こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
この「力(スタンド)」で、守るべきものがある。
退院したたケイ子と「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」を観てまいりました。
荒木飛呂彦が『週刊少年ジャンプ』誌上に「ジョジョの奇妙な冒険」の連載を開始したのが1986年。その後2005年からは同じ集英社の青年向け『ウルトラジャンプ』に移籍し、現在も第8部「ジョジョリオン」が連載中。
第1部から第8部までの単行本は通算118巻を数え、累計発行部数は昨年末時点で1億部を超えているという超人気シリーズ。はい、もちろん僕は『全巻』買い揃えていますとも(笑)
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会
(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
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今回映画化されたのは、東方仗助が主人公の第4部「ダイヤモンドは砕けない」。
ジョジョのシリーズは1900年代のイギリスを舞台にした第1部ジョナサン・ジョースター編から始まり、第2部はその孫のジョセフ・ジョースター編、第3部は日本に舞台を移し、ジョセフの孫の空条承太郎が主人公というように、祖父⇒孫のバトンタッチで描かれて来ました。
空条承太郎
ところが第4部では、老人ジョセフが日本人の若い女性、東方朋子に産ませた…いわば“不義の子”東方仗助が主人公という「変化球」で、父親である老人ジョセフや第3部の空条承太郎(年上だが血縁上は仗助の「甥」に当たる)も登場するという「ジョジョ」が三人のオールスター・キャストとなっています。
この「ジョジョ」シリーズの不動の人気を支えているのが第3部から登場した「スタンド」という概念。
「スタンド」とは精神の力を具現化したイメージで、「スタンド使い」同士にしか見ることができず、その能力も「念写する」・「炎を操る」・「時を止める」など様々。
でもこれって、僕のように100巻以上も読んでいるディープなファンなら分かりますが、映画が初見の一般人に果たして理解できるのだろうか…というのが大きな懸念でした。
特にウチのケイコさん、一切マンガを読まないんですもの…。
ねえケイコ、ジョジョ観に行きたいんだけどダイジョブ?
一応、第2部の途中まで読んだから大丈夫よ。(アナタの本棚の…。)
読んだの!? …でも、スタンドが出てくるのは第3部からだよ。
だって9巻がどこ探しても無いんだもの、先に進めなかったのよ。細かい事は気にしないで行きましょう!
ええ~! (ホントにダイジョブなんだろうか。うむむむむ…。)
そうだね、細かい事は気にせず観に行きましょう(笑)
映画の冒頭、殺人鬼の片桐安十郎、通称アンジェロ(山田孝之)がアパートに立て籠っています。傍らにはロープで縛り上げられた夫婦者が。
それを追っていた警官たちが部屋に踏み込むと、アンジェロは窓から逃走。縛られていた夫の方は残忍に殺されていました。
アンジェロ(山田孝之)
アンジェロは警察の追手を撒きまんまと逃げおおせますが、トンネルの出口で一人の男が待ち構えています。男が手にしているのは弓。男は弓に不思議な形の矢をつがえ、有無を言わさずアンジェロを撃ち抜きます。
倒れたアンジェロに歩み寄る男…「おめでとう。君はこの矢に選ばれた。」
息絶えたはずのアンジェロは、壮大な水しぶきと共に跳ね起きる…。
~って、分かりますコレ?
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会
(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
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弓を持った男は今回「第一章」の黒幕、虹村形兆(岡田将生)。
この弓と矢は、第3部に登場した敵スタンド使いのエンヤ婆が所持していたもので、素質がある者を撃ち抜けば“スタンド使い”として蘇り、そうでない者は死んでしまうというシロモノ。
虹村形兆の父親は、第1部と第3部のラスボスであるディオ・ブランドーに人を操るための“肉の芽”を埋め込まれ、不死の怪物と化しています。
虹村形兆(岡田将生)←ジョジョ立ち
形兆はそんな父に、“人間としての死”を与える事ができるスタンド使いを探し出すため、町の人間に次々と矢を放っていたのです。
アンジェロは、水と同化できる「アクア・ネックレス」という名のスタンド使いとして生まれ変わるのですが、そういう説明は一切なし。
三池崇史監督は、「テラフォーマーズ」で登場するキャラの特殊能力についてイチイチ解説シーンを挟んで不評を買ったのですが、その反動か?
