こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
すべてを消すために、
あの男がやってくる。
これは1996年公開のチャック・ラッセル監督、シュワちゃんが主演した『イレイザー』のキャッチコピー。
今週の当番は、カリスマ彰氏です。
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イレイザー
(C)1996ワーナー・ブラザース映画
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ああ、コレねぇ・・昔、見たっけな。
ところで、彰がアクション映画を語るのって珍しくないか?
さて、その内容は?

◆『イレイザー』(1996年 チャック・ラッセル監督 1時間55分)
アーノルド・シュワルツェネッガー主演
音楽界のスーパースター バネッサ・ウィリアムス共演
スーパー・アクション超大作!!
カリスマ彰 こんなアホなアクション映画をついつい見てしまった。シュワルツェネッガー主演の「イレイザー」(1996年 チャック・ラッセル監督 1時間55分)だ。
シュワルツェネッガーは、連邦保安官で証人保護プログラムのエージェント。
「すべてを消すためにあの男がやってくる」というキャッチコピーはちょっと違うんじゃないかね(笑)。
「彼はあなたの過去を消し、あなたの未来を守る」が本当のキャッチコピーです。
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イレイザー
(C)1996ワーナー・ブラザース映画
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そんなことはどうでもいいぐらいシュワちゃんが大活躍して、証人を保護する。
この証人が関わっているEMガンという電磁銃というのが凄い破壊力なのも見どころなのだ。とにかく打たれた人間が豪快に吹っ飛ぶのだ。
以下あらすじ。
◆『イレイザー』(1996年)のあらすじ
全米屈指の防衛兵器会社、サイレックス社に勤めるリー・カレン(ヴァネッサ・ウィリアムス)は、最新鋭のスーパー兵器EMガン、別名“レール・ガン”にまつわる陰謀を知り、証拠物件の入ったディスクを盗み出す。
リーの安全確保のため、イレイザーことジョン・クルーガー(アーノルド・シュワルツェネッガー)が出動したが、彼女の家を早くも敵が襲撃。クルーガーはリーを救い出すと、彼女の過去を消し、彼しか知らない場所に彼女の身柄を預けた。

一方、証人保護プログラム下に置かれた証人たちが次々に殺される事件が発生。どうやら裏切り者がいるらしい。
以下はネタバレになるので割愛。 |
この映画の主題歌も歌っている黒人のヴァネッサ・ウィリアムス(1963年3月18日生まれ)が凄い美人なのが、まずこの映画を見てしまった理由。
wikiで調べたら、1983年に第59代のミス・アメリカだった。アフリカ系アメリカ人としては初のミス・アメリカだという。
ヴァネッサ・ウィリアムス
この他に、ジェームズ・カーン(1940~2022)、ジェームズ・コバーン(1928~2002)という懐かしい名優が重要な役を演じているのだ。もう2人とも故人である。
いかにも1990年代らしく、映画がバブっていた頃の映画だ。
アクション映画は見ないことにしている私が仕事を忘れてついつい最後まで見てしまったのも分からないではない。

同じイレイザーものでも「イレイザーヘッド」(1977年 デヴィッド・リンチ監督 89分)というリンチ監督のデビュー映画もあるけどなあ。
こっちはシュールな傑作だ。両方の映画を見ているのは雑食系ファンか評論家ぐらいだろうが。
/// end of the “cinemaアラカルト457「ついつい最後まで見てしまった
1990年代のシュワちゃん映画「イレイザー」」”///

(追伸)
岸波
う~ん、兵器の破壊力がもの凄かったのは覚えているが、あとは記憶にない。ストーリー的にも演技的にも特に見るところは無かった気がする。
それにしてもデヴィッド・リンチのデビュー作「イレイザーヘッド」は究極のグロ映画だよね。もうSFの範疇を超えてる。
てか・・噂を聞いて見るのをやめた。こんなのを観たら一生トラウマになりそうだし、悪夢に憑依されるのがオチだから。
「傑作」と呼ぶのもどうかなと思うぞ。
ある意味、マルキ・ド・サドの悪魔的世界を10倍返しにして実写化したような作品・・だと思う。
僕が映画に求めるのは、やっぱり感動やカタルシスなんだな。
では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !
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イレイザー
(C)1996ワーナー・ブラザース映画
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