こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
我が子を求めて現代文明に
挑戦する原始の巨獣!
あれあれ、なぜ日曜日にcinemaアラカルトが更新!?
さて、察しの良い方なら、どういうことかお分かりですね。
そうですっ!!
僕の弟の タケヒコオーナーから投稿があったからです。
いうことで、お馴染み「コンビニ・トレンド」とのダブル配信となります。
テーマは、1961年公開のイギリス制作怪獣映画『怪獣ゴルゴ』。
ではタケヒコオーナー、よろしくお願いします。
てっきり怪獣映画ってゴジラが元祖だと思ってたよ。外国にも怪獣好きっているんだねー。
ってなわけで、Amazon、またポチっちゃったよ。 o(¯ー¯;)
ギララにガッパに怪獣ゴルゴ!
ヒャッホウ! ٩(。˃ ᵕ ˂ )و♪
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ギララとガッパは存在は知ってたけれど、
なにしろ私が小っちゃい時に、
日活と松竹でそれぞれ一回だけしか作られてないからね。
観る機会なかったよね。
しかも日本製だと、
レンタル落ちでも1枚5,6千円するからね。
それが外国版だとその半分くらいで3枚買えちゃうわけよ。
なんでこんなに差があるかね? (¯へ¯|||) ウーム
GAPPAとギララ
で、怪獣ゴルゴ。
この監督、これの前に、
『原子怪獣現わる』って映画撮っててね。
それを見て円谷英二がゴジラ作ったんだよね。
原子怪獣現わる
したら、今度はゴジラに刺激を受けて
ゴルゴを作ったらしいよ。
すごいね。刺激の受けあい。
でもってゴルゴを日本でリメイクしたのがガッパなんだって。
子供怪獣が捕まって、見世物になって、
親怪獣が助けに来るって流れ。
これって、昔のキングコングや、モスラも近いものあるよね。
みんな影響受けあってんだねー。 ( ー̀ωー́)⁾⁾ウンウン
さて、怪獣ゴルゴ、ちょっと詳しく書いちゃうよ。
むかしむかしあるところに・・・違うな。(ノ;´Д`)ノ
ま、海底火山の爆発で眠ってた怪獣が目を覚ますわけです。
近くの島では昔からの言い伝えがあったり、
守り神としてあがめてたりしてるのですが、
そんなことはお構いなしの
命知らずのトレジャーハンターたちが
捕まえて国に連れ帰って見世物にしようと企むのです。
よし、捕まえに行こうぜ!ε=(( `д´)ノ
ゴルゴの子供怪獣
お、いいところにいい感じの網があった。よしこれで!
網で捕まえるのです。
捕まえるのです。
いいの、子供怪獣だから!
で、おとなしく捕まった怪獣。
船に乗せられても案外おとなしくしてます。
「干からびないように水をかけ続けろ!」
その結果、かけ続けた水のにおいをたどって、
やがて親怪獣があとを追ってくることになるのです!
すげーな、親怪獣!執念!m9(o'∀'o)
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子供ゴルゴはロンドンのサーカスで見世物になっています。
ひー、こわいよー、助けてかーちゃん!
こういう時ってかーちゃんだよね? (·ω·`*)?
その声を聞きつけ(たかどうかは知らないが)
かーちゃんゴルゴ、ロンドンを目指して泳ぎます。
においをたどりつつ。
それに気付いたイギリス政府、すぐに海軍を送ります。
しかし激しい砲弾にびくともしない怪獣ゴルゴ!
やっぱこれだねー。٩(ˊᗜˋ*)و
ちっぽけな人間の攻撃なんてまるで気にもしない感じ。
これぞ怪獣。 ( ー̀ωー́)⁾⁾ウンウン
海軍の攻撃がさっぱり効かずあせる政府。次の手は!?
「上陸する前に何としても動きを止めろ!
そうだ!網を張り巡らせ!」
「破られましたー!」
・・・だろうね。 d(ー.ー )
ゴルゴの上陸
ついに上陸。
陸軍、空軍必死の攻撃。
びくともしないゴルゴ。
子のいるサーカスにまっすぐ向かうゴルゴ。
まっすぐ行くのに邪魔だからビルを壊す。
橋も壊す。
逃げ惑う人々。ヽ(゜o゜;)ゝアーレー!
壊された橋から叫び声をあげながら落ちていく人々。
このへんのリアルさは日本映画とちょっと違うとこかも。
あ、でもガメラ3の渋谷襲撃は派手に人吹っ飛んでたっけな。
でもね、着ぐるみで、CGもなくて、半世紀以上も前の映画で
この迫力とか、不自然さがない合成とか、すごいよー。
街を破壊
そしてサーカスへ。
子ゴルゴと再会。
子供を助け出してからは、
さらに人間や街を攻撃したりしないのね。
ただ2匹で海に帰っていくのね。
静かに。
怪獣もただ自然の一部なんだね。 (。˃ ᵕ ˂ *)ウンウン
人間だけが自然に逆らって、破壊して、
勝手に暴れているんだね。
あれ?意外と感動のラストだこれ。(ノД;)
1961年の、当然わたしも生まれる前の怪獣映画。の話。
誰か興味ある人いるんかこれ?
まいっか。自己満足で。
ではでは。
/// end of the “cinemaアラカルト304「怪獣ゴルゴ」”///
(追伸)
岸波
最初と最後の写真はモノクロ・・そう、これらが当初公開時点のオリジナル画像で、カラーは近年制作されたデジタル・リマスター版からのものです。
『原始怪獣現る』を制作したユージン・ルーリー監督は、後日その映像を自分の娘に見せると、(怪獣にとっての)バッド・エンディングに大いに不満を表明されたとの事。
そのため、心機一転して制作したのがこの『怪獣ゴルゴ』。タケヒコオーナーが言う通り、ラストは”いい話”になっているのです。
そもそもルーリー監督は、『ゴジラ』を制作した日本に対し、『ゴルゴ』を日本を舞台にし、日英合作で制作しようと持ちかけましたが、諸般の事情で断念しています。
まあ、東宝映画や円谷プロとしては、大ヒットしたゴジラをどんどん育てていきたいと思っていたでしょうからね。
しかし、『ゴルゴ』の精神はタケヒコオーナーが言う通り(ライバル会社日活の)『ガッパ』へと受け継がれることになるのです。
では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !
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