こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
もうひとつの、スター・ウォーズ。
年末の多忙の中、封切りから10日ほど遅れることとなりましたが、ようやく『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』をケイ子と観てまいりました。
スピンオフ映画として、『エピソード3 シスの復讐』と『エピソード4 新たなる希望』を繋ぐ時代…正確に言えば「新たなる希望」のスタート10分前にリンクする物語を描いたストーリー。
製作総指揮は、スピルバーグの盟友として「バック・トゥ・ザ・フューチャー」三部作や「シンドラーのリスト」の製作総指揮に携わったほか、『エピソード7 フォースの覚醒』に始まる新三部作の製作も務める現・ルーカスフィルムの代表、キャスリーン・ケネディ。
彼女はこの作品について次のように述べています…。
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ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー
(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED. |
「スター・ウォーズの世界には、別の形で語られるべき物語がある”という、ジョージ・ルーカスのアイデアから本作品が生まれました。この「ローグ・ワン」は、家族の物語というスター・ウォーズの価値観を継承しつつ、これまでのファンはもちろん、新しい世代の観客をも魅了するような作品になるでしょう」と。
僕は、彼女が製作総指揮を務める限りにおいて、この作品が不出来に終わるはずがないという確信を持っていたのですが、日本での公開第一週、映画批評サイトを覗くと酷評されていることにヤキモキしておりました。
しかして本日、『ローグ・ワン』を実際に観てみますと、魅力ある多彩なキャラクター、斬新な演出、「レジェンド」をしっかりと踏まえた素晴らしい出来に感激して帰って来た次第。
これはいったいどういう事か? …再び最新の記事を検索したところ「スター・ウォーズ歴代作品の中で『帝国の逆襲』をも超える最高の作品」と絶賛するサイトがほとんどで、180度変化していました。
(やっぱりね。)
さて、そんなヒット街道を驀進中の『ローグ・ワン』、その内容は?
開始冒頭、帝国軍のインペリアル・シャトルが宇宙空間の虹のようなものを横切って航行して来ます。
ん?これはいったい何だと思って見ていると、それは土星のような「輪」。この風景が美しい♪
「7 フォースの覚醒」では、惑星を覆う影のようなものが実は帝国軍の戦艦でしたが、ファースト・シーンにちょっとしたサプライズを入れるのがスター・ウォーズの"慣わし”。
やがてシャトルはその惑星ラ・ムーに降り立ちますが、そこから見上げる「輪」も、しばし見とれるような美しさ。(そうか、地上からはこんなふうに見えるんだ…)
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ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー
(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
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一方、惑星ラ・ムーで家族とともに農耕生活をしていた元帝国軍の兵器研究者、ゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)は、追手が来たことを察知。自分が囮になることで、妻ライラと娘ジンに逃げるように指示します。
ゲイレン・アーソ
この娘こそが、後にローグ・ワンを組織することになる物語の主人公ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)ですが、この時点ではまだ年端もゆかぬ少女。
結局、妻は追ってきた帝国軍のデス・スター計画責任者オーソン・クレニック(ベン・メンデルソーン)に殺害され、ゲイレン・アーソは捕虜に。
岩穴に身を隠したジンだけが難を逃れ、父ゲイレンの旧知の戦士ソウ・ゲレラに救出されることになります。
主人公ジン・アーソを演じたフェリシティ・ジョーンズですが、この「ローグ・ワン」のキャストの中で彼女の出演料が最も高額で100万ドルとも噂されます。
2014年の「アメージング・スパイダーマン2」のフェリシアを演じ、同年の「博士と彼女のセオリー」でアカデミー賞主演女優賞への初ノミネートを果たしたシンデレラ・ガール。
この実績がジン・アーソ役に抜擢された大きな理由でしょう。
ジン・アーソ
またストーリーのキー・マン、ゲイレン・アーソを演じたマッツ・ミケルセンですが、僕はどうしても「007 カジノ・ロワイヤル」のル・シッフルを被せてしまいます。
「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」のロシュフォール隊長といい、個性的な悪役が似合う俳優さんです。
今回の『ローグ・ワン』では、自らを犠牲にしてデス・スター開発チームに加わることでデス・スターに「致命的な弱点」を作り込むという役…珍しく「いい人」です。(主人公ジンの父親ですし)
まあ、その意図が理解してもらえずに、開発チームの中心として反乱連合軍から命を付け狙われるワケで、「可哀そうな人」でもあるのですけれど…。
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ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー
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時は流れ…ソウ・ゲレラに戦士として教育を受けたジンでしたが、ある戦いでソウ・ゲレラとはぐれ、帝国軍の捕虜に。
一方、モン・モスマ(ジュヌヴィエーヴ・オライリー)が率いる反乱同盟軍は、独立遊撃隊として行動しているソウ・ゲレラの力を借りるため、キャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)と元帝国軍ドロイドであるK-2SO(ケートゥーエスオー)に命じてジンを救出。
キャシアン・アンドー(右)
3人(2人と1台?)はソウ・ゲレラのいる惑星ジェダに向かい、帝国に破壊されたジェダ寺院のも元守護者であったチアルート・イムウェ(ドニー・イェン)とベイズ・マルバス(チアン・ウェン)と邂逅し、これで「ローグ・ワン」のメンバー5人(4人と1台←くどい)までが勢揃い。
帝国軍とソウ・ゲレラ軍の戦いに巻き込まれ、最後は誤解されたあげくにソウ・ゲレラ軍の捕虜に。その牢屋の隣に居たのが最後の6人目の「ローグ・ワン」となるボーディー・ルック(リズ・アーメッド)。
彼はゲイレン・アーソからの密命を受け、「デス・スターの致命的弱点」の重要情報をソウ・ゲレラ宛てに託されたのですけれど、その信頼を得ることができずに投獄されていたのでした。
ソウ・ゲレラは、捕虜の一人が自分自身で育てた戦士ジンであることを知り、彼女にパイロットのボーディがもたらした「重要