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「Glidin'」(TAM Music Factory)
by 岸波(葉羽)【配信2024.6.8】
 

◆この記事は作品のストーリーについて触れています。作品を実際に楽しむ前にストーリーを知りたくない方は閲覧をお控えください。

 こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。

 誰が本当の敵か、見極めよ

 これは、2022年公開のグラント・S・ジョンソン監督『エージェント・ゲーム』のキャッチコピー。

 今週のcinemaアラカルトはカリスマ彰の当番です。

エージェント・ゲーム

C)2022Project Infinity. Taylor & Dodge.

 今回は、観てはいけない映画の警告ラインナップ。

 さて、どのへんがダメダメなんだ?

 

カリスマ彰 昼飯がもり蕎麦1杯だったので、早目の夕飯を5時ごろに、大相撲五月場所(国技館)をTVで見ながら食べた。

 ビールとワインをかなり飲んだので、眠くなり6時半ごろに仮眠のつもりで布団に入って寝た。そうしたら夜中の10時半に起きた。朝の10時半だと勘違いしたが、中途半端に起きてしまった。

 頭が冴えているので、映画でも見るしかないなあと番組を探す。録画済みの名画ではなく、軽いタッチのTV放映中の映画を探した。

 それから3つ映画を続けて見たが、これがいずれもワケの分からんトンデモ映画だった。自信を持ってこの3つの映画には近づいてはいけない!と言える作品。

 一応、あらすじはコピーしときますが、とにかく近寄らない(見ない)ことをお勧めします。

◆『エージェント・ゲーム』(2022年 グラント・S・ジョンソン監督 1時間39分)

 誰が本当の敵か、見極めよ

 テロリストを尋問するCIA諜報員が殺人の濡れ衣を着せられてしまう。

 死んだ相棒の敵討ちと自分の汚名をそそぐため、敵対する者たち全員を打ち倒そうと罠を画策する―。

エージェント・ゲーム

C)2022Project Infinity. Taylor & Dodge.

 なお写真の悪相の男(メル・ギブソン)↑は、汚名をそそごうとするCIA諜報員ではない!濡れ衣を着せようしたCIAのお偉いさん!

 100点満点で40点。

◆『ヴェンデッタ』(2022年 ジャレッド・コーン監督 1時間36分)

 復讐だけが 救済か

 

 元海兵隊員のウィリアム・ダンカンは、戦いから離れ家族と平穏に暮らしていた。

 ある日、ウィリアムは立ち寄った料理店でギャングの無差別殺りくに遭遇し、愛娘を目の前で惨殺される。

 ウィリアムの必死の反撃により主犯格のダニーは警察に逮捕されるが釈放されてしまう。これに怒ったダンカンは復讐の鬼と化して...。

 なお写真中央のブルース・ウィリスは復讐の鬼じゃなくてその対象です。

 100点満点で20点。

◆『ブラッド・チェイサー 呪術捜査線』(2023年 ジョージ・ギャロ監督 1時間32分)

 命をかけて捕らえろ!

 

 イタリア・ローマ。夜の街を全力疾走する男。彼を追跡する刑事の銃撃にもひるまず、立ちはだかる警官を鋭利な刃物で瞬殺し、その男は闇に消えた。

 アメリカ・ミシシッピ州。若者が犠牲となる連続誘拐殺人が発生する。遺体は身体の一部が切り取られていた。

 殺人課刑事ボイド(C・ハウザー)が捜査を開始。しかし、事件の異様さから捜査は難航、遺留品からアフリカが関係しているとみたボイドは、アフリカ民俗学の権威マックルズ教授(M・フリーマン)に協力を要請する。

 マックルズ教授の知見から、これらの殺人が呪術のための生贄の儀式であることを突き止める。そして、イタリアの刑事から同様の事件が起きていることを知る。

 次の事件を食い止めるべくマックルズとボイドが捜査に奔走する中、事件にはさらなる謎が隠されていた。

 写真は大学教授なのに何故か拳銃を握っているモーガン・フリーマン!

 100点満点で15点。

 

/// end of the “cinemaアラカルト420「見てはいけない!
夜中に目覚め見てしまったトンデモ映画3本
」”///

 

(追伸)

岸波

 いやいやいや・・このラインナップは酷い、酷すぎる。

 最初の『エージェント・ゲーム』などは、映画.comの視聴者評価で5段階の「0.5」だった。こんな数字は見たこと無い。(外の二作も同じようなレベル)

 だいたい主役でもないメル・ギブソンのスチール写真ばかりだし、他の二作もブルース・ウィリスやモーガン・フリーマンが主役じゃないのに写真が一番大きいし、「あやかろう」という下心がミエミエだ。三人の監督の名前も聞いたこと無いしな。

 最近思うんだが、Amazonプライムでも外のストリーミング媒体でも、数を稼ごうとして駄作をぎゅうぎゅう詰め込んでる感じがする。

 確かに選択肢の多さも重要だが、観た人間が間違いなく閉口するような作品まで並べるってのはどうなんだろうな。

 Amazonプライムは大金かけて作ってるオリジナルがつまらな過ぎて打切りになったりしてるし、Netflicsは韓国映画に寄りかかってるし、ディズニー+は選択の幅が極端に狭いし、日本の制作会社やTV局は自社作品だけ囲い込んで課金させようとしてるし、録画の手間がある衛星放送はオワコンな気がするし、どの媒体も満足にはほど遠いんだよな。

 もっと革新的なビジネス・プランが出てこないかな・・と思うよ。

 

 では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !

エージェント・ゲーム

C)2022Project Infinity. Taylor & Dodge.

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To be continued⇒  “cinemaアラカルト421” coming soon!

 

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