こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
「マトリックス」の監督が描く革新のスピード世界
う~ん、今回のはツマラないキャッチコピーです。やはり、コッチでしょう!
かっぜっも~ ふ~るえ~る ヘアピンカ~~ブ~~♪
こわ~いものなど ゴ~~ゴ~~ゴ~~♪
そう・・・この映画は、吉田竜夫原作のアニメ「マッハ GoGoGo」をマトリックスシリーズのウォシャウスキー兄弟が実写映画化したもの。
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スピード・レーサー
(C)2008
Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. |
主人公は、カー・レーサーになるために生まれてきたようなスピード・レーサー(エミール・ハーシュ)。
あ、これって名前なんです・・主人公の。つまりスピード君。
彼は、レース中に命を落とした伝説のレーサー、崇拝してやまない兄のレックスの遺志を継ぐため、悪の企業ローヤルトンが放つレーサーとのカーレースに挑みます。
そのコースこそ、兄の命を奪った超難関のクロスカントリー・レース「クルーシブル」!
さて、スピード君は悪のローヤルトンを打ち負かし、愛する家族を守ることができるのでしょうか?
では、ドミニク、お願いします。
ドミニク こんにちは~♪
夢見る懸賞生活のドミニクです。
今回も、試写会が当選したのと、お友達にペア券を譲っていただいたので、両親と娘と一緒にマッハGOGOGOしてきました。
しかも、ワーナーに座席引換券を発行してもらうのに、昼休み自転車で道路を飛ばしていたら、じゅんじゅんさんの旦那さんに目撃されたらしく・・・
「凄いスピードで、チャリこいでたよ~」と。
映画を観る前に、すでに私がスピード・レーサーです~(笑)
ちなみに、じゅんじゅんさんは、同日の別の試写会の会場で近距離恋愛を見てました。
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スピード・レーサー
(C)2008
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この作品は、マトリックスシリーズのウォシャウスキー兄弟の監督が描く吉田竜夫原作の日本のマンガ「マッハGOGOGO」の実写版です。
雰囲気は、『チャーリーとチョコレート工場』のノリです。
面白いし、CGもあるし、なんていったって、ハイスピードの映画でした。
2時間半近く映画を観ていましたが、スタジアムの一員として、レースの観客になったかのようでした。
日本語吹き替え版でスピード役を担当した「KAT-TUN」の赤西仁と、スピードの恋人・トリクシーの吹き替えを務めた上戸彩。
二人のやりとりにも注目です。
スピードレーサーの靴もPUMAから出て本当に車のデザインの靴(スピード⑤・兄のX⑨)で可愛いし、WillとDSのゲームも出ています。
以下ネタバレしますので、まだの方は行ってから読んで下さいネ♪
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スピード・レーサー
(C)2008
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カーレースが家族の全てで、父は、カーレースの車を作っています。
主人公は、スピード・レーサー(エミール・ハーシュ)という男性で、車が大好きで、教科書にパラパラマンガを書いたり、マークシートに車のことを書いたり。
頭の中は車でいっぱいだし、レースしか考えられません。
同じクラスの、トリクシーは彼が好きで、別の女子に彼が車しか考えてないバカだとばかにされ、振りかぶって殴ります。
そのあと、かわいらしく、彼(スピード)の元へ(笑)
最初は兄が、父(ジョン・グッドマン)の作った車に乗っていました。
でも兄のレックスは突然家を出て行く用意をします。
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スピード・レーサー
(C)2008
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次男のスピードは、伝説のレーサーの兄のレックスが大好き。
大好きな車に乗せてもらったりして、レーサーを目指します。
兄も早かったのですが、大手の話しに乗らずにピンで走っていました。
悪い連中から、善人の兄が目をつけられ、このままじゃ家族に迷惑がかかると判断し、家を出ます。
でも、両親は、そんな兄の気持ちを知りません。
「もしどんなことを言われたって、おまえだけは信じるなよ」
そしてまもなく、悪評が。
公平な兄さんがなぜ?
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スピード・レーサー
(C)2008
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そして、2年後…兄は事故で帰らぬ人になります。
(トップレーサーだった兄がなぜこんな事に巻き込まれたのか…)
スピードが優勝すると、大手企業ローヤルトン工業からの高額なオファーを。
契約しないと言うと・・・
「いままで、談合をして、優勝者を選んできた。
おまえが、その取引話にのらないなら、おまえなんか勝たせないように、
レース界から排除するし、おまえの父も訴えてやる。」と・・。
弟とサルも出てきて、ファインプレーです。
父も変な罪をかぶせられ、酷い目にあいます。
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スピード・レーサー
(C)2008
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これは、悪の親玉ローヤルトン工業に勝つしかない!
彼が、カーレーシング界を公平なものに戻すことと家族を守る手段はただひとつ。
レースで、勝つこと。
それにはまずラリーに出なければ。
そしてそのチャンス到来。
父は反対するので、彼女とスキーに行くと嘘をつきます。
日系の顔をしたテジョが、悪の親玉から覆面レーサーが助け出し、ロードラリーに3人で組んで出場します。
テジョに悪の親玉の秘密を握っているから一緒に出ようとそそのかされたような気がします。
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スピード・レーサー
(C)2008
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車からカッターだしたり、タイヤをパンクさせられそうになったり、ハチの巣が出たりどんな手を使われたって、覆面レーサーとスピードとテジョは果敢に挑みます。
優勝し、教えてくれと言ったら、本当は知らないと。
彼女もテジョが毒を盛られた時、代わりにロードレースに出てくれるんです。
(テジョとその父の会社の株をつりあげるために騙された…)
ですが、ラリーで優勝したので、次のレースに出場する権利をもらったテジョ。
でも、お金持ちになったので、そんなの関係なくて、その出場権を妹がこっそりスピードにプレゼントしてくれます。
そして、悪の組織と戦うスピード。
よくわからなかったのですが、真田さんは、大手企業ローヤルトン工業の株を買った役だと思います。
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スピード・レーサー
(C)2008
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ラスト、スピードは優勝し、大手企業ローヤルトン工業は不正を暴かれ、警察に逮捕されハッピーエンド。
家族の幸せも補償されました。
…覆面レーサーは、やはり兄で、家族を守るために、そしてレース界を守るために整形をしていました。
でも、優勝を喜ぶもののいまさら家族の前にレックスだとは言えず…。
彼女も良かったです。
/// end of the “cinemaアラカルト67「スピード・レーサー」”///
(追伸)
岸波
アメリカでは、3606館と極めて大きな規模で公開されたこの「スピード・レーサー」。
しかし、週末3日間の興行収入は、速報値で2021万ドルで公開2週目の「アイアンマン」の半分以下。
更に確定値では1856万ドルに下方修正され、「ベガスの恋に勝つルール」も下回って第3位に転落しました。(残念!)
この日本語版制作に当たっては、主人公スピード君の吹き替えをKAT-TUNの赤西仁が、また、その恋人役でヒロインのトリクシーの吹き替えは、上戸彩が務めまたのも大きな話題。
時速400マイルというマッハ5号の驚異のスピード感を実写スクリーンに再現し、原色を多く用いたカラフルな映像で、めくるめく世界を見せてくれるこの映画、さて、日本での評価はいかがなりますことやら。
では、次回の“cinemaアラカルト”で・・・See
you again !
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マッハ5号(実物) |
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