こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
豪華キャスト&コーエン兄弟が仕掛ける
究極の駆け引き!
これは2003年公開、コーエン兄弟の『ディボース・ショー』のキャッチコピー。
今週のcinemaアラカルトは、カリスマ彰の当番です。
記事の原題は以下の通り。
◆連休最後に見た映画「ディボース・ショー」はコーエン兄弟最大の駄作だった!
ではカリスマ彰、お願いします。
カリスマ彰 いやあ、映画の話を探したら、1カ月前のやつしかなくて、なんと5月の連休の話ですわ。よろしくお願いします。
◆『ディボース・ショー』(2003年 コーエン兄弟監督 1時間41分)
結婚――この世で最も危険な約束。
今年のゴールデンウィーク中、家でダラダラと録り溜めていた映画(合計4本)、ドキュメンタリー(NHKBSのもう一度見たいシリーズ:ヒトラーvsスターリンが出色!)などを片付け。
競馬を観戦(2つのGⅠと3つの重賞と2つのオークス・ダービーの出走権争奪レースとかしわ記念)。
「ラ・フォル・ジュルネ」には今年もまた不参加でアマチュアオーケストラの演奏会に一度行っただけ。
あ、実は1日だけ在宅で仕事をしていたわ(5月2日火曜日)。さらに家族食事会が3回ほどあった。こんな感じかな。
で、4本目の映画として見たのがコーエン兄弟監督の「ディボース・ショー」(2003年 1時間41分)だった。
コーエン兄弟論は、最近やったばかりで比較的好意的に書いた。
コーエン兄弟
しかし、この「ディボース・ショー」、いやあ、これが信じられないコーエン兄弟らしからぬ駄作だったのだ。
ジョージ・クルーニーとキャサリン・ゼタ・ジョーンズが共演したという話題作を、ギャラに釣られて監督してしまったというコーエン兄弟らしいブラックユーモアのない凡作だった。
まあ、1時間41分という短かい尺が救いではあったが。
◆『ディボース・ショー』allcinema ONLINEの解説から引用
私利私欲に走る男女が熾烈な駆け引きを繰り広げるロマンティック・コメディ。離婚専門の凄腕弁護士と富豪との離婚で巨額の財産を手に入れようと目論む美女が、野心もあらわに激突、互いを出し抜こうとあの手この手で騙し合う姿をブラック・ユーモア満載で描く。監督・製作は「ファーゴ」「オー・ブラザー!」のコーエン兄弟。主演は「オーシャンズ11」のジョージ・クルーニーと「シカゴ」のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。
マイルズ・マッシーは、ロサンゼルスで活躍する離婚訴訟専門の弁護士。いかなる不利な状況に立たされても必ず逆転勝訴を獲得する敏腕ぶりを見せつけている。そんな彼のもとにある日、妻マリリンから離婚訴訟を起こされた不動産王レックスロスが訪ねてくる。浮気現場を撮られているにもかかわらず、1セントも払わずに済ませたいと要求。この無理難題を受けて立ったマイルズは、さっそく行動に出る。まずはマリリンをディナーに誘い出し、そのスキに探偵を彼女の家に忍び込ませてまんまとの住所録の写しを入手。やがて、それを元にマリリンを敗訴に追い込むマイルズだったが…。 |
~ということだが、おかげで1セントの慰謝料ももらえなかった悪女キャサリンは、とんでもない復讐を考え出し・・という流れ。
いやあ、この「とんでもない復讐」というのが、とんでもなくマワリクドクて、本当にバッカじゃなかろうか!策に溺れたというか、柵に躓いたというか。
/// end of the “cinemaアラカルト367「ディボース・ショウ」”///
(追伸)
岸波
あっはっはっは! 回りくどいと言えばこれほど回りくどい手練手管もないだろうな。
離婚弁護士マイルスと悪女キャサリンの騙し合いがミソだが、最終的にはすべて丸く収まる訳だな。
コーエン兄弟の作品としては、ストレートな恋愛映画で評論家の評価は良くないようだが、離婚を扱ったはずなのに恋愛賛歌に終わる結末は悪くないかも。
何より、主演の二人がキラキラ輝いているのがいいと思うよ。ラストは誰もがハッピーな気分になれるし。
では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !
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