも苦味が出ていないということは、煮込まずに湯にくぐすくらいの一番ダシだけを使っているのだろう。
「クセになりそうだなぁ!」
「すごく個性的で、忘れられない味です。」
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ワンタンメン+味玉
(らぁめん好房) |
二人は満足して店を後にしたものの、そこで思わずカオを見合わせる・・・
「細かったね・・」
「細いです・・九州ラーメン風でした。」
「あんなにうまいスープなのに・・」
「麺はやっぱりぃ・・・極太平打縮れ麺ですからぁ!」
「残念っ!!」
喜多方生まれのなっちヤンと喜多方ラーメンで麺道開眼した麺道斉師匠・・・
二人は、喜多方の太麺であのラーメンを食べたかったと悔やみながら、ギター侍のポーズをとったのでありました。
/// end of the“その7「らぁめん好房はいずこ?」” ///
《追伸》
僕は、好房で食べて帰ってきてから、大きなショックを味わうことになりました。
というのも、ネットを見ていたら、実は好房ラーメンでは、頼めば「太目の縮れ麺」にしてもらえるのだそうな!
(←なんだ、あったのかぁ!)daddy
やはり、喜多方ラーメン好きの誰かが僕らと同じコトを考えて店主に話したのでしょうね。
ここのラーメンは、あの美味しさにしてあの値段ということで、会津っぽ同様、非常にコスト・パフォーマンスに優れていると思います。
そして、あの個性的なイリコダシ・・・どっかで食べたことがあると感じて考えてみましたら、5年ほど前に好んで食べていた大変美味しいインスタントつけ麺が同じ味だったと思い出しました。(現在は製造中止のよう。)
「そっかー、あのスープはつけ麺に合うなぁ・・」と思っていたら、ネットにこんな書き込みが・・。
須賀川にもおいしいラーメン屋がたくさんある。
中でもオススメは2軒。
『らーめん好房』と『正華飯店』だ。
醤油系が食べたいときは「好房」。
味噌系が食べたいときは「正華」と決めている。
特に、夏場は「好房」の【つけ麺】が絶品。
これはオススメ!!
おっとー、こっちもあったのかい!
次回は是非、夏場のつけ麺に挑戦してみたいと思います。
では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See
you again !
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好房らーめん
(須賀川市)
←Jackさんオススメ! |
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