こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
神秘の宝をめぐり、
死者の軍団との壮大な戦いの幕を開ける!
遂に公開されました「ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝」をケイコと観て参りました。
2001年の前作「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」から7年ぶりの続編、物語の舞台はエジプトから中国へと移っております。
主役のリックを演じるブレンダン・フレイザーは健在、前作で小さな子供だったリックとエヴリンの子供アレックスは立派な青年に成長して、その相手役リンと共に親子二代のアクションを繰り広げる・・・ああ、昔のままだぁ・・・
と、思ったのですがっ!
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ハムナプトラ3
←主人公のオコーネル一家
(C)2008UniversalStudios.
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あららら、主人公の一人エヴリン・オコーネル役のレイチェル・ワイズが降板?!
そうなんですか、今回はマリア・ベロという女優さんにチェンジしたのですか?
(うーむ、よく知りません・・・)
と、若干のマイナー・チェンジはあったようですが、度肝を抜くミイラの群集シーンや切れのいいアクションはさらに磨きをかけております。
今回、悪役となる中国古代皇帝(秦の始皇帝をモデルにした架空の皇帝)の役には、少林拳の大御所ジェット・リーを迎え、布陣は万全。
さて、我らがドミニク嬢は、どのように観たのでありましょうか?
ドミニク こんにちは~♪ 「夢見る懸賞生活」をしているドミニクです。
とにかく冒険が大好きで、自らも冒険に出かける程です♪
(ほとんど、当選旅行ですが・・・
(#^.^#)ははは)
今回も、試写状を当てて、8月16日からの作品を先どりしてきました。
今回の試写会はちょっと珍しく、女性100名招待でした★
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リック・オコーネル
(ブレンダン・フレイザー)
(C)2008UniversalStudios.
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内容的に女性にだけお勧めというわけではないので、同じ人数招待するにしても女性の方が口コミで広げてくれそうだからかなと、解釈しました。
ブレンダン・フレイザーが、息子役より私的にイケメンです。
ダンディズムにやられちゃったかな(笑)
映画大好きなのに、このハムナプトラシリーズノーチェックでした(~_~)
この作品1作目公開の時、ドミニクは、ランドセルをしょっていたんですよ(笑)
しかも、2作目の時は、出産間近~。映画館は、×でした。
そして、2008年。
ようやく、この作品と出会いました。
映画にはドラマありですが、私にはリアルな現実ありです(笑)
テンポも良く、戦闘大好きなら、楽しめる作品だと思います。
もっと早く、この作品観とけば良かったなと感じました。
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新たなエヴリン役
(マリア・ベロ)
(C)2008UniversalStudios.
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ドミニクのようにノーチェックだった人に解説をすると、現在までに3作公開されている大人気シリーズ「ハムナプトラ」。
記念すべき第1作目「ハムナプトラ~失われた砂漠の都」は、1990年公開されました。
サハラ砂漠で、外国人傭兵だった主人公:リックは、死者の都「ハムナプトラ」の廃墟を見つけたもののカイロで捕らわれます。
それを助けてくれたのが、考古学者のエヴリン(現在の妻)だった。
その、気は強いけどチャーミングな彼女とその兄のジョナサンと再びハムナプトラへ。
お宝かと思いきや、謎の石棺から、エヴリンが唱えた呪文でミイラ(高僧:イムホテップ)復活。
さて、ミイラとの戦闘は?2人の恋の行方は?どうなるのでしょう。
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息子のアレックス(右)
(ルーク・フォード)
(C)2008UniversalStudios.
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そして第2作目は、「ハムナプトラ2~黄金のピラミット」。
ハムナプトラから持ち帰った宝のおかげで、ロンドンで悠々自適な生活。
オコーネル夫妻には、9歳になる息子のアレックスがいます。
好奇心旺盛な一家の息子リックは、金色に輝くブレスレットを発見。
いたずら半分で、ブレスレットを付けた息子が誘拐され、リック&エヴリン&ジョナサンが、あとを追ってエジプトへ。
そこには、倒したはずの高僧:イムホテップが、復活~!
