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  BGM "夢日和" by My WORLD

 

 
今回登場するメンバー
岸波岸波フレディフレディJACKJackなっち様なっちヤン
好山楽翁好山楽翁daddydaddy
 

Our Way of Ra-a-men 6Rio

岸波岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!

 退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!

 “愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またやって参りました。

 今日(2月22日)火曜日の午後に、僕の勤務する県林業公社に顔を出してくれたのは、何ともうれしい「通信」読者のお二人でした。

 さあ、そのお二人とは・・・

会津に向けて心ははやる

会津に向けて心ははやる

(磐越自動車道)

フレディフレディ「やあ、岸波さん、お久しぶり!」

岸波「おっ! フレディ君、ようこそ! よく来たね。」

JACKJACK「や、こんちわ! いつもどーも!」

岸波「あらら、JACKさんまで! 今日はうれしいなぁ。」

フレディ「今日は、イベントのキャンペーンにお邪魔したんです。でも、いつも「通信」の配信をありがとうございます!」

JACK「新・ラーメン道も始動したようで、ますます楽しみです!」

岸波「うわっはっは! ここにはいい相棒がいましてねぇ・・・そうそう、皆さんもよくご存知の“キャメラの魔術師”、あの名作『HANABI』を撮ったなっちさんですよ!」

なっち様なっちヤン「や、どーも。」

岸波「そしてホラ、いつも“離婚覚悟”で夢に突っ走っている好山楽翁師匠!」

好山楽翁好山楽翁「どーも・・・いつも命がけです。

岸波「うわっはっはっは! 実は昨日も喜多方に行って来ちゃいましてね・・・」

 ということで、今回の「新・ラーメン道6」は、喜多方ラーメン最新事情・・・なっちさんオススメの新進気鋭の喜多方ラーメン店「来喜」に関するホットな話題です。

 さあ、ラーメン道、もういっちょー!!

line

 

1 新店情報!Rio

 “明日は朝から喜多方へ出張”と言うことで、何故か心ウキウキしながら、まめしばさんの「ドイツ旅行記part4」でも編集しようかとPCを開くと、そこには次のようなメールが・・・

なっち様なっちヤン

喜多方ラーメンのおいしい場所紹介します。

店の名前「来喜(らいき)」℡0241-25-7781 主人は、佐藤公威。

場所喜多方市慶徳町豊岡字木曽原、県道「喜多方.西会津」線のJA会津いいで慶徳支所近く。

一押しは(ラーメン)(味噌タンメン)!

おみやげは 製麺の老舗「蓮沼麺」黄色いパッケージ入り「ばんえつ物語号」の音の出るパッケージもあるよ。

場所は同じ県道を喜多方市内に進み、JAの交差点より信号四ツ目の先、約50m左手。

お店では サービスの「ところてん」を自分でついて食べられます。

     以上なっちヤンでした

 おー、幸先イイではありませんか! Good Timing!!

 しかも今日は、僕たちのラーメン道の“ラーメン研究会”旗揚げの日。

 これからメンバーとともに、白石市にあるという刀削麺の専門店の取材旅行に行こうとしているところ。

 こりゃあ、二日連続で、またまたラーメン付いてしまいそうだぁ!

 ということで、明くる月曜日・・・。

 僕は午前中の仕事を北会津で済ませると、国道121号線を一路、喜多方に向けて車を走らせるのでありました。

遠く雪景色

遠く雪景色

(会津盆地)

 喜多方の街を横切ると、今度は蕎麦の名所山都町へと向かう道路をひた走る。

 遠く飯豊連邦に連なる雪景色が目にまぶしい。

 そして、磐越西線の線路をまたいで間もなく、昔、修験者の道場であったという「長床」を目前にした十字路・・・ありました、あれこそ噂の「来喜」に違いありません。

 店の正面横には、“喜多方拉麺会”の大ノレンが見えます。

Rioなんかオイシソーな店ね!

来喜

玄関

(来喜)


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2 来喜の歓喜!Rio

 店の中には、お客が12~3名。手前のテーブル席の奥には広い座敷が続いています。

 ちょうど、大口の団体客が引けた直後のようで、座敷にズラリ並んだどんぶりをオカーサンがかたずけているところ。

ちょー、ラッキー!

