こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
会社は戦場だ。
これは、1989年公開の舛田利雄監督『社葬』のキャッチコピー。
今週のcinemaアラカルトはカリスマ彰の当番です。
おや、全く記憶にない。当時は公共投資拡大推進の時代で、僕は土木部でわき目も振らず公共事業担当をやっていたんだっけ。過労死した奴もいたっけなぁ・・(遠い眼)
という事で、彰にお任せ!
◆『社葬』(1989年 舛田利雄監督 2時間10分)
会長退任、社長九死――
そして始まる熾烈な
派閥争い。
「これはサラリーマン必見の映画!」
カリスマ彰 youtubeで無料放映していた映画「社葬」(1989年 舛田利雄監督 2時間10分)を見た。
東映シアターオンラインというヤツでかつての東映の映画が結構アップされている。
まさにバブル経済崩壊の1年前に公開されて映画で、その時期の大手新聞社(読売新聞がモデルだろう)の派閥争いを描いている。
映画自体はまずまずだが、さすがに35年前で古めかしいし、変なところもあるのだが、我々にとっては、懐かしい俳優が数々登場している。
俳優たちが登場するたびに「おう」「へえ」「ええ?」とか深夜に声を出してしまう。
緒形拳、江守徹、中丸忠雄、十朱幸代、高松英郎、若山富三郎、根上淳、加藤武、野際陽子、吉田日出子、イッセイ尾形、小松方正、北村和夫、不破万作、小林昭二、頭師孝雄、芦田伸介。若いところでは、佐藤浩一、船越英一郎、藤真利子、井森美幸。
この21人、ほとんど知っているという方はかなり歳食ってますよ(笑)。
新聞社社長の高松英郎が腹上死する相手が見習い芸妓の井森美幸っていうのが笑えた。
社葬にモーニング着て来て上司から「モーニングなんて役員だけ。平社員のお前がなんで着てる。駐車場で車に指示でもしてろ」と叱責されるイッセイ尾形の怪演も笑えた。
また認知症でパーティーや会議でメシを食いまくる小松方正が異常な演技。
◆『社葬』allcinema ONLINEの解説から引用
日本を代表する大手新聞社の社長が急死したことから起こる次期社長を巡る壮絶な社内抗争の模様を描いたドラマ。監督は「首都消失」の舛田利雄。
日本有数の大手新聞社のひとつ“太陽新聞”。会社は現在、会長派と社長派に割れ、激しいつばぜり合いをしていた。両派が多数派工作に奔走するさ中、社長が腹上死してしまう。これによって“次期社長”を巡る抗争は一気に激烈さを増し、社内は混迷の度を深める……。 |
/// end of the “cinemaアラカルト417「無料youtubeで映画「社葬」を見て
懐かしさこみ上げる」”///
(追伸)
岸波
これって、コメディじゃないんだよね?
出演者についてフル・クレジットで確認したが、実に錚々たる顔ぶれだね。
そう言えば、子供の頃に見た東映の『次郎長三国志』とか時代劇のスチール写真を確認した時も、後の大御所俳優たちが三下の端役で大勢出ていて笑えたなぁ・・そんな感じで観ればいいのかな?(笑)
では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !
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