こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
命と魂を、捧ぐ-
と言うことで、見てまいりました「バイオハザードⅢ」。
もちろん、原案は日本のテレビゲームである「バイオハザード」(カプコン社)。
「Ⅰ」、「Ⅱ」に引き続き、アリス・アバーナシーを演じるミラ・ジョヴォヴィッチの主演ですが、今回もまた監督が交代し、『ハイランダー』のラッセル・マルケイがメガホンを取りました。
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ミラ・ジョヴォヴィッチ(バイオハザードⅢ)
(C)2007SonyPicturesEntertainment(J)Inc.
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映画としてのストーリーは、原作ゲームとはほぼ無関係で、人間をゾンビ化させる凶悪ウイルスが研究施設から漏れ出して、被害が拡大するというモチーフだけが使われています。
この映画シリーズは、主人公アリスを通してストーリーだけは繋がっていますが、何せ監督が別々なので、かなり異なったテイスト。
今回の「Ⅲ」は、ホラー的要素は薄まって、代わりにド派手なアクション・シーンをメインに展開しています。
と言うことなのですが、この映画、既にドミニクからレヴュー原稿が届いていますので、今回はドミニク解説でお送りしたいと思います。
それではドミニク、お願いします。
ドミニク “夢見る懸賞生活”のドミニクです。
芸術の秋ですね~♪
外も段々暗くなってきたので、こんなときは温かい映画館で・・・
というわけで、懸賞で連続当選し、3日連続で映画鑑賞してきました~。
試写会は一足先に無料で観れるので、ラッキーです♪
招待券も好きな時に好きな作品を観れるので、助かります。
初日は「レッスン」の試写会。
2日目は、「バイオハザードⅢ」の試写会。
3日目は、「未来予想図」を招待券で鑑賞しました。
バイオハザードはPG12指定で、12歳以下は保護者と一緒でないと入れません。
なので、今回は、娘はお留守番で夫と試写会に行きました。
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アリス
(ミラ・ジョヴォヴィッチ)
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Ⅲなので、前作を見た方も多いでしょう。
バイオハザードは、もともとゲームが原点でした。
ちなみに、2007年11月15日にWiiで「バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ」が発売予定です。
サバイバルガンシューティングのゲームです。
さて、映画も負けてません。
本当に、気持ち悪いシーンがいっぱいだけど、バイオハザード好きにはたまりませんね。
私は小心者といいつつも、前作を観ています。でも、今回は、特にキモイ・・・。
アンデットの首を切らないと死なない(?)ので、本当に乱闘騒ぎです。
今回は、2丁拳銃ならぬ、2丁カマ?。
アリス、格好よすぎです。
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2丁カマ
(バイオハザードⅢ)
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見たことの無い方に説明しますと、始めはアンブレラ社の特殊工作員だったアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。
けれど、非常侵入口を警備していた地下極秘研究所ハイブからT-ウィルスが溢れ出し、ラクーンシティがバイオハザードに巻き込まれます。
数え切れないほどのアンデット(ゾンビみたいな死人。噛まれると自分もアンデットになるので、懐かしいとことでいうと、キョンシーに似てます)を倒し、2度もアンブレラ社に捕らえられ、抜け出せない運命に引きずり込まれてしまいます。
Ⅲは、あれから数年が経ち、T-ウィルスが世界中に広がり、砂漠化した地上で、アンブレラ社の衛星に見つからないように、何とか一人で生き延びてきたアリス。
アリスに人体実験を行って、利用しようとしているアンブレラ社。
もつれた糸のように、2つは出会います。
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バイオハザードⅢ
(C)2007SonyPicturesEntertainment(J)Inc.
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最初は、アリスの裸のシーンが。
布を巻いていますが、かなりセクシーショットでした。
だからPG12指定なのか?と思いましたがそこじゃないと思います。
(多分、戦闘シーンが多いので駄目だと。)
のちのち分かることですが、アリスのクローンが目覚めるシーンです。
アリスが、目覚め、アンデットを退治し、ゴールにたどり着く実験を博士はしていたのですが、なかなか上手くいかず、何人ものアリスのクローン人間が犠牲になります。
クローンも人間なので意思があり、服を着てアンデットと戦闘します。
クローンとはいえ、かなり強いですが、それでもオリジナルではないため、どうしても最後までたどり着けないのです。
失敗して死んだ何体ものアリスが無造作に地面に捨てられます。
だから、アンブレラ社はなんとしても、オリジナルのアリスの場所を突き止め本物のアリスが欲しかった・・・・・。
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これもセクシーショット
(バイオハザードⅢ)
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モーテルで、「アラスカ」感染ナシというノートを見つけたアリス。
一人キャンプをしていましたが、そばで、カラスの大群が!