「テラフォーマーズ」
不安になってケイコの方をチラと見ると、キョトンともせず“あるがまま”に受け入れている風情だったのでひと安心。
まあ、「日本人の二人に一人はジョジョを知っている」という話もあるしダイジョブか。
待てよ‥‥‥ということは、この映画館の観客の半分は“知らないで観に来てる”ってことか!? う~むぅ…。
場面変わって、登場するのが高校生の広瀬康一クン(神木隆之介)。彼は杜王町の高校に転入してきた高校一年生。
広瀬康一(神木隆之介)
チャリで学校へ行く途中、不良グループにインネンを付けられるのですが、そこに通りかかったのが、我らがジョジョ、東方仗助(山﨑賢人)。
肩がぶつかったことを咎められると、反発するかと思いきや、すんなりと「ごめんなさい」。
しかあしっ!! …「変な髪形」と言われた瞬間に表情が激変。
「アンタ…今、おれのこの頭のこと、なんつった?」 ええ~!?
東方仗助(ジョジョ)←ジョジョ立ち
…身体から湧き上がる紫色の靄。仗助は目にもとまらぬ速さで不良たちをノックアウトするのですが、その強さに驚いたのは康一クン(神木隆之介)。
しかも、不良たちにボコボコにされたチャリを引いて行こうとすると、いつの間にか治っていたので二度びっくり。
そうなのです…仗助のスタンド、クレイジー・ダイヤモンドはモノを『治す』スタンド。
え?「治す」だけじゃ闘えないだろうって?いえいえ、その使い方は千変万化。どんなふうにして闘うのかは、映画を見てのお楽しみ♪
…で、この康一クンが学校へ行くと、ミステリアスな女生徒山岸由花子(小松菜奈)が何かと世話を焼いてくる。
彼女は先生から、転校生である康一クンの世話係を頼まれたとのこと。
山岸由花子(小松菜奈)
この二人、先々「大変なコト」になってくるのですが、そこは今回の第一章では描かれないので先のお楽しみ。(映画でもちゃんと再現されるのかな?)
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会
(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
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そんな折、アメリカから仗助(山﨑賢人)を訪ねてきたのが第3部の主人公ジョジョだった空条承太郎(伊勢谷友介)。
丈太郎が言うには、仗助の実の父親は丈太郎の祖父ジョセフ・ジョースター(第2部の主人公:映画「第一章」には登場せず)であり、祖父に一事あった場合の遺産相続の件を伝えに来たとのこと。(表向きは。)
実際には、ジョセフのスタンド能力「念写」で、ここ杜王町に邪悪なスタンドが潜んでいるのを察知し、丈太郎にそれを止めさせる役目を任せられたのでした。
空条承太郎(伊勢谷友介)
まさかの父親の情報と甥(笑)との出会いに驚く仗助。ところが、言葉のはずみで仗助のヘアスタイルのことに触れたものだからサア大変。思いもかけず丈太郎と仗助はスタンドを使って戦う羽目になるのです。あらららら・・。
もちろん、「時を数秒停められる」丈太郎のスター・プラチナで事なきを得るのですが、このシーンでスタンド同士の闘いとはどんなものなのか観客に説明する役割も担っているのでしょうね。(コミックでも同じ進行です。)
一方、虹村形兆(岡田将生)にスタンド使いにされたアンジェロ(山田孝之)は能力を用いて警察から逃走。早速、趣味の“人殺し”にスタンドを使い始めますが、たまたま通りがかった仗助に阻止されます。
コレを逆恨みしたアンジェロは、仗助(山﨑賢人)の家族もろとも抹殺することを心に誓います。
今回の第一章の主たる敵は、このアンジェロと、それを裏で糸を引く虹村形兆・億泰の兄弟。立ち向かうは、我らがジョジョ、東方仗助と空条承太郎の叔父・甥コンビ、そして途中からスタンド使いになる康一クンの三名。
さて、どのような闘いが展開されるのでありましょうか?
