こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
走る核兵器。
興奮が加速する。
これは1993年制作、スティーブン・セガール主演『暴走特急』のキャッチコピー。
今週のcinemaアラカルトはカリスマ彰の当番です。
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暴走特急
(C)1995 Warner Bros. Entertainment Inc.
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というか、内容は単に「間違って観てしまった」というだけなんですが(笑)
◆『暴走特急』(1993年 ジェフ・マーフィー監督1時間40分)
疾走する謎
暴走する恐怖
カリスマ彰 正月早々やってしまった。
映画中にヴィヴァルディの宗教曲「グローリア」が使われているので有名な映画「暴走特急」(1993年 ジェフ・マーフィー監督1時間40分)がTV放映されているので録画して見た。
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暴走特急
(C)1995 Warner Bros. Entertainment Inc.
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しかし、なんでスティーブン・セガールが主演なのに「沈黙の特急」にしなかったんだろうと不思議に思いながらかなり真剣に見たが、「グローリア」のグの字も聞き取ることは出来なかった。
え、もしかして「グローリア」が使われているのは、「暴走機関車」(1985年 アンドレイ・コンチャロフキー監督 1時間51分)の方じゃないのか。
「暴走機関車」(1985年)の主役はジョン・ボイト
まさに、その通りで何せ「暴走機関車」の原案は世界の黒澤明なのだ。
我が家の家訓にしているが、スティーブン・セガール主演の沈黙シリーズの映画は見てはいけないのだ。これは映画ではなくて、コミックだからである。
「グローリア」の音楽を探して、今回沈黙シリーズ第3作の「暴走特急」を丹念に見てしまった。
それしても、なんで「沈黙の特急」とタイトリングしなかったんだろう。
紛らわしことこの上なし!
◆『暴走特急』allcinema ONLINEの解説から引用
豪華列車グランド・コンチネンタルが武装集団にハイジャックされた。持ち込んだハイテク機器によって衛星軌道上のレーザー攻撃衛星グレイザー1を掌握した彼らは、それを世界中の武器商人に高く売るために非道なデモンストレーションを決行した。壊滅する中国の工場地帯、塵と化す航空機。そしてグレイザー1のシステム設計者であった主犯デインは、最後の目標をペンタゴンとその地下の原子炉に定めた。ワシントン崩壊へのカウントダウンが始まったのだ。だが完璧で用意周到な犯人たちの計画には唯一の誤算があった。それは、その車内に戦艦ミズーリを救ったあの男-ケイシー・ライバックが乗っていたことだった……。
一部のキャラクターを除いて、「沈黙の戦艦」との関連はあまりない、続編ではなくシリーズ第二弾。列車のスピード感よりも、空間の狭さが強調されたアクション・シーンは前作以上に好調。ステルス爆破や列車衝突などの大スペクタクルがクライマックスに用意されているのもOK。ただし知力担当のE・ボゴシアンと体力担当のE・マッギルという悪役の布陣が若干物足りなさを感じさせるのは確か。前作のエリカ・エレニアック以上のハンディキャップを持たせるべく、姪のサラ(ヘイグル)が人質になっている設定にしてあるのだが、鬼のように強いセガールにはあまり関係ないのであった。 |
/// end of the “cinemaアラカルト399「映画「暴走特急」と
映画「暴走機関車」の違いが分かったあなたはA級映画ファン!?」”///
(追伸)
岸波
ぶわっはっはっは!
”これは映画ではなくて、コミックだからである”に爆笑。
allcinema ONLINEの解説にも「鬼のように強いセガールにはあまり関係ないのであった」とあって、これまた爆笑。そうだよね!
スティーブン・セガールも「沈黙」の2~3本は面白かったけど、後年に全く関係ないのにやたら「沈黙」を付けた映画が封切られて、すべて駄作だった。
しかも、プーチンにすり寄るような発言をして、またまた大ヒンシュクを買ってるよね。
絶頂で辞めておけば良かったのに、晩節を汚したな。本当に日本贔屓だったんだろうか・・というところまで訝りたくなる残念な末節だ。
では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !
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暴走特急
(C)1995 Warner Bros. Entertainment Inc.
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