前作と同じミイラとの格闘になります(笑)
そして今回2008年が3作目となります。
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息子アレックスの恋人リン
(イザベラ・リョン)
(C)2008UniversalStudios.
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全部ネタバレすると面白くないと思いますので、若干、秘密にしながら話しをしようと思います。
1.
2はミイラと戦ってきましたが、今回は場所が中国に変わり、掘り出したのは皇帝のミイラ。
2作目で、9歳だった息子が大学生になっていて、皇帝のミイラを掘り出すわけですが、何年経ったんだ?という勢いです。
同じ頃父は、釣りを。
釣れなくて、しかも首に釣り針があからさまに、ささっちゃうんですよ(笑)
ぜったい、「ヤバいよ~ヤバいよ~」と出川さんでなくとも言ってしまいそうな刺さり方をしています。
魚を釣ると言った手前、どうしようもなくて、得意の拳銃で魚をGET!
夕食に運ばれてきて、「得意の拳銃をやめてくれたのね~、アナタ~」と言っている矢先から、ゴリッ!妻の魚から弾が!
「!(弾丸じゃん)」・・・
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呪われた皇帝
(ジェット・リー)
←悪役に見えない・・・。
(C)2008UniversalStudios.
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さらに、「最近、小説書けないの~」という妻に「じゃ~ぁ2階で手伝ってあげるよ~♪」と誘っておきながら、揺り椅子で爆睡(笑)
ダメ夫っぷりもなかなか。でも後半はとっても頼りになる2丁拳銃の使い手に。
本当に、最初の部分は、アメリカンジョーク?という程のまえフリで、2人のやりとりで、よく3作まで続いたなと思いました。
でも、飽きることはないので、私は面白い作品だと思いながら観ていたら、吹き矢が飛んできたり、ミイラを掘り出すのに、超命がけだったり。
急に展開が速くなって、テンポも良くなってきました。
今回は、息子も、考古学が好きというか・・・ミイラを掘っちゃう所が、親譲りですね。
お父さんとお母さんは、頼まれて、上海までジョナサンに会いにいくついでに、宝石を届けることを依頼されました。
嫌々と見せかけて、「それならしょうがないな~」と乗り気なオコーネル夫妻。
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ハムナプトラ3
(C)2008UniversalStudios.
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上海に着いてジョナサンのお店に入ったら、そこには、留学中で、上海に居るはずのない息子が!
「何でここに?大学通っているんじゃないの?」
バツの悪い鉢合わせです。
しかも、息子はボスの女をナンパしたばっかで・・・。
後ろから、狂犬のジャンバーの強面のボスが出てきて・・・。
「俺の女に手をだすな!」
そこへ、父が、出て行ったら~昔のトモダチで。「元気かい?」
プチ同窓会でした。
それで、息子は救われました。
一時はどうなることかと思いましたよ。
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ハムナプトラ3
(C)2008UniversalStudios.
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その後、頼まれていた宝石を教授に届けに行くのですが、その教授は味方だと思っていたら寝返っていて、「最初からグルだったよ」と。
夫婦の力及ばず、皇帝のミイラ復活!
本当に無敵で、生身の人間があんな化け物倒せるの?という勢いです。
手近なトラックをジャックするのですが、エヴリンはトラックまで運転しちゃうし、花火が沢山乗っている車でリックとジョナサンは打ち上げちゃったりするんです。
要所要所、クスっと笑える部分が多く、観ていて、アメリカンジョーク、炸裂してるな~と。
←(オコーネル夫妻は英国人という設定です。念のため。)
本当に、面白い映画だなぁです。
今回の作品の主なキャストは、オコーネル一家の父(リック)&母(エヴリン)&息子(アレックス)&母の兄(ジョナサン)&リン(謎の美少女)&ツイ・ユアン(美少女の母)&皇帝。
皇帝役のジェット・リーが、本当に皇帝っぽくてハマってます(笑)
そして、2000年の時から復活した邪悪な皇帝。
2000年も前、火・水・木・土・金を操る皇帝が、命が永遠じゃなきゃ野望が叶わないと。
で、永遠の命の呪文を探しに・・・。
そこで出会ったのが、年老いた仙人ではなく、超美人な女性ツイ・ユアン。
彼女は、皇帝に、呪いの呪文をかけます。
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リンの母親ツイ・ユアン
(ミシェル・ヨー)
(C)2008UniversalStudios.
