こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。

　WHY DON'T YOU PLAY IN HELL?

　これは2013年公開、園子温監督によるダークコメディ「地獄でなぜ悪い」のキャッチコピー。

　すっかりレギュラー・ポジションを獲得したカリスマ彰の『絶対に観てはいけないシリーズ』に極めつけが登場（笑）

地獄でなぜ悪い （C）2012「地獄でなぜ悪い」製作委員会

　今回も2本の元原稿をまとめましたので、それぞれの元原稿のタイトルは以下の通り・・

１　本当に見るのが地獄だったダークコメディ映画「地獄でなぜ悪い」

２　駄作映画マゾヒズムにハマったのかまたまた映画「3人の信長」なんて見てしまった

　ではカリスマ彰、よろしくお願いします。

絶対に観てはいけない映画シリーズ。本当に見るのが地獄だったダークコメディ映画「地獄でなぜ悪い」と「3人の信長」の2本で ひとつの話にして下さい。

1.「地獄でなぜ悪い」(2013年 園子温監督 2時間10分)

　世界が笑った。

　「地獄でなぜ悪い」を録画して視聴。

　ダークコメディというカテゴリーなのだろうが、これは酷い映画だ。

地獄でなぜ悪い （C）2012「地獄でなぜ悪い」製作委員会

　今のところ今年見た映画のワーストワンである。語りたくもない胸くその悪い映画だ。

　新時代のヤクザ映画のつもりなのか？　日本の「キルビル」(タランティーノ)を目指した？ひたすらにグロくて笑えない学芸会芸風演技が続く。

　ただ見るべきは岩井志麻子、水道橋博士、友近、江波杏子、神楽坂恵(園子温の妻)、デンデン、板尾創路、ミッキー・カーチスなどがワンシーン出演していることぐらい。無料友情出演なのだろうが(笑)。

　さすがに國村隼、堤真一、二階堂ふみ、長谷川博己、星野源にはギャラ発生か(笑)。

　この映画にエロの要素が入っていないのが不思議である。

　園子温って、何を目指しているのだろう。

　普通の方々は絶対に見てはいけない映画です！

◆allcinema ONLINEの解説から引用 「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」の園子温監督が20年前に手がけたオリジナル脚本を基に、自らの自主映画時代の経験を盛り込みつつ、ヤクザの世界を舞台に贈る衝撃の血まみれ任侠アクション活劇。突然、自分の娘と組員を使った自主映画の製作に乗り出したヤクザの組長と、そのトンデモ・プロジェクトに巻き込まれた平凡な青年の運命を描く。出演は國村隼、堤真一、長谷川博己、星野源。 　ヤクザの組長・武藤は、獄中にいる最愛の妻・しずえの夢を叶えようと躍起になっていた。それは娘のミツコを主演に映画を製作するというもの。しかし、肝心のミツコは男と逃亡してしまい、映画が出来ないまま、いよいよしずえの出所まで残り数日となってしまう。そこで武藤は、手下のヤクザたちを使って自主映画を作ることを決断する。そして何とかミツコの身柄を確保し、映画監督だという駆け落ち相手の橋本公次に、完成させないと殺すと脅して映画を撮影するよう命じる。ところがこの公次、実は映画監督でもなければミツコの恋人でもないただの通りすがりの男だった。それでも監督として映画を完成させなければ彼の命はない。そんな絶体絶命の中で出会ったのが、自主映画集団“ファック・ボンバーズ”を率いる永遠の映画青年、平田。一世一代の映画を撮りたいと夢見てきた平田は、ここぞとばかりにミツコに執着する敵対ヤクザ組織の組長・池上まで巻き込み、ホンモノのヤクザ抗争を舞台にした前代未聞のヤクザ映画の撮影を開始してしまうのだが…。

2.「3人の信長」(2019年 渡辺啓監督 1時間46分)

　命がけの
　嘘つき合戦はじまる。

　録画していたTV放映映画「3人の信長」を見た。

　案の定、まごうかたなき駄作だった。

3人の信長 （C）2019「3人の信長」製作委員会

　織田信長を捕まえてみたら、影武者だった。しかも3人も捕まえてしまった！

　3人のうち本物の信長はどいつだ？馬鹿馬鹿しい限り。

　3人とも打ち首にすればいいだけ(笑)。

　メンツがあるからそんなことはできないのだというが、殺し合いをしていて何という馬鹿なことをいわせるのか(笑)。

　冷静に考えるとTAKAHIROを時代劇映画出演させるのが狙いのEXILEによる「政策」映画ではないのか。

　最近、いかにも駄作を選んで見ている気がする(笑)。

　確かに最近のTV放送映画に良作が少ないこともあるが、駄作映画マゾヒズムにハマってしまったのかもしれない(笑)。

◆allcinema ONLINEの解説から引用 　TAKAHIRO、市原隼人、岡田義徳が敵方に捕まった３人の織田信長を演じる時代劇エンタテインメント。金ヶ崎の戦いにより敗走中の信長が今川軍の残党に捕まってしまう。ところが捕らえられた信長は３人もいた。しかも３人とも本物を守ろうと、我こそは本物の信長だと猛アピールする始末。万が一影武者の首を討ち取るようなことがあれば、今川家はいい笑いものになってしまうと、一味を束ねる蒲原氏徳は、本物の信長を見定めようと、あの手この手で３人に迫っていくのだったが…。 　共演に高嶋政宏、相島一之、前田公輝。監督は「HiGH&LOW THE MOVIE」シリーズの脚本を手がける渡辺啓。

/// end of the “cinemaアラカルト250「地獄でなぜ悪い＋1」”///

　

（追伸）

岸波

　どうして彰が、こんだけの駄作映画を見ているのか？

　考えてみると「TV録画」して見ているので、事前にフィルターがかからないという事かもしれません。

　映画の放映権を買う時に、昔、ゲーム・カセットであったような”抱き合わせ商法”が存在するのではないか？

　だからTV局では、とりあえずのノルマ消化みたいに電波に載せて来るのでしょう。

　一方、僕はと言えば、amazonプライムビデオで、基本「★４評価以上」しか観ないので（それでも駄作に合うことはあるが）、確率的に面白映画であることが多いのでしょうかね。

 

　では、次回の“cinemaアラカルト”で・・・See you again !

3人の信長 （C）2019「3人の信長」製作委員会

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To be continued⇒　　“cinemaアラカルト251”　coming soon!

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