最後に、第三部ラスボスのスタンドがちょっとだけ出てきますが。
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アンジェロの襲来を迎え撃つジョジョ・コンビ
(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会
(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
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で、実際観た感想ですが、思いのほかよできた映画でした。スタンド同士の迫力ある闘いも申し分なく、出演者たちの“なりきり感”が伝わる、伝わる~♪
これは、主演の仗助に抜擢された山﨑賢人クンや敵ボスの虹村形兆を演じた岡田将生クンが、共に「ジョジョ」の大ファンであったことと無縁ではないでしょう。
お披露目疲労のジャパンプレミアでは、原作者の荒木飛呂彦氏から以下のようなビデオメッセージが。
「完成度が高く、皆さんの想像を超えてきている。山﨑賢人さんの存在感が作品を引っ張ってくれました。」
原作者:荒木飛呂彦
原作者本人が太鼓判を押したのだから、もういう事はありません。
これを会場で聞いた山﨑賢人クンは感激し、「本当に素敵な方なんです。二度お会いさせていただいたんですけど本当にジョジョが大好きなので、死ぬ気でやった。」と。
また、荒木飛呂彦氏は、今回の映画化に当たり、原作の第3部には無い台詞を加えることをリクエストし、実現しています。
それは、虹村形兆(岡田将生)がアンジェロに出会ったシーンでの『出会いとは重力』という言葉。(※コミックでは第6部「ストーン・オーシャン」で登場。)
しかし、このセリフ追加が三池監督から岡田将生に告げられたのは本番直前のこと。そりゃあうろたえるでしょう。大好きな荒木飛呂彦先生が自分の台詞を自ら追加してくれたのですから。
岡田将生はジャパンプレミアの際、このセリフ追加に関して、「ジョジョの世界観がより一層深まった作品になっている気がします。」と自画自賛。「自分が出演した他の作品と比べても思い入れがあります。」と。
実は、岡田は同じ実写化作品「銀魂」にも出演しているのですが、「ジョジョ」のジャパンプレミア(7月26日)に先立って開催された「銀魂」(7月14日)のジャンパンプレミアで、(岡田がジョジョの大ファンであることを知っている主演の小栗旬から)「ところで、ジョジョと銀魂はどっちが思い入れがあるの?」というイヤミな質問が(笑)
「銀魂」
これに激しく動揺した岡田将生は、一瞬“ジョジョ立ち”のポーズをキメて「ジョジョの方」と言った後、慌てて「嘘です、銀魂、銀魂!!」と。
まあ、そりゃあ「銀魂」のジャパンプレミアですからね(笑)
結果的にこの件が、ジョジョのジャパンプレミアで「他の作品と比べても思い入れがあります。」という発言が引き出されるキッカケになったのではないかと思います。
「思い入れ」の話をしただけで、別に「手を抜いた」とかそういう事ではないので、それはそれでいいんじゃないでしょうか。
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虹村形兆(岡田将生) 髪型がポルナレフっぽい↑
(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会
(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
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物語の背景となった杜王町は、荒木飛呂彦が暮らしたことのある仙台市の風景がモチーフとなっているのですが、映画に登場する杜王町はとてもエキゾチックな雰囲気でした。
最初は、僕が何度も行ったことのある函館かと思いましたが、どう考えてもあんな大きな教会などは存在しない…。実はスペインのシッチェスで撮影が行われていました。
シッチェス(スペイン)
シッチェスはスペイン・バルセロナの地中海に臨むリゾート都市で、どこか日本のようで日本ではない物語の違和感を演出するのに最適な場所でした。結果的にこのチョイスは大成功だったと思います。
それから、うれしい小ネタの話題。
広瀬康一(神木隆之介)が登場するシーンで、彼の部屋には一目でわかる荒木飛呂彦デザインのポスターが。
あれあれあれと思ってよく見てみると、これが何と「ピンクダークの少年」の大判ポスターではないですか。
「ピンダークの少年」のフロアマット
「ピンクダークの少年」は、この第4部に後から登場してくる漫画家岸辺露伴のデビュー作にして大ヒットとなる作品。
岸辺露伴は今回の第一章では登場しませんが、最初「敵」のような形で登場し、やがて強力な「味方」となるキャラクター。
おそらく自分自身を投影したのであろう荒木飛呂彦氏の思い入れも深く、彼を主人公としたスピンアウト作品も何作か描かれています。
「岸部露伴は動かない」
第4部のストーリー展開に欠かせない重要キャラなので、続編が制作されればきっと登場してくるでしょう。
しかし、作品取材のためなら異常な行動もいとわないこの超絶キャラ、誰が演じてくれるのか今から楽しみではあります。
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会
(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
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今回、エンディングロールを眺めていて驚いたことが一つ。
キャストの(しかもかなり上の方)に新田真剣佑(あらた まっけんゆう)を見つけて驚愕。
だって真剣佑クンと言えば、「ちはやふる」の新(あらた)君ですよ。
ちはやふるの新(新田真剣佑)
映画の中でどこにも彼を見た記憶がない。この美しいまなざし。端正な姿…。
ケイコ、真剣佑クンてどこに出てたっけ?
新君いたでしょ、億泰よ。
ええ~!
僕が驚くのも当然。虹村億泰は、空間を切り取る無敵のスタンド「ザ・ハンド」を持ちながら、考え無しの攻撃で自滅するお馬鹿キャラ。(やがて味方に)
新君の役と比べるとキャラが違い過ぎる!(そして、見た目も!)
虹村億泰(新田真剣佑)
改めて「メイク」の凄さを認識するとともに、真逆のキャラを難なく演じきった真剣佑クンの演技力に感心。(体重も10キロ以上増やして臨んだそうです。)
それもそのはず、考えてみればロサンゼルス出身の真剣佑クンの父親は千葉真一、叔父は矢吹二朗というサラブレッドですもの。
しかも、LA空手大会で優勝経験もある剛の者。高校を出るまではハリウッドに暮らしていたというのですから、映画に対する造詣も推して知るべし。
「ジョジョ」の登場人物は一人ひとりが非常に濃いキャラクターなのですが、今回のキャストもそれに負けず劣らずの凄いメンバーが揃いました。
…でも驚いたなぁ、真剣佑クンが億泰だったなんて。
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虹村億泰(新田真剣佑)
(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会
(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
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さて、ストーリーの方ですが、仗助の機転でアンジェロを撃退し、虹村兄弟の存在を突き止めて、仗助と康一は弟・億泰と対決。
億泰がお馬鹿な攻撃で自滅すると、今回のラスボス兄・形兆は弟・億泰もろともにスタンドで攻撃する。億泰は瀕死の重傷を負い、康一は囚われの身に。
仗助は「治すスタンド」で億泰を救いますが、「なぜオレの傷を治した?」と言う億泰に「なにも死ぬこたーねえ、そう思っただけだよ。」と。(カッコいい!)
形兆のスタンド「バッド・カンパニー(極悪中隊)」は、“スタンドは一人一体”の原則を破り、「軍隊」自体をスタンド化したもの。(小さいけれど破壊力はホンモノ)
戦車部隊もいれば攻撃ヘリ部隊でミサイルも撃って来る。(地雷まである!)
とにかく弾数がハンパじゃない。
いくら「クレイジー・ダイヤモンド」の超速ドラドラ攻撃(素手です)でも、とても追いつかない。
“スタンドがダメージを受けると本体もダメージを受ける”ルールで、遂にはノックアウト。仗助の「治す」スタンドは自分自身を治せないのです。
そして、トドメのミサイルが放たれる…。
仗助の…そして杜王町の運命や、いかに!!?
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会
(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
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最後に、原作者荒木飛呂彦氏によるメッセージを。
『来たる8月。ジョジョの映画がついに公開の運びとなります。
映画に関しては、期待と一緒に大変不安を感じている愛読者の皆さまもおられるかと思いますがその完成度の高さは皆様の予想を超えてきます。
登場人物、主人公たちのキャラ作りが、映画的サスペンスストーリーにのって、場面を圧倒的に支配します。
「CG」、「劇中音楽」も素晴らしく、更に盛り上げてきます。
この夏、手に汗握ってお楽しみください。 感謝致します。 荒木飛呂彦』
全国の「ジョジョ」ファンは必見!
そうでない人も必見!(でないと「続編」ができないよ。)(笑)
/// end of the “cinemaアラカルト190「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」”///
(追伸)
岸波
最後の最後、形兆は弟の億泰を救うために身代わりとなって死ぬのですが、原作では、その攻撃者は「弓と矢」を受け継ぐレッド・ホット・チリ・ペッパーの音石明。
ところが、映画で形兆・仗助らを一網打尽にしようと狙ってきたスタンドは、シーア・ハート・アタック。
そうです、この第4部の本当のラスボス、複数のスタンドを操り「時間を戻す」ことも可能な吉良吉影のスタンド「キラクイーン」のワン・パターンです。
もしかすると、早々に吉良吉影を登場させ、一気にクライマックスへ引っ張っていく作戦かもしれません。
第4部には多様なスタンド使いが登場し、本線と絡まないサイドストーリーも多いですから。
その傍証に、エンドロールの背景にアトム・ハート・ファーザーを操る吉良吉影の父親(「写真のおやじ」と呼ばれる。)が早くも登場していました。
吉良吉影も岸辺露伴同様に人気の高いキャラクターで、現在進行中の新作「ジョジョリオン」の主人公の“半分”は吉良吉影なのです。
←(ジョジョファンにしか意味が分からない…。)
この魅力的なキャラクターを誰が演じてくれるのか?
僕としては、最も適役なのは伊勢谷友介だと考えていたのですが、今回、空条丈太郎を演じているので無し。
実は既に「吉良吉影を演じてほしい俳優ランキング」というファン投票が実施されており、第二位が伊勢谷友介でした。
ちなみに、最もイメージの合う第一位は北村一輝、第三位は綾野剛となっていました。あるある…どっちもある!!
では、次回の“cinemaアラカルト”で・・・See
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