 なっちさんの情報によれば、一押しは味噌ラーメンとのこと。

 喜多方と言えば、本格醤油味の正統派ラーメンの店がひしめく街で、ファンも多い。

 ここで味噌味をメインに据えるというのは、よほどその味に自信アリと考え、迷わず味噌ラーメンを注文。

 しかし、心に期する“秘策”があるため、あえてお決まりの“大盛”は注文せず。

 ほどなく、オカーサンがコップを持ってくる。

オカーサン「はい、どーぞ!」

岸波「はい・・・あれ??」

 オカーサンの置いていったコップは何故か水が入っていない空コップ。

 ポカンとして辺りを見回すと、壁に「水はセルフで!」の文字が。

 確かに、僕自身もほとんどラーメンで水を飲んだことがないので、その方が合理的なのだろう。

 そして、間もなく待望の味噌ラーメンが到着!

オカーサン「おまちどー!」

味噌ラーメン

味噌ラーメン

(来喜)

 白味噌スープの優しい芳香が立ち上り、そこはかとないニンニクの香りがいやがオウにも食欲を刺激する。

岸波「いっただきま~すっ!」

 つい、勢いが付いてしまったので、自分の大声に自分でテレル。

岸波「おぉーっ、コレだぁ!」

 やはり、ラーメンは喜多方の幅広太麺に限る。

 たっぷり野菜のえも云われぬ滋味が深いコクの味噌スープと相俟って太麺に絡んでくる。

 しかもうれしいのは、たっぷり乗った挽き肉・・・・ん?待てよ。

 これは挽き肉ではない!

 このジューシーさ、表面を焼いた香り・・・・なんと、極ウマのチャーシューをわざわざ細かく刻んで挽き肉風にしているではないか!

 法悦・・・

 細切れ肉とニンニク味噌の懐かしいような優しいようなハーモニーに気持ちまで満たされて行く・・・。

岸波「くーっ、このために生きてるぅ!」

 しかぁしっ!

 いかにスープが美味しかろうと、“秘策”のために飲み干すワケにはいかない。

 つまり・・・この後で、もう一軒、ハシゴをするのだっ!

ええー!

 ここは、ココロを鬼にして・・・。

 しかしなぁ・・・なんて美味しいスープなんだ。

 もうちょっとだけ・・

岸波「あっ! 底の方に、こんなに極ウマチャーシューが沈んでるっ!」

 仕方ない・・・これでカンベンしてやる・・・もうちょっとだけ。

 ホントに、もうちょっとだけ・・・

 「ぷはーっ!」岸波

 あ、いかん! 全部、飲んじまったい!!

やっぱりー!

 さあて、前回に続き二回連続の“一生の不覚”。

 果たして、目指すもう一軒には辿り着けるのでありましょうか?

 この続きは、回を改めて!

 

/// end of the“その6「「来喜」の歓喜!」” ///

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《追伸》

 この来喜のご主人は、前回の巻末でご紹介した喜多方ラーメンの老舗「陽華桜」で修行をしていた人。

 味噌ラーメンというのは、個性を出すのがなかなか難しいのですが、ここのポイントになっているのが、たっぷりの刻みチャーシューです。

 僕は、味噌ラーメンには挽き肉が絶対に合っていると考えている方で、挽き肉と味噌スープのハーモニーには一家言あるのですが、ここ来喜のマッチングはまさに絶妙です。

 喜多方からの帰り道、運転しながらお昼に食べたこの味噌ラーメンの記憶が蘇り、何度引き返そうと思ったことか。

(←おいっ!)daddy

 ただし、ここの麺はやや柔らかめに茹でてあるので、堅めが好きな人は、あらかじめ「麺、堅め」と頼んだ方がいいでしょう。

 それにしても、今回の味噌ラーメンとの出会いは、大きな収穫でした。

 なっち様なっちさん、どうもありがとうございました。

 では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See you again !

「来喜」前景

「来喜」前景

(喜多方市)

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