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そして、○○と愛し合い、リンが生まれます。
○○の事を、2000年も想い続けて・・・。
リンとその母、ツイ・ユアンは、ずっと皇帝が目覚めないように、墓を守ってきました。
でも、アレックスによって皇帝が目覚めると、今度は再度封印せねばなりません。
皇帝を倒すことの出来る、龍剣で何度も頑張りますが、これがなかなか・・。
皇帝は、永遠の命を手に入れようと雪山のピラミットみたいなトコに宝石を置き、「どこにあるのかな??永遠のいのち~」と、光が指し示す方向に向かいます。
皇帝復活阻止軍として、雪男こと=イエティも出てきます。
でも、無敵の5つの力を操る皇帝。
イエティは殺されなかったものの、もしイエティがいなかったら、みんな、なだれに巻き込まれてダメだったと。
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皇帝が操る5つの力
(C)2008UniversalStudios.
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皇帝の力が息子に向けられて、父のリックは、息子をかばって、自らの命を落としそうになります。
でも、リンが、消えそうな命を復活させられるトコがあるから運んでと。
そこは、リンのお家。
しかも、皇帝に呪文をかけたツイ・ユアンが、リックの命をあの世から戻してくれます。
皇帝は、いよいよ復活してしまい、兵馬俑からも大勢のミイラが復活。
凄い人だかりというか、ミイラだかりに、圧倒的に数で負けているオコーネル軍。
最後は、ツイ・ユアンが永遠の命と引き換えに・・・万里の長城の下に埋まっている敵の兵を蘇らせて、戦闘開始。
陸軍だけでは足りなかったので、ジョナサン+仲間1人が空軍となり戦います。
ラストボスと、ツイ・ユアンが2000年の時を超え、戦いますが、ツイ・ユアンは、皇帝との一騎打ちに敗れてしまいます。
でも、皇帝の腰にささっていた「龍剣」を命と引き換えに引き抜き、その剣が娘のリンに託されて・・・。
このあと、色々なドラマが繰り広げられます。
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ハムナプトラ3
(C)2008UniversalStudios.
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この作品が公開されている頃って、ちょうど北京オリンピックまっただなか。
中国が、クローズアップされている時に中国ってめっちゃタイムリーですね。
「ダークナイト」や3部作の「20世紀少年」も気になりますが、「ツイ・ユアン」が何故か「浅野温子」さんに見えてくるし、この作品もおすすめですよ。
/// end of the “cinemaアラカルト72「ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝」”///
(追伸)
岸波
8月5日に帝国ホテルで「ハムナプトラ3」の来日記者会見が行われ、主演のブレンダン・フレイザーとミシェル・ヨー、イザベラ・リョンが登壇しました。
ところが、主人公リック役のブレンダン・フレイザーという人は、かなりのお調子者らしく、会見中ジョークを連発したり、面白い顔をしてみせたりと過剰なくらいのファンサービス。
この様子を見て、共演のミシェル・ヨーは・・・
「撮影中もブレンダンはこの通り。わたしたちがどんなに忍耐強く演じてきたかわかるでしょ」と。
おりしも翌6日は、ミシェル・ヨーの誕生日で、ホテルが特大のバースデイ・ケーキをプレゼント。
すると、ブレンダンは、すかさずこれに指を伸ばしてツマミ食い。(あらららら・・)
あげくの果てには、頼まれてもいないのに映画のストーリーをイチから説明しだす始末。
慌てたスタッフがテーマ曲を流し、暴走するブレンダンを会場から退場させる一幕も。
相当なお騒がせ俳優のようです。
それにしても、各方面の映画感想を見ると、前作までのエヴリン、レイチェル・ワイズの降板を惜しむ声がしきり。
僕は、今回のマリア・ベロも好演していたと思うんだけどな・・・。
では、次回の“cinemaアラカルト”で・・・See
you again !
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前作までのエヴリン役
(レイチェル・ワイズ) |
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To
be continued⇒ “cinemaアラカルト73” coming
soon!
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