こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
人生なんて、まるで御伽話さ。
これは2003年のティム・バートン監督作品『ビッグ・フィッシュ』のキャッチコピー。
今週のcinemaアラカルトは、カリスマ彰の当番です。
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ビッグ・フィッシュ
(C)ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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ちょっと古い映画ですが、ティム・バートン監督、最高の感動作と呼ばれる映画です。
彰のタイトルが長いのですが、プレートに書き込んだらギリチョン読める大きさになったので、原題通り。
◆新年早々幸せな気分にしてくれたティム・バートン監督の映画「ビッグ・フィッシュ」
ではカリスマ彰、お願いします。
岸波さま 次回のcinemaアラカルト原稿です。よろしくお願いします。◆新年早々幸せな気分にしてくれたティム・バートン監督の映画「ビッグ・フィッシュ」。
◆『ビッグ・フィッシュ』(2003年 ティム・バートン監督 2時間5分)
そして、幸せだけが残っていった。
ちょっと古い話で恐縮だが、今年2023年の海外映画鑑賞第1作は「ビッグ・フィッシュ」(2003年 ティム・バートン監督 2時間5分)だった。
まあ、普段ならティム・バートン監督のファンタジー映画なんて見ない私だが、正月なので見てしまったのだが、これがなかなか良かったのだ(笑)。
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ビッグ・フィッシュ
(C)ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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息子と父の確執、幸せな死の迎え方など身につまされるテーマがあったからかな。
それに役者がいい。主人公の若い頃をユアン・マクレガー、その妻役にマリオン・コティヤール、老年の主人公をアルバート・フィニー、その妻役にジェシカ・ラング、サーカス団団長にダニー・デヴィートなどなど。
加えて運命を予言する魔女、身長5メートルの大男や下半身が繋がっている双子の女などとにかく飽きさせないのだ。
ちょっと幸せな気分になり過ぎるのがタマにキズだが、新年早々イイ映画を見た。
ティム・バートン監督(1958.8.25〜)は、あれまだ64歳か。歳下なのか(笑)。
ディズニー社でアニメーターをしていたらしい。
ティム・バートン監督
初期の作品では「シザーハンズ」(1990年)を見ている。
孤独の描き方が実に深い作品で感心した。
「シザーハンズ」
「ファンタジーの巨匠」にうってつけの原作で本領発揮の「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年)は、ファンタジー嫌いな私もつい見てしまった。
「アリス・イン・ワンダーランド」
大人も子どもも楽しめる映画ではあった。
隠喩のカタチでいわゆるブラックユーモアが散りばめられているのだが、この解読はなかなか難しいのだ。
◆『ビッグ・フィッシュ』allcinema ONLINEの解説から引用
お伽話のように奇想天外な人生を振り返る父とその息子の絆を描いた心暖まるファンタジー・ドラマ。ダニエル・ウォレスの著書『ビッグフィッシュ 父と息子のものがたり』を、「シザーハンズ」「スリーピー・ホロウ」のティム・バートン監督が映画化。父が語る不思議なホラ話の数々をイマジネーション溢れる映像で綴る。主演は「ムーラン・ルージュ」のユアン・マクレガー。
出産間近の妻とパリで幸せに暮らすジャーナリストのウィル・ブルーム。彼の父エドワードは自分の人生を幻想的でマジカルな話として語り、聞く人を魅了し楽しい気分にさせる名人だった。ウィルも子どもの頃はそんな父の話を聞くのが大好きだった。しかし3年前の自分の結婚式で喧嘩して以来、父とは不和が続いていた。そんなある日、母から父の病状が悪化したとの報せを受け、ウィルは妻を連れて実家へと向かう。しかし、病床でも相変わらずホラ話を繰り返す父と、父の本当の姿を知りたいと願う息子の溝はなかなか埋まらなかった…。 |
/// end of the “cinemaアラカルト352「新年早々幸せな気分にしてくれたティム・バートン監督の映画「ビッグ・フィッシュ」」”///
(追伸)
岸波
僕が入院している時、この主人公の父親みたいな大ボラ吹きの老人が居た。
話がとても面白く、どこまで本当の話が見当も付かなかったが、映画ではその空想と思われた人々がお葬式に現れるんだね。
きっとあの爺さん・・既に生きてはいないだろうが、とんでもない話にはある程度の真実の裏付けがあって、脚色して話していたんだろうなと思う。
映画では、最後に息子が父親のことを再び理解して幸せな結末を迎えるところがいい。
多分、ティム・バートン監督自身が人生に対して優しい眼を持った人物なのだろうと思う。
では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !
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ビッグ・フィッシュ
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