こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
過去を消した大富豪。
あの日から背負った大きな秘密。
これは、日本では劇場情公開されなかった2015年制作、リチャード・ギア主演『べネファクター/封印』のキャッチコピー。
今週の当番は、カリスマ彰氏です。
日本では一度、WOWWOWで放映されたことがあり、その後DVDが発売されるに当たってこの日本版タイトルが付けられました。
さて、どんな映画なのか?
◆『ベネファクター/封印』(2015年 アンドリュー・レンツィ監督 1時間33分)
過去を消した大富豪。
男が抱える親友の事故の真相とは..
カリスマ彰 youtubeで無料映画「ベネファクター/封印」(2015年 アンドリュー・レンツィ監督 1時間33分)を見てしまった。
日本での劇場公開はされなかった映画だが、「リチャード・ギア/人生の特効薬」というタイトルもあるらしい。どっちもイマイチだ。
ベネファクターは後援者とか支援者の意味。
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リチャード・ギアについては、ニューヨークのホームレスを演じた『ロスト・イン・マンハッタン』をやはりyoutubeで見たが、こういう汚れ役を最近よく演じているのだろうか。
ニコラス・ケイジやブルース・ウィリス、モーガン・フリーマンみたいにならなきゃ、いいが。
『ベネファクター/封印』のあらすじは以下。
◆『ベネファクター/封印』のあらすじ
フランシス・ワッツ(フラニー/リチャード・ギア)は裕福な高齢者だったが、親友が事故死してからというもの、世捨て人同然の暮らしを送っていた。
そんなある日、フラニーの前に親友の娘とその夫(オリヴィア/ダコタ・ファニングとルーク/テオ・ジェームズ)が現れた。
自分が理事長をしている病院の医師として失業中のルークをスカウトするなど、2人との交流を通して、フラニーは徐々に生気を取り戻していったが、彼には誰にも話せない秘密があった。 |
非常に出来の悪い映画だった。
自分の悪ふざけで親友夫婦を交通事故で亡くした男の罪悪感を描いているが、その引きづり方が尋常じゃない。なんとも人間としては弱い。
しかし、事業家としては大成功しているのが不思議。そして、誰にも話せない「秘密」というのが、なんとも期待ハズレ。
『ベネファクター/封印』
これが、「封印」?「人生の特効薬」?ふざけんじゃないよ、ッタク。
/// end of the “cinemaアラカルト432「またまたリチャード・ギアが
汚れ役を演じた映画「ベネファクター/封印」」”///
(追伸)
岸波
これは相当ひどい映画だね。そもそもレビューをしている人も殆どいない。
タイトルが大仰で「封印」が重大な秘密を持つのかと思えば、何事も起こらずただのヤク中親父の転落人生を描いているだけ。
いったい何を「封印」したんだ? ヤク中になったってことか?
彰も書いているけれど、もしかしてリチャード・ギアも晩年のブルース・ウィリスと同じように認知障害を発祥していて、金儲けをたくらんだ誰かに無理やり出演させられたんじゃないだろうか。
「人間、退け際が肝心」とは、よく言ったものだ。
では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !
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