こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
しあわせがじんわりと体中にしみわたる
ゴールデン・ウィークから「スパイダーマン3」が劇場公開ですね。
以前、「2」のレヴューでも書きましたが、どう考えてもあの「2」で十分な解決編となっていたはず。
しかも内容的には、ハラハラ、ドキドキシーンこそ満載だったものの、ただそれだけの映画でした。
でも・・・
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スパイダーマン3
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やっぱり、気になるじゃありませんか。
もしかして・・・万、万が一、今回の続編は面白いかもしれないじゃないですか。
そんなワケでケイコと見てまいりますので、その後で僕からレヴューいたします。
(でもなぁ・・また駄作かもなぁ・・・イジイジ・・・・)
さて、今回のテーマ「アルゼンチンババア」ですが、よしもとばなな原作の初映画化作品で、主演に「三丁目の夕日」などの堀北真希、その父に役所広司、そして、問題の・・・
強烈な厚化粧にぼさぼさ白髪頭のアルゼンチンババアには、美人女優の鈴木京香が大変身しての体当たり演技です。
福島市内や会津でロケしたこの作品、果たして「フラガール」のような大旋風を巻き起こす事ができるのでしょうか。
それでは、ドミニク嬢の試写会レヴューをお願いしましょう。
こんにちは~試写会大好きっ!ドミニクです(^。^)
この映画は、3/24(土)公開でした★
よしもとばなな・原作の映画登場です。
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アルゼンチンババア
(鈴木京香)
(C)
2006「アルゼンチンババア」製作委員会 |
しかも、今回は福島市民に特に観て頂きたい映画です。
えっなんで?と思う方もいらっしゃるでしょう。
映画の主人公の父は自営業で石材店をしています。
映画でその石材店となって映像に映っっているのが、なんと、福島市佐倉の「鈴木石材店」です。
そのそばの、佐倉小学校も映画に登場しているので、もしかして通信の仲間にも卒業生がいるのかもしれませんね。
←(おおー、そうかもね!)
実際、映画のポスターになっている草むらの一軒やは那須高原だそうですが、商店街は会津ロケ。
そう言われてみるとなんだか懐かしい気がします…。
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みつこ(堀北真希)
(in
アルゼンチンババア)
(C) 2006「アルゼンチンババア」製作委員会 |
なぜこんなに詳しいかと申しますと、今回の試写会で、監督の長尾直樹さんが、福島フォーラムに来て試写会の前に説明をしてくださったからです。
寒いのに非常口にスタンバってくれていました。
しかも、映画に協力なさった鈴木石材店の奥様から花束が贈られました。
あと、主催のテレビ局のアナウンサーが司会をしてくれました!!!
今回は、開始前のキャストが、豪華でした。
みなさん気になっていると思いますが、内容は、冒頭で、いきなり、母(手塚里美さん)が鼻から血を流して、死ぬんです。
それを目の当たりにし、しばし呆然とする、主人公・みつこ(堀北真希さん)。
同日、毎日病院に行っていたけれどその日は、行かなかった父・悟(役所広司さん)が、突然失踪。
母を愛し、職人気質の父はどこに?全く検討も付きません。
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悟とみつこ
(in
アルゼンチンババア)
(C) 2006「アルゼンチンババア」製作委員会 |
半年後、たまたま、うなぎや(岸部一徳さん)が近道しようと、町外れの小さな異国「「アルゼンチンババア」の屋敷を通りかかったら、悟を発見します。
この女の人、昔はタンゴやスペイン語を教えていたらしいが、今は頭がちょっとおかしくなって怪しい呪文を唱えるという噂があります。
慌ててうなぎやさんは、警察(きたろうさん)と悟の娘役のみつこのバイト先のマッサージ院に電話をする。
母の供養もしていない父がなんでそんなところに?