カラスに襲われていた人間を特殊な力で助けたアリス。
そこの団体に居た、カルロス(元同僚)と再会します。
このまま一緒にいたら彼らを巻き添えにするかもしれない。
そう思ったアリスは、「アラスカ」なら安全だと思い、アラスカを目指すことを提案。
でも、ガソリンがなくていけなかったので、途中、ラスベガスに寄って、給油してからアラスカに向かうことにする。
でもその背後では、博士が特殊な力を出したアリスの居場所を発見し、アンデットの束を・・・。
ガソリンがあったと、勘違いしてアンデットに寄ったアリスたち。
アンデットが出てきて、大乱闘。
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大乱闘
(バイオハザードⅢ)
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途中アリスの時間がとまり・・・。
でも、目を覚まし、再び戦闘。
人数が一気に減ってしまった、人間軍?
ガソリンも手に入らずじまい。
でも、アンブレラ社のヘリコプターがあることがわかりました。
だからあえて打ち落とさず、アジトで乗っ取ることに。
アリスは、カルロスにクレアたち生存者と一緒にアラスカに行って生き延びて欲しいと思っていましたが、噛まれてしまったカルロス。
願いもむなしく、カルロスは自爆して、アジトにアリス達が入れるようにおとりになってくれます。
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上空からゾンビ烏が
(バイオハザードⅢ)
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無事ヘリコプターを乗っ取りますが、アリスは一緒にアラスカに行きません。
アンブレラ社に残ってやらなければいけないことがありました。
サヨナラ・・・・・・。
そしてヘリコプターが飛び立ちうろうろしていたら、何体もの自分のクローン人間を見つけるアリス。
アリスの目に涙が・・・・
ウィルスとの戦いはこれで終わらせる。
そう思って地下の研究所に向かうアリス。
地下には、アンデットになりかけて抗体を沢山打つ博士の姿が。
アリスが着くと、女の子(実はスーパーコンピュータの実体化像)が「アリスの血液から、アンデットの抗体が作れる」事を教えてくれます。
でも、その前に博士を倒さなければなりません。
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女の子(スパ・コンの実体化像)
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最終的に、アリスのクローンが手を貸してくれて、博士だけ細かく切断されてアリスは助かります。
そして、アリスのクローンは本部へ連絡を・・・道路に品川って?日本???
日本にしては、微妙にアメリカ人が考える日本だけど、まっいいか。
これで終わらない気がしました。
バイオハザードⅣもしかして、舞台は日本かも?
沢山のアリスのクローンも次は一緒に戦うというような電話を本部にして終わったので、次も楽しみです。(*^_^*)♪
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バイオハザードⅢ
(C)2007SonyPicturesEntertainment(J)Inc.
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でも、本当にドキドキしまくりでした。
何度もびくっとし、隣に座っていた男子中学生も私のびく!に連動し、びくっと体が震えていました(笑)
もういい~もういいよ・・・といいつつ続きが気になるので、もし続編出たらまた観に行きます。
私、小心者なので、怖い系ちょっとびびってしまうかも。
夫の隣の男性は、男同士隣に並んで座りたくなかったのか1つ右へ。
指定席だったので、そこの席の女性が来て女性の「あの~」に対し、「サプライズ!サプライズ!」と。
そんなサプライズ要らないと思ったドミニクでした。
最後に一言、ほんと怖かった~!
/// end of the “cinemaアラカルト50「バイオハザードⅢ」///
(追伸)
岸波
この「バイオハザードⅢ」は、全米・日本ともに初登場で興行収入1位を獲得しました。
今回の「Ⅲ」は、どちらかと言うとアクション主体。
前作「バイオハザードⅡアポカプリス」で主要な役割を果たしたアンジェラの運命は、小説版「バイオハザードⅢ」に書かれているのですが、実は、マッド・サイエンティストのアイザック博士が衛星で操ったアリスによって殺害させていたのです。
その辺の経緯をもう少し分かるように描けば、アリスの心の葛藤など深みが出たとも思いますが、マルケイ監督はあえて省略し、アクションやテンポに重点を置いたようです。
また、「Ⅲ」が日本公開されたのは11月3日(土)でしたが、実は同日、アリスを主演したウクライナ出身の歌手であるミラ・ジョボビッチさんは、第1子となる女児を出産いたしました。(祝!)
そのお相手は、第1作「バイオハザード」で監督を務めたポール・アンダーソン氏(婚約中)だそうです。
映画の成功と合わせて、二重のオメデタですね!
では、次回の“cinemaアラカルト”で・・・See
you again !
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ミラ・ジョヴォビッチ
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