こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
最後に笑うヤツは誰だ。
これは2001年公開、フランク・オズ監督による『スコア』のキャッチコピー。はてさて誰なんでしょう?
今週のcinemaアラカルトは、カリスマ彰の当番です。
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スコア
(C)2001MP Film Management TS Oroductions &Co.KG,andParamount Pictures.All Right Reserved.
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今回のコンセプトは”初老の犯罪者が罠に落ちるなんとも身につまされる犯罪映画”二本でございます。元々のレビュータイトルは以下。
◆『ロバート・デ・ニーロが金庫破りを演じるなんともシマラナイ映画「スコア」』
◆『25年もムショにいた詐欺師を襲う悲劇を描いたラストが酷すぎる映画』
ではカリスマ彰、お願いします。
岸波さま 初老の犯罪者が罠に落ちるなんとも身につまされる犯罪映画2本です。2本目はすぐ送ります。ロバート・デ・ニーロが金庫破りを演じるなんともシマラナイ映画「スコア」。
◆『スコア』(2001年 フランク・オズ監督 2時間4分)
3000万ドルのヤマを狙え、
頭脳とスリルの全力疾走!
TV放映されていた映画「スコア」(2001年 フランク・オズ監督 2時間4分)を録画して見た。
え、これ見たことあるぞ!結末は忘れたけど。
マーロン・ブランドの最後の出演作ということで前回は見たんだったかな。
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ブランドは、さすがの貫禄だが、なんかデブデブで立つのが億劫なのか、座っての演技ばかりだし、重要な役なのに途中で出なくなっちゃうしやりたい放題(笑)。
金庫破り映画って大好きで、駄作でもついつい見ちゃうのだが、これはちょっと時間がもったいなかったな。
ロバート・デ・ニーロ
ロバート・デ・ニーロも味のある演技というより、かなり加齢が気になる金庫破りの仕事ぶり。
ジャズライブハウスの経営もうまく行ってるみたいだし、この仕事はやっちゃいけなかったと思うけど、「ワカッチャいるけど、金庫破りはやめられない」っていうことか。
フェロモン全開の若い黒人のスチュアーデスの愛人(アンジェラ・バセット)とうまくやっていけるのかなあ。まあいずれ、捨てられるだろうな。
マーロン・ブランド
もう一人の主要人物であるエドワード・ノートンも、問題ありありのキャラ。こういうのと仕事しちゃあダメですよ。
ひとつだけ褒めると、この作品の舞台になったモントリオールっていう街がなかなかイイ。
バンクーバーっていうのは、さらに住みやすいらしいし 英語が使えるカナダって、穴場かも。
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なおタイトルの「スコア」って、犯罪者、あるいは犯罪者が狙うヤマのことらしい。
日本語訳は難しくて、諦めてそのままにしたようだ。なんともシマラナイ映画である。
◆『スコア』allcinema ONLINEの解説から引用
マーロン・ブランド、ロバート・デ・ニーロ、エドワード・ノートンという3世代にまたがるアメリカを代表する演技派スター共演によるクライム・サスペンス。
世界をまたにかけ活躍してきた金庫破りの超一流のプロ、ニック(デ・ニーロ)。これまで1度もミスしたことのない彼の信条は“危険は冒さない” “ひとりでやる”というもの。そんな彼はある日、長年のパートナーである盗品ブローカー、マックス(ブランド)から報酬400万ドルという願ってもない話を持ちかけられる。が、この仕事を成功させるためには内部に詳しいジャック(ノートン)という男と組まなければならなかった……。 |
◆『コンフィデンスマン/ある詐欺師の男』(2012年 デイヴィッド・ウィーバー監督 1時間33分)
過去を撃ち抜けーー
TV放映された映画「コンフィデンスマン/ある詐欺師の男」(2012年 デイヴィッド・ウィーバー監督 1時間33分)を録画して見た。
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コンフィデンスマン/ある詐欺師の男
(C)2262730 Ontario Inc.
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サミュエルL.ジャクソンが主演。25年の刑期を終えて出所した黒人のシャバに出てきてからの苦難の日々を描いている。
サミュエルL.ジャクソンじゃなければ、見なかったし、尺が1時間33分だから見た。
原題「サマリア人」だが、なんのことか分からんから、「コンフィデンスマン/ある詐欺師の男」という超訳!
コンフィデンスマンなんていうと日本のアホ映画を思い出してしまう。
出所して10分ぐらいはなかなか世間の風当たりの強さがよく描けているのだが、その後はワルがまた犯罪の世界に連れ戻すいつものパターン。
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コンフィデンスマン/ある詐欺師の男
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そして、そのラストがちょっと凄い展開。
いくらなんでもこれはないですよ。 というわけで、見ちゃいけない映画リストに入れておく!
◆『コンフィデンスマン/ある詐欺師の男』allcinema ONLINEの解説から引用
サミュエル・L・ジャクソンが25年の刑期を終え、堅気として第二の人生を歩もうと願うも、過去に囚われて苦闘するベテラン詐欺師を演じるクライム・サスペンス。共演は「テイク・ディス・ワルツ」のルーク・カービー、「フィクサー」のトム・ウィルキンソン。監督はカナダのTVを中心に活躍するデヴィッド・ウィーヴァー。
親友だった相棒を殺害し服役していた天才詐欺師のフォリー。25年の刑期を終え出所した彼は、堅気の仕事に就いて静かに暮らそうと考えていた。しかし、アイリスという若い恋人もできて穏やかな第二の人生を歩み始めた矢先、彼の前に、殺した親友の息子イーサンが現われる。そして、イーサンは詐欺師としてのフォリーの腕を買って一緒に組もうと迫ってくる。決意の変わらないフォリーは、これをきっぱりと拒絶するのだったが…。 |
/// end of the “cinemaアラカルト311「スコア+コンフィデンスマン/ある詐欺師の男」”///
(追伸)
岸波
彰は書いていないけど、『コンフィデンスマン/ある詐欺師の男』のラストは酷いバッド・エンドです。
基本、この歳になってわざわざバッド・エンドで嫌な気分になる映画にお金や時間を使いたくはないので、決して観ることは無いタイプの映画です。
やはり、若い時に観た『俺たちに明日はない』のラストがかなりのトラウマになっていて、気を付ける習慣ができているのでしょうね。
それにしてもカリスマ彰、その手の映画にハマリまくりなんでは?(笑)
では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !
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コンフィデンスマン/ある詐欺師の男
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