こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
二転三転する予想外のストーリー
借金苦の男が危険な賭けに出る。
これはヴィットリオ・マッカビーティが演出した『新・刑事コロンボ/死者のギャンブル』のキャッチコピー。
今週のcinemaアラカルトはカリスマ彰の当番です。
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新・刑事コロンボ/死者のギャンブル
(C)1992 Universal City Studios LLC.
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昔はよく観てましたね、きっと日本中が。でも今回は、新シリーズの内容より出演女優に焦点が当たっているようです。
で、どうなの?
◆『新・刑事コロンボ/死者のギャンブル』(1992年ヴィットリオ・マッカビーティ監督 93分)
Columbo: A BIRD IN THE HAND
カリスマ彰 TVのミステリーチャンネル放送分を数日前に録画していた「新・刑事コロンボシリーズ 通算61話/死者のギャンブル」(1992年ヴィットリオ・マッカビーティ監督 93分)を見る。
刑事コロンボは新旧合わせ69話(1〜45話/46〜69話)あるが、1990年代の新シリーズはだいぶ主役のピーター・フォークが疲れている感じで、ゲストスターに力点が置かれている。
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新・刑事コロンボ/死者のギャンブル
(C)1992 Universal City Studios LLC.
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アメフトチームのオーナーにはギャンブル狂いで借金に追われる甥(グレッグ・エビガン)と男好きの妻(タイン・デイリー)がいる。甥が遺産狙いでアメフトチームオーナーの叔父の殺害を計画というのがストーリーの中核。
しかし、意外な展開に。なかなか意外ではある。刑事コロンボは脚本が良く書けていてハズレがない。新シリーズはほとんど見ていないから、今後もうちょっと暇になったら見てみようかな。
アメフトチームオーナーの妻役のタイン・デイリーの下品さがたまらんが、この女優はなんと「ダーティーハリー3」(1976年、ダーティーハリーがバズーカ砲をぶっ放すトンデモ映画!)で総務課から異動した新米刑事を演じていた。
主役はダーティーハリー(クリント・イーストウッド)というより奮闘する新米刑事役を演じるタイン・デイリーだった。
「ダーティーハリー3」
イーストウッドとタイン・デイリー
こっちが今回の刑事コロンボ61話でアメフトチームオーナーの妻役で出演したタイン・デイリー。
「刑事コロンボ61話」
刑事コロンボでは64話「死を呼ぶジグソー」(1994年)でも娼婦役で出演したタイン・デイリー。
「死を呼ぶジグソー」
「同上」
1976年の「ダーティーハリー3」からわずか16〜18年ぐらい経っただけでこんなに変わってしまったのだ。いやあ、人間歳はとりたくないねえ(笑)。
それはともかく、刑事コロンボと言えば、私が高校3年生の時の12月に、土曜日の夜8時からNHKでTV放映された。オフクロと食い入るように見たのを覚えている。
海外TVドラマでこんなに必死で見たのは、他には「三馬鹿大将」「コンバット」(以上小学生時代)「プリズナーNO.6」(1969年NHK放映)くらいではないだろうか。
「コンバット」
そう考えると「名犬ラッシー」「わんぱくフリッパー」「突撃マッキーバー」を忘れてないか!ということになるが、海外TVドラマだけでこんなにあるのだから、要するにTVばかり見ていたということかな。
/// end of the “cinemaアラカルト407「久しぶりに「刑事コロンボ」見たが
タイン・デイリーの変貌に驚愕」”///
(追伸)
岸波
そうだねぇ、あの頃はまだゲームも無かったからTV番組と映画館通い、そして「ぼくら」とか「冒険王」の月刊漫画誌。(週刊誌は後から出た)
それと漫画専門の小さな町の貸本屋があちこちにあって通ってたな。あとはプラモデルとかリモコン飛行機・・ラジオを自作するキットがあって、みんな作ってたっけ。
そもそも最初はテレビも無くて、街頭テレビを見に行ったけな・・力道山とかブラッシーとかの。
やば!「あの頃」を語ると、思い出が尽きないな。
では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !
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刑事コロンボ
(C)1971 Universal City Studios LLC.
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