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「Glidin'」(TAM Music Factory)
by 岸波(葉羽)【配信2024.3.30】
 

◆この記事は作品のストーリーについて触れています。作品を実際に楽しむ前にストーリーを知りたくない方は閲覧をお控えください。

 こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。

 W主演アカデミー賞でも激突!!
 92%絶賛!!

 これはクリスチャン・ベールとマット・デイモンがW主演した『フォードvsフェラーリ』のキャッチコピー。

 今週のcinemaアラカルトはカリスマ彰の当番です。

フォードvsフェラーリ

C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

 二人とも久しぶりに観る大スターですね。お元気だったのでしょうか?

 それはさておき、映画の出来は?

 

◆『フォードvsフェラーリ』(2019年 ジェームズ・マンゴールド監督 2時間33分)

 絶対王者に挑め!

カリスマ彰 TV放映映画録画集から映画「フォードvsフェラーリ」(2019年 ジェームズ・マンゴールド監督 2時間33分)を鑑賞。

 レース映像が実に素晴らしいと驚嘆する。「トップガン」のカーレース版というところか。

フォードvsフェラーリ

C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

 映画の作り方は昔の熱血浪花節映画みたいで懐かしい。クリスチャン・ベールとマット・デイモン主演じゃなきゃ録画しない映画だ。

 フォード社の業績が悪化して社勢回復のためにル・マン24時間耐久レースにチャレンジすることになるが、その前にル・マンの絶対王者フェラーリ買収に動くが、結局フェラーリはフィアット傘下になる。

 そのために買収価格を釣り上げるためのフォード接近だったなんていうのはなかなか面白い。事実なのかな。

 「フォードvsフェラーリ」

 クリスチャン・ベールが演じるドライバーがかなり専門的なアドバイスをフォード・スタッフにするのだが、そのあたりを車作りに反映させる過程とかをもう少し丁寧に説明してほしかったが、とにかく迫力あるレース映像と浪花節で押そうという荒っぽい映画になってしまっている。

フォードvsフェラーリ

C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

 クリスチャン・ベールはその辺りの町の修理工場のオヤジという感じを出し過ぎではないかと思うが、マット・デイモンはフォード社とドライバーのクリスチャン・ベールを繋ぐ元トップドライバーのやり手という感じをいつものように上手く演じている。

 ただ、丸顔であるためか、額が広いためなのか、着用サングラスが恐ろしく似合わない(笑)。これ、笑っちゃうほどで、なんとかならなかったのか。

 「フォードvsフェラーリ」

 クリスチャン・ベールの女房役(カトリーナ・バルフ)というのが実に目立たない女だが、借金まみれの町工場の女房役にしてはちょっとゴージャスという中途半端な存在。

 その息子を登場させて熱血浪花節感を盛り上げようというのも上手くいっていない。

 脇役ではヘンリー・フォード2世役(トレイシー・レッツ)というのが好演だった。こんな上手い役者は掃いて捨てるほどいるんだろうな。

◆『フォードvsフェラーリ』allcinema ONLINEの解説から引用

 マット・デイモンとクリスチャン・ベイルの共演で熱き男たちの不可能への挑戦を描いた感動の実話ドラマ。1960年代後半のル・マン24時間レースを舞台に、アメリカ最大の自動車メーカー、フォード社から絶対王者フェラーリ打倒を託されたはみ出し者2人のプライドと情熱を懸けた戦いの行方を、リアルを追求した迫力のカーレース・シーンとともに描き出す。監督は「LOGAN/ローガン」「3時10分、決断のとき」のジェームズ・マンゴールド。

 1950年代後半にレーサーとして活躍するも心臓を患い引退を余儀なくされたキャロル・シェルビー。今はスポーツカーの製造会社を立ち上げ、気鋭のカー・デザイナーとして活躍していた。その頃、アメリカ最大の自動車メーカー、フォード・モーター社では、ル・マン24時間耐久レースで絶対王者に君臨していたイタリアのフェラーリ社との買収交渉が進められていた。

 ところが契約成立を目前にして創業者のエンツォ・フェラーリが態度を急変させ、交渉は決裂。小バカにされた会長のヘンリー・フォード2世は激怒し、レースでの打倒フェラーリを誓うのだった。こうしてシェルビーのもとに絶対王者フェラーリに勝てる車を作ってほしいとの不可能とも思える依頼が舞い込むことに。さっそくシェルビーはイギリス人ドライバーのケン・マイルズを口説き、2人でレーシングカー、フォードGT40の改良を進めていく。しかしマイルズはレーサーとしての腕前は超一流ながら、その言動はあまりにも破天荒で、企業イメージを大事にするフォード社幹部の反感を買ってしまうのだったが…。

 

/// end of the “cinemaアラカルト409「マット・デイモンの
サングラス姿が全然イケてない映画「フォードvsフェラーリ」
」”///

 

(追伸)

岸波

 マット・デイモンが丸顔というところで、実際の写真を見たら大笑い。たしかにその通りだね(笑)

 まあ、この手の映画はあまり観ないので、感想はお任せする。

 いかにもカッコつけてるポーズとか好きじゃないというか、それだけで笑っちゃうんだな。

 でも、そういうヤツって結構、世の中に居るよね(笑)

 

 では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !

フォードvsフェラーリ

C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

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To be continued⇒  “cinemaアラカルト410” coming soon!

 

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