こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
言いたくねぇけど ばいばい
これは「木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ」のキャッチコピー。観たのは僕ではなくドミニク嬢です。
最近はドミニク嬢が懸賞で当てた映画を見まくっていまして、完全にお株を奪われています。
まあ、“つんく岸波”としては、有能なスタッフが成長してくることはうれしい限りなんですが。ふっふっふ・・・。
これが左うちわというやつですかね。
そんなドミニク嬢から、連続のcinema投稿が・・。
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木更津キャッツアイ/ワールドシリーズ
(C)「木更津キャッツアイ
ワールドシリーズ」製作委員会
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さてこの「木更津キャッツアイ」といえば、2002年の1月から3月にかけて放映された9回シリーズの金曜ドラマでした。
それが映画化された2003年の「木更津キャッツアイ/日本シリーズ」は、観客動員が120万人で興行収入15億円の大ヒットを記録しました。
完結編となる今回の“ワールドシリーズ”はどうなのか?
それではドミニク、お願いしまーす!
ドミニク
今回報告するメインのcinemaは「木更津キャッツアイ
ワールドシリーズ」です。
ドラマ・映画とシリーズ化してきた「木更津キャッツアイ」シリーズですが、ついに完結です。
10/25にテレビ局主催の試写会に招待され、観てきました。
今回の試写会は若いカップルや男性が圧倒的に多く招待されていました。
(私は、今回が初キャッツです☆)
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木更津キャッツアイ
(C)「木更津キャッツアイ
ワールドシリーズ」製作委員会 |
話しの内容もぶっさんがガンで死んだ位しか分からなかったのですが、テンポが良かったので、楽しかったです。
今回は、木更津キャッツアイのリーダーぶっさん(岡田准一)の死後3年後です。
キャッツのメンバーのバンビ(櫻井翔)が、「ぶっさんの声が聞こえた」と言い出す所から物語が始まります。
それぞれの道を歩んでいたのですが、きちんと「ばいばい」を言えなかった事をずっと悔やんでいたので、マスター(佐藤隆太)とアニ(塚本高史)を強引に集めます。
英語で「それをつくれば彼は戻ってくる」と聞こえたので、いろいろ作ってみるのですが、「ちがう」と言われ、最終的に球場を作ります。
…で、爆発が起こり、ゾンビ&うっちー(岡田義徳)が走ってきて…!?
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木更津キャッツアイ
(C)「木更津キャッツアイ
ワールドシリーズ」製作委員会 |
死ぬ前にぶっさんが結婚したユッケ(ユンソナ)に「30過ぎたら再婚しづらくなるよ~」とまで、言われ、本当に、半年の命だったぶっさん。
今回は甦って、一波乱起こします。
回想のシーンで、ユッケがぶっさんのお見舞いの花を花瓶ではなく「しびん」に入れてきて、会場から笑いが起こりました。
そして、市長の宝物の金の狸を木更津キャッツアイが盗もうとして、市役所勤めのバンビからIDカードを借りたつもりが、ビデオ屋のレンタルカードでした。
仕方が無いので、今度は戸を壊したら盗みに失敗し、警察から逃げようとしたうっちーは、間違って自衛隊の門に入り、自衛隊に入隊して3年・・・叩き直されていたりして。
有り得ない話しですが、所々で笑いのポイントがあり、何度も会場から笑いの渦が起きていました。
ふむふむ・・この“ぶっとんだ”映画のストーリー、熱烈な“木更津フリーク”がいるというのもうなずけるね。
ということで、続けて三編のcinemaレヴューをどどーっとご紹介!
