こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
なぜ死にたいか――
なんて聞いてくれるかな?
殺してくれること絶対確実の
コントラクト・キラーを雇ったんだから……
これは、1990年公開のアキ・カウリスマキ監督『コントラクト・キラー』のキャッチコピー。
今週の当番は、カリスマ彰氏です。
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コントラクト・キラー
(C)Villealfa OY
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今回は2024年回顧の映画編。
ベスト20を挙げて、そのうち第一位に輝いたのがこの『コントラクト・キラー』でした。
さて、その他のラインナップは?

◆2024年映画ベスト20
カリスマ彰 2024年に見た映画からベスト20を挙げた。
総本数はオペラ映画を入れると60本。うちyoutubeの無料映画が20本ほどあるが、水準以上は「大いなる遺産」(マーク・ニューエル監督)「炎のデス・ポリス」「ロスト・イン・マンハッタン」「フォーリング・ダウン」など。
【2024年映画ベスト20(カッコ内は監督)】
1.コントラクト・キラー(アキ・カウリスマキ)

2.真夜中の虹(アキ・カウリスマキ)

3.パラダイスの夕暮れ(アキ・カウリスマキ)

4.マッチ工場の少女(アキ・カウリスマキ)

5.ハワーズ・エンド(ジェームズ・アイヴォリー)

6.2001年宇宙の旅(スタンリー・キューブリック)
7.テルマ&ルイーズ(リドリー・スコット)
8.ファントム・スレッド(ポール・トーマス・アンダーソン)
9.オートクチュール(シルヴィ・オハヨン)
10.暗殺の森(ベルナルド・ベルドルッチ)
11.ピアニスト(ミヒャエル・ハネケ)
12.フィッツカラルド(ヴェルナー・ヘルツォーク)
13.OLD(M.ナイト・シャマラン)
14.ディーバ(ジャン=ジャック・ベネックス)
15.シンドラーのリスト(スティーヴン・スピルバーグ)
16.月の寵児たち(オタール・イオセリアーニ)
17.サイドウェイ(アレクサンダー・ペイン)
以下3作は日本映画を選んだ。
18.大河への道(中西健二)
19.武士の家計簿(森田芳光)
20.たそがれ清兵衛(山田洋次) |
2024年はアキ・カウリスマキ監督の発見に尽きるのではないか。ここに挙げた4本以外にも2本見た。
どうってことないし、センチメンタル過ぎるという言われそうだが、「だから、どうした?」という骨太さがある。
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コントラクト・キラー
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念願だった「フィッツカラルド」が見られたヘルツォークも他に「アギーレ/神々の復讐」「ヴォイツェック」も見た。怪優クラウス・キンスキーに依るところが大きい。
『フィッツカラルド』
監督別で一番見たのはM.ナイト・シャマランで、この「OLD」以外にも、「レディ・イン・ザ・ウォーター」、「ヴィレッジ」、「ヴィジット」、三部作「アンブレイカブル」「スプリット」「ミスター・ガラス」の計7本見てしまった。
かなり粗製濫造気味でもう見るのは止める。
『ミスター・ガラス』
それより、「2001年宇宙の旅」「テルマ&ルイーズ」「暗殺の森」「ディーバ」「月の寵児たち」などの再視聴した映画での発見の方が意味が大きかった。というか、驚くほど忘れているのだ。
『テルマ&ルイーズ』
このあたりちょっと怖い(笑)。
/// end of the “cinemaアラカルト453「2024年に私が見た映画ベスト20」”///

(追伸)
岸波
なるほど、こうして眺めると僕が観たことがある映画は3本くらいだ(笑)
まあ逆に彰は、アクションとかSFとかは殆ど観ないもんね。
”趣味がが違う”と言うのが、僕らのいい所なのかもしれないな。ラーメンはだいたい一致するけれど(笑)
では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !
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コントラクト・キラー
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