こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
「アルマゲドン」「パイレーツ・オブ・カリビアン」
プロデューサーが贈る、サスペンス巨編!
最近は忙しくて、なかなか映画館に行けないので、もっぱらGYAOで旧作を見ています。
先だっては、ロジャー・ムーアが主演した「007 黄金銃を持つ男」や「007 死ぬのは奴らだ」を見直しました。
しかし、この頃のロジャー・ムーアは若くてダンディでしたね。
彼は、この映画に主演して成功した功績で女王陛下から「サー」の称号を授かるのですが、その時の写真を見ると、残念ながら老け込んだという感じがありありでした。
むしろ、頭髪は淋しくても、初代ショーン・コネリーの方が、まだまだバイタリティを感じます。
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007 黄金銃を持つ男
(ロジャーー・ムーア) |
それはさておき、今回ドミニク嬢が紹介してくれる映画は、今をときめくヒット・メーカー、ジェリー・ブラッカイマー製作のSFサスペンス「デジャブ」です。
デジャヴとは、初めて出合った筈の出来事や風景に「昔、見た事がある」と感じる感覚の事で、『既視感』と訳されます。
海軍の水兵らを載せた舟がテロによって爆破され、捜査を担当するダグ・カーリンは、現場近くで発見された女性クレアの死体に、「どこかで会ったことがある」とデジャヴを感じます。
爆破事件とクレアの殺人事件は関係があると睨んだダグは、彼女の部屋を訪れ、そこに意外なものを発見するのです・・。
主人公のダグを演じるのは二度のアカデミー賞に輝くデンゼル・ワシントン、ヒロインのクレア役には新進気鋭のポーラ・ハットン。
監督は、ジェリー・ブラッカイマーの盟友でもあり、「ビバリーヒルズ・コップ2」や「クリムゾン・タイド」を演出したトニー・スコット。
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捜査官ダグ・カーリン
(デンゼル・ワシントン)
(C)2006
TOUCHSTONE PICTURES and
JERRY BRUCKHEIMER INC. |
先の読めないスリリングなストーリーと度肝を抜くアクション・シーンが魅了してくれるでしょう。
・・さて、ドミニクの感想は?
こんにちは★ドミニク
こないだワーナーの「デジャヴ」の試写会に行きました。
またしてもほぼ満席状態で、今度は早く行かなきゃ好きな席取れないな~と思ったドミニクです。
さて、映画の内容ですが、タイムスリップもので、こないだ観たバブルでGO!にそっくりなタイムスリップ装置。
丸い形状で、過去にタイムスリップします。
試写会に一緒に参加された方のmixiでも、私と同じ感想でした。
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デジャヴ
(C)2006
TOUCHSTONE PICTURES and
JERRY BRUCKHEIMER INC. |
543人もの犠牲者を出したフェリー爆破事件。
一人の女性(クレア)が殺害されて、指を切断された遺体が揚がります。
最初は、その女性もフェリーに乗っていた乗客かと思われました。
しかし、死亡時間がヘン。
主人公ダグ(黒人)の男性は、この女性に対し初めて会った人なのに強烈なデジャヴに襲われます。
「私は彼女を知っている・・・」
でも、遺体の彼女とはこの時点では、初対面です。
何で知っているのか???
彼は、この事件の特別捜査班の一員として、政府が極秘に開発した「タイムウインド」と呼ばれる装置を見せられます。
この装置は現在からちょうど4日と6時間前の映像をあらゆる角度から、好きな場面を見れます。
ただ巻き戻したりは出来ませんし、一度経過した時間は進めたり、戻せません。
1度きりの映像なのです。
その映像で、まるで、今も生きているかのように美しい4日と6時間前の彼女。
ダグは再び「彼女を救いたい!」と思うようになります。
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クレア
(ポーラ・ハットン)
(C)2006
TOUCHSTONE PICTURES and
JERRY BRUCKHEIMER INC. |
やがて、装置を使って現代から過去にタイムスリップ出来ます。
はじめは紙を過去の自分の机に飛ばします。
ちょうど休暇の、相棒がそれをみてしまい・・・彼は、本当はフェリーで死ぬはずが、クレアを殺した犯人に殺されてしまいます。
クレアを助ける為に、彼は過去に自らの命を掛けてタイムスリップ。
犯人が事件を起こす前に、彼を殺害。(あらら・・)
逆に「なんで殺すんだ?」と刑事に追われ、クレアと一緒に車で海へダイブします・・・。
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デジャヴ
(C)2006
TOUCHSTONE PICTURES and
JERRY BRUCKHEIMER INC. |
クライマックスは、ちょっと詰め込みすぎでした。
すでに起こった事件を、あなたは防げるか?
すでに殺された女性を、あなたは救えるか?
すべての答えはこの映画にあります。
最近観た洋画の中では、謎の多い映画でした。
/// end of the “cinemaアラカルト41「デジャヴ」///
(追伸)
岸波
ドミニクが“謎の多い映画”という意味はよく分ります。
この映画のキャッチ・コピーにしてからが、
『すでに起こった事件を、あなたは防げるか・・・』ですもんね。
また、「サスペンス・アクション」と銘打っていますが、事件の解決にタイムマシンを使うというところは、完全にSFなので、シリアスな刑事ドラマと思って観ていた人は混乱してしまうかもしれません。
そこが許容できる人ならば、予断を許さないスピーディなストーリー展開など、十分に楽しめる映画だと思います。
ということで、また次回の“cinemaアラカルト”で・・・See
you again !
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ステップ・アップ
(次回予定)
(C)2006
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