こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
空想と浪漫、
そして、
友情。
これは『シン・ウルトラマン』のキャッチコピー。そうです、5月22日(日)にケイ子と遂に観てまいりました。
シン・ウルトラマン
しかあしっ!!!
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キングダム2 遥かなる大地へ
(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
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今回、ご紹介したいのは『シン・ウルトラマン』そのものではなく、その始まる前に観た予告編。
しばらく映画館に足を運んで居ないうちに、期待の新作が目白押しではありませんか。
ということで、予告編の中で、特に目を引いた4本の作品について期待を述べてみたいと思います。
◆『キングダム2 遥かなる大地へ』7月15日公開予定
命をたぎらせ、生きろ!
2019年に実写映画化されて大ヒットした山崎賢人主演の『キングダム』の続編。
撮影されていることは知っていましたが、ようやく予告編がスクリーンに登場して大感激。
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キングダム2 遥かなる大地へ
(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
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春秋戦国時代の秦で後に始皇帝となる「えい政」を”武”で支えた大将軍李信の生い立ちからを描いた大河ドラマ。
今回は、秦が蛇甘(だかん)平原に軍を起こして魏と死闘を繰り広げ、信が大将軍への道を歩み出す5巻~7巻までの「蛇甘平原編」が描かれる。
それにしても、このスチール写真の山崎賢人クンの精悍になった姿が凄い。肉体的な成長もあるのでしょうが、主人公信の魂が乗り移った気さえする。
で、国宝級イケメンの吉沢亮クンは置いといて(笑)、軍師河了貂を演じる橋本環奈ちゃんも、信に対応するように一段と凛々しさと美しさが増した気がする。(ファンです♪)
前作では、いいトコ全て楊端和の長澤まさみが持っていきましたが、今回の大注目は何と言っても、ようやく登場する信の片腕”羌(きょう)かい”。
楊端和(長澤まさみ)
原作の中でも信と人気を二分する重要キャラですが、いったい誰が演じることになるのか・・いやいや演じることができるのか興味津々でした。
羌(きょう)かい
というのもこの羌かい、最凶暗殺者という出自で、強さも俊敏さもハンパない。つまり、可愛いだけじゃダメ・なのであります。
で、キャスティングを見ると・・清野菜名。ん?・・知らない。
誰かなと思って調べてみたら、何と生田斗真クンの奥さん。しかも、最近、赤ちゃんが生まれたはず。
あっ、『今日から俺は!!』で武道家の娘、赤坂理子をやってたアノ子か!
赤坂理子(清野菜名)
で、『キングダム2』で羌かいを演じた姿がコチラ。
羌かい(清野菜名)
うん、いいんじゃないの。
彼女の超絶秘剣「巫舞(みぶ)」を是非、見てみたいものだ!
◆『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』6月17日公開予定
その謎解きを、後悔する
コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」を原案に、設定を現代日本に置き換えたテレビドラマ・シリーズ『シャーロック』の劇場版。
これは、毎週欠かさず夢中になってケイ子と共に観ていました。
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バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版
(C)2022「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」製作委員会
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探偵役の犯罪捜査コンサルタント誉獅子雄を演じるディーン・フジオカがようやく当たり役を掴んだのも嬉しい限り。
でも、ワトソン役になる精神科医若宮潤を演じる三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典クンが何ともステキ(と、ケイ子は言う)。
ヤル気は無いのに誉獅子雄に巻き込まれ、毎度お手伝いするハメになるキャラクター設定が何とも斬新。
今回の原作(とは言っても、殆どニュー・ストーリーだが)は、原作の中でも特に評判が高い「バスカヴィル家の犬」。
魔犬伝説がある瀬戸内海の孤島で連続する殺人など怪事件の解決に挑むらしいが期待大。
望むらくは、テレビで「シーズン2」をやって欲しいと思うのですが、前シリーズのラストで「ホームズ最後の事件」を扱っているのでどうか。
◆『東京2020オリンピック SIDE:B』6月24日公開予定
750日
5000時間の
「事実」と「真実」。
思い返せば、全世界を覆うコロナ禍の中、かつてない困難状況の中で開催された2020東京オリンピック。
開催の一年延期があり、メイン会場の設計変更があり、ロゴマーク盗作問題があり、国論を二分する開催賛否両論があった中、無観客の開催に漕ぎつけた今大会。
注目したいのは、出場アスリートからの目線で捉えた『SIDE:A』と、それを裏から支えた『SIDE:B』の二編が作られた事。
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東京2020オリンピック SIDE:B
(C)2022-International Olympic Committee-All Rights Reserved.
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アスリート視線や観客視線の記録映画は数々あれど、前代未聞のスタッフ目線の『SIDE:B』・・これほどの困難の中で、どれだけスタッフや運営側の苦悩があったことか。
僕自身も色々な大イベントに関わって裏から支えた経験から、必ず共感できると確信しています。
こうした構成で二部作にする企画も秀逸だと思いますし、これまでの多くの大会で苦悩を乗り越えてきた陰の人々にも想いを至し、新たな感動を得られるのではないかと考えています。
◆『アキラとあきら』8月26日公開予定
二人だから、戦える。
2006年から三年間、「問題小説」に連載された池井戸潤の同名小説の映画化作品。
う~ん、池井戸潤の小説はコンプリートしていたと思っていましたが、これは知りませんでした(涙)『空飛ぶタイヤ』や『鉄の骨』と同時期の作品でした。
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アキラとあきら
(C)2022「アキラとあきら」製作委員会
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その理由は、小説が完結後8年間も書籍化されず、2017年にテレビドラマされたことを切っ掛けに遅れて出版された・・という事らしい。
また、池井戸作品として画期的なのはアキラとあきらという二人の主人公を同等に扱って叙述されていること。
1970年前半からオイルショック、バブル崩壊に至る、いわゆる”失われた10年”を背景にし、真逆の信念を持つ二人のバンカ―がそれぞれの苦悩を乗り越えて大逆転に至るまでを描いている。
主演は竹内涼真と横浜流星。監督は『思い、思われ、ふり、ふられ』・『僕等がいた』の三木孝浩。
うん、池井戸作品は、必ず最後に大逆転のカタルシスが用意されているはずなので、ストレス解消のためにも是非、観に行かなくちゃ!
/// end of the “cinemaアラカルト307「今年公開される期待の新作4本」”///
(追伸)
岸波
他にも今年見たい映画は、トム・クルーズの『トップガン マーヴェリック』や「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督の『GHOSTBOOK おばけずかん』、そして、予告編にはありませんでしたが『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』など目白押し。
このコロナ禍の中で、よくぞ撮ってくれましたと言いたい素晴らしいラインナップ。これも(中国を除いて)Withコロナの世界が実現した証でしょうか。
で、何故にせっかく観た『シン・ウルトラマン』をテーマにしなかったのか?
はい、僕的にはかなりビミョーな出来だと感じたのです・・興行成績一位を突っ走っているものの。
どこを評価し、どこがイマイチと感じたのか、もう少し自分の中で整理しないとなりません。
ということで、次回で取り上げたいと思います。
では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !
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キングダム2 遥かなる大地へ
(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
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