はじめは父奪還に向かうのだが…。
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悟(役所広司)
(in
アルゼンチンババア)
(C) 2006「アルゼンチンババア」製作委員会 |
父は、自分の意思でユリのそばにいる。
なかなか連れ戻せません。
父はアルゼンチンババアの屋敷の屋上に「マンダラ」を製作中。
母の供養かと思いきや、アルゼンチンババアことユリさんをマンダラの中心にするという。
そんな父が許せない、みつこ。
でも、蜂蜜と、マテ茶と情熱のタンゴ…。
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情熱のタンゴ
(in
アルゼンチンババア)
(C) 2006「アルゼンチンババア」製作委員会 |
いとこの男子(新人)といとこのおばちゃん(森下愛子さん)は、みつこの代わりに悟を連れ戻そうと、アルゼンチンババアの屋敷に行ってお土産に蜂蜜をもらいます。
その、蜂蜜を食べた人は、みな愛し合うんです。
商店街の人何組かが、抱き合ったりしていました。
ベットシーンまではないですが、ちょっと子供には見せられない映像かな~と。
(事実、うちの娘は観てしまいましたけど…)ドミニク
もう一度、みつこはアルゼンチンババアの屋敷に行って父を奪還しようとするのですが、屋上で二人は愛し合っていて、諦めます。
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アルゼンチンババア
(C)
2006「アルゼンチンババア」製作委員会 |
話の途中、アルゼンチンババアの家の壁に落書きをする子供2人。
悟が、屋上のトマトを投げつける。
怒った子供は、逆切れして、ロケット花火を打ちまくる。
屋上に火の気があがり、よもや大惨事。
というところに、水道管をこじ開け、水が噴水のようにザバ~!
ユリさんが倒れて、運ばれた病院で妊娠4ヶ月と。
あまりの高齢出産で、みんな反対しますが、本人は・・・
「私は、この子のママ。産むわ」
「あなたは、みつこのパパにもなれないくせして!そっちが先よ~」
~みたいな雰囲気のニュアンスで悟をみつこの元に返してくれます。
まさに、母は、強しですね。
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アルゼンチンババア
(C)
2006「アルゼンチンババア」製作委員会 |
最終的にユリさんに心癒されるみつこでしたが、今度は、そのみつこが失踪。
でも、悟はなんとなく居場所が分かっていました。
仲の良かった3人家族。
イルカの島で過ごした楽しい思い出。
その場所まで向かいます。
そして、悟はみつこに再会し、「お母さんの墓石は大好きだったイルカ型にした」と。
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イルカの墓石
(C)
2006「アルゼンチンババア」製作委員会 |
それで、最後にお母さんにイルカを見せようと2人で石と船に乗って、誤って海底に落としてしまいます。
主人公に弟(アルゼンチンババアの息子)が誕生して、クライマックス。
互いに心通じるような時…産後のひだち&心臓病で赤ちゃんの母であるユリまでもが死亡。
最後に、父が「アルゼンチンジジイ」と呼ばれるようになるという、ぶっとんだ話でした。
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アルゼンチンババア
(C)
2006「アルゼンチンババア」製作委員会 |
また、アルゼンチンババアは、実はいい人なんですが、悟、ストライクゾーン広すぎ(笑) ~と、突っ込みたくなる映画でした。
でも・・・
亡き妻にどんなに一途でも、妻が死ぬと「ほかに癒される場所」を探すのかな~とチョット不安を感じる映画でした。
もし、そうでも、こんなに早くほかの女性と愛し合われちゃうのって寂しいな~と。
今までに無いストーリー展開でした。
/// end of the “cinemaアラカルト43「アルゼンチンババア」///
(追伸)
岸波
今回のcinemaアラカルトのレヴュー、いかがだったでしょうか?
僕は個人的には、ドミニクの最後のコメントがとても気に入ってます。
亡き妻にどんなに一途でも、妻が死ぬと「ほかに癒される場所」を探すのかな~とチョット不安を感じる映画でした。
もし、そうでも、こんなに早くほかの女性と愛し合われちゃうのって寂しいな~と。
こんなに素直な女心が出たのは初めてではないでしょうか。
ドミニクの旦那さんに、ここのトコ、読ませてあげたいですねー。
あ!
そう言えば、その旦那さん、最近、「岸波通信」の隠れ読者になったとか。
もしかすると、見られてしまうかもしれないですね。ふふふ・・。
では、次回の“cinemaアラカルト”で・・・See
you again !
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アルゼンチンババア
(よしもとばなな著)
←2,625円。 |
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