◆「出口のない海」
まずは、「半落ち」の横山秀夫が書いた感動のベストセラーを映画化した「出口のない海」から。
61年前、甲子園の優勝投手が愛する人と祖国を守るために、決して戻れない人間魚雷「回天」に乗り込みます・・・。
…人には、長い命と短い命がある。
好きな人を戦争で亡くし、別の人と結ばれたおばあちゃんの声が胸に染みます。
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出口のない海
(C)2006
「出口のない海」フィルムパートナーズ |
ドミニクは、長崎の平和記念像や沖縄のひめゆりの塔を旅してきました。
戦争時代を知らずに育っていますが、生きたくても生きれなかった人が居るので、精一杯自分の人生を歩みたいと思います。
うちのおすぎ2号(娘)ランキングでは、フラガールの感涙とは別格の泣ける映画ランキング1位でした。
ワーナーでは終了ですが、フォーラムでは、11/17辺りまで公開していました。
この秋は、ワーナーは下記の3作品が特におすすめで、3作品全部観るとポストカードをプレゼントするそうです。
最近入替わりは激しくて、観たいと思う作品がすぐ終了してしまうのが悩みです。
◆「サッド・ムービー」
次は、8人の男女の「別れ」を描いた感動のラブストーリー「サッド・ムービー」。
韓国のトップスター8人が勢揃いしました。
ドミニクは、ワーナーマイカルの劇場試写会が当選し、「サッド・ムービー」を観て来ました。
主人公は、8人。
それぞれの時間が同時進行で、「別れの瞬間」をまとめた映画です。
別れは決して悲しいだけじゃない事を教えてくれます。
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サッド・ムービー
(C)2005iLoveCinemaCo.,Ltd.AllrightsReserved. |
韓流ですが、会場からは、すすり泣く声や、ハンカチで目を目を押さえる人もいました。
夢見る懸賞生活24で講演を聞いた「きむらゆういち」さんが言っていましたが、登場人物にひとそれぞれ重ねる身近な人がいて、同じ話しなのに、泣けたり、いろいろな角度から話しを楽しむのだそうです。
どの映画にも共通することですが、重なるエピソードがある人は特に感情移入すると思います。
この映画で、クスっと笑えたのが、旦那さんが助手席に座っていて「運転代わろうか?」と言ったのに「あなた免許もってないじゃない!」と奥さんが言ったシーンです。
◆ 「地下鉄(メトロ)に乗って」
もう一つは、浅田次郎原作の「地下鉄(メトロ)に乗って」。
「ALWAYS三丁目の夕日」で父親役をやった堤真一が主演。
地下鉄でタイムスリップした主人公が、自分自身の過去のトラウマと闘います。
平凡なサラリーマン真次は、地下鉄構内で死んだ兄によく似た人を見つけ、後を追う。
そしていつもの地下鉄を降りるとそこはオリンピック開催に沸く昭和39年だった。
あなたは、父になる前の父親を知っていますか?
あなたが生まれる前の母親に会いたいですか?
~のキャッチコピーが、魅力的です。
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地下鉄(メトロ)に乗って
(C)2006METROASSOCIATES |
ドミニク
最近の邦画は、昔に比べ、面白くなったと思いますね。
秋だけに、観客を飽きさせない映画が目白押し。
今月は、どの作品を観ようかな~と考え中です。
懸賞生活が発展し、試写会に大量に参加するようになり、映画にも詳しくなったドミニクでした。
映画館に行けない時は、夢見る懸賞生活21で当選したDVDで楽しんでいます。
岸波
なるほどね。
一時期の邦画は、ハリウッドの大作主義に押されて元気がなかった時期もあったけれど、ここにきて、“日本ならではの価値観”を全面に押し出して成功しているものが多いと思う。
「たそがれ清兵衛」のような時代劇もそうだし、「ALWAYS三丁目の夕日」もそうだし、ジブリの日本情緒的ファンタジーもそう。
所詮、資金と物量を投入するハリウッドの大作主義の向こうを張ろうとしても無理があるわけだし、台湾のコメディ・カンフー路線も韓国の韓流メロドラマもインドのダンシング・ショー映画も、独特の国民性を大事にして支持を得ているね。
米国が主導するグローバル・スタンダードというものは、実は米国に都合のいい“米国化”に過ぎなかったわけだけれども、cinemaの世界では、既にマルチ・スタンダードが実現しているのだろうな・・・。
さて、この秋、アナタのお気に入りはどの映画?
/// end of the “cinemaアラカルト34「木更津キャッツアイ」+3///
(追伸)
岸波
そういえば、“ついに”と言うべきか“やはり”と言うべきか、「ALWAYS三丁目の夕日」の続編が決定しました!
第一作と同様に、自動車修理工場を営む一家が主人公で、主要なキャストの吉岡秀隆、堤真一、薬師丸ひろ子なども前作と同じです。
今度は、どんな昭和の風景を見せてくれるのか、今から楽しみです。
公開は2007年11月の予定です。
では、次回の“cinemaアラカルト”で・・・See
you again !
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ユンソナ
(in
「木更津キャッツアイ」)
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