こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
必ず帰るよ、大好きなキミのもとに。
宮崎駿など日本のアニメに押され、21世紀に入ってから全く精彩を欠いているディズニー・アニメ。
アニメ製作部門を「ピクサー」として子会社化し、新生ディズニー・アニメの第一弾として放った起死回生の作品がこの「ボルト」です。
|
ボルト
(C)Disney Enterprises, Inc. All rights reserved. |
声優として、マイリー・サイラスとジョン・トラボルタという大物を起用し、主題歌「I Thought I Lost You」も二人に歌わせるという念の入れよう。
でも、これが功を奏し、第81回アカデミー賞の長編アニメ映画賞部門にもノミネートされるなど、今後が期待される成功を収めました。
ということで、またも懸賞・試写会をゲットしたドミニクにレポートをお願いいたしましょう。
こんにちは~、ドミニクです。
シュレック以来のアニメレビューです。(半分、実写とコラボは2作ありましたが)
アニメに興味のない方は飛ばしていいですが、内容的には、幼稚園時から小学校低学年向けです。
私としては、初めて見るDigital
3-D作品、「ボルト」。
もちろん試写会が当選して、娘と行ってきました。
劇場で、3Dメガネを貰い、いざ、会場へ。
|
ボルト
(C)Disney Enterprises, Inc. All rights reserved. |
ちょっと、このシャープじゃない形のメガネは、もしや「タモリさん」?
ほかでは、リサイクル出来ません。
だからと言って次回メガネ持っているからって、割引制度もないし。
皆既日食用でもないし・・・・。
とにかく、3-D作品を見るたびメガネが増えそうです(笑)
正面(スクリーン側)から見たら、ものすごい絵になってそうですよね~。
メガネの人は、Wメガネで見ればいいのか???という疑問もありますね。
私は、0.1で未だ裸眼で頑張ってますので、どうなんでしょう?わかりません。
昔は、赤と青のセロハンだった気がします。近い将来メガネなしでも、「飛び出す(3D)」映像が見れたらいいです。
←(既に富士フイルムで売り出したぞ、ドミニク。)daddy
|
ボルト
(C)Disney Enterprises, Inc. All rights reserved. |
『僕には、君しかいないから・・・・・・』
そういうキャッチコピーです。そう思いますね。
ペットには飼い主しかいません。
責任を持って、育てる人しか、飼ってはいけないと思います。
時々、下水道からワニとか聞くと、ぞっとします。
(ワニが、自然発生するわけないので棄てられたと思います)
育てられないなら、飼う権利はないと思います。
めざましテレビで見ましたが、山に捨てられて、飼い主をずっと待っている犬が居るそうです。
正直言って、その無責任さ悲しくなります。
映画「HACHI」も飼い主に忠実な犬でしたが、ボルトも同じです。
犬って結構、忠実です。
以下、ネタバレしていますので、劇場に行ってから、読んで下さい。
|
ボルト
(C)Disney Enterprises, Inc. All rights reserved. |
主人公は、犬のボルト(吹替版:佐々木蔵之介)。
この犬が、5年前ペットショップで、少女ペニーに買われ、「BOLT」という首輪をされて以来、彼女をたとえ火の中水の中、ずっとそばで守ってきた。
「大好きなペニーの為なら・・・・・」と。
そう思い続けてきたのに、少女ペニーは、実は、ハリウッドの子役だったんです。
そして、自分は、シェパードのスター犬。
でも、本当の事は、ボルトは、知りません。
自分には、スーパー・パワーがあって、ペニーを悪の組織から守っていると勘違いしています。
ボルトが、ペニーの為と今までスーパー・パワーで頑張ってきたのも、まわりにスタッフ~が居て、ボルトが吠えたら、鉄柵を曲げるとか、地面が吹き飛ぶようにするとか、音声のマイクも見えないように、陰でこっそり支えてきました。
なぜ、そんな事をしていたのかというと、高視聴率を得るため。
その「ボルト」の作品も、ワンパターン化してきて、お茶の間受けするように、今回わざとペニーが連れ去られたことにするんです。
|
ボルト
(C)Disney Enterprises, Inc. All rights reserved. |
そして、今日の撮影終わり~とスタッフは撤収しますが、ボルトは本当にペニーが連れ去られたと勘違いして、さぁ~大変。
スタジオで飼われていたのに、スタッフ~が、ペニーの映像の声を画像処理していたら、ペニーが大変な事になったとボルトが、勘違いして、声のする方に進んでいったら、誤解で、小屋(キャンピングカー)のような所から抜け出ちゃいます。
そして、自分は凄いパワーがあると思っているのですが、現実世界ではさっぱり。
町には、自分の絵が描かれて「ボルト」とスター犬扱い。
ちょっと、とまどいます。
ボルトはスーパー犬だと思っていたら、身体のマークは、絵の具だし。
それからは、冒険の連続。
|
ボルト
(C)Disney Enterprises, Inc. All rights reserved. |
お猫の「ミトンズ」(吹替版:江角マキコ)に出会い、腹が空いたときはキャンプしている人に寄っていって、微笑む(笑)
可愛い顔をするとエサがもらえると教えてもらう。
しかし、ミトンズがやっても可愛くないので、「あっちいけ!」と言われる。
冒険を続けていくと、今度は、ドラマおたくのハムスター「ライノ」(吹替版:天野ひろゆき)に会い、ミーハーなライノは、「ボルト」をテレビで見た!~とくっついてきます。
ハリウッドへ帰るため、悪戦苦闘。
中でも面白いのが、ボルトとミトンズが、保健所に連れていかれる途中、ライノがカプセルから出て、助け出すシーン。
ボルトはもちろん主役なので格好いいですが、ライノも良い味だしてます♪見てみると、その良さがわかります。
天野さんの声がいいのかも~。しっかり物語繋いでます。
結局、ライノはボルトを助け、今度は2匹でミトンズ救出劇になります。
|
ボルト
(C)Disney Enterprises, Inc. All rights reserved. |
私は大人なので、子供作品で悲劇ってことは、(特にディズニーは)あってはならないと思います。
だから、予想は付きましたが、脇の娘はドキドキ、ワクワク引き込まれてました。
最終的には、ボルト一行(ミトンズ&ライノ)はハリウッドまで旅し、ペニーの居る撮影所に行き、ペニーの元へ。
そしたら、自分そっくりな新たな「ボルト」が居て、ペニーは駆け寄り・・・・自分じゃなくても良かったのか!?
と、しょぼくれて、トボトボと。
火事が起こり、新ボルトは一目散に逃げ、ペニーは逃げられなくて。
そこへ、ボルトがペニー救出しようと走り出します。
「ボルト・・・・」ペニーに会えます。
でも、火の勢いは強くなり、いよいよおしまいかというとき、ボルトは叫びます。
「ワオ~ン」
そこ声は外のみんなに聞こえ、無事、ペニーとボルトは助け出されるのです。
マネージャーの一言が気に入らないペニーの母は、もう結構!と、子役を辞めされることに。
ボルトは、ようやく、外の世界を走り回ることが出来て、ミトンズとライノもペニーのお家に飼われることになりました。
めでたし、めでたし。
|
ボルト
(C)Disney Enterprises, Inc. All rights reserved. |
2006年、ピクサーがディズニーの完全子会社となったため、本作はピクサー最高責任者であるジョン・ラセターが立ち上がりから完成まで携わった最初の作品です。
彼が言うには、アニメーション作品において重要なキーワードが3つあります。
1.
観客を引き込むストーリーを語ること。
2.
そして魅力的なキャラクターたちが登場すること。
3.
そのストーリーとキャラクターを説得力のある世界で表現すること。
その通り、大人でも、見てて飽きません。
本編は、1時間36分と短いし、子供を映画デビューさせるのには、とても見応えがある作品だと思います。
アンパンマンを卒業したら、この作品を見て下さいネ。
/// end of the “cinemaアラカルト98「ボルト」”///
(追伸)
岸波
7月23日に行われた「ボルト」のプレミア試写会では、日本語吹替え版の声優を務めた江角マキコやキャイ~ンの天野らが舞台挨拶を行いました。
映画の内容にちなんで「今、一番会いたい人は?」との質問に、天野は・・・
「今年で39歳になるんですが、どこかにいるであろう、未来のお嫁さんに早く会いたい」と。
さらに、司会者から「理想の女性は?」と突っ込まれると・・・
「性別が女性であれば誰でも」と。
うーん、天野君、さすがに空気を読んで、しっかりと笑いをとってくれました。
では、次回の“cinemaアラカルト”で・・・See you again !
|
プレミア試写会で |
eメールはこちらへ または habane8@ybb.ne.jp まで!
Give
the author your feedback, your comments + thoughts are always greatly appreciated.
To
be continued⇒ “cinemaアラカルト99” coming
soon!
<Back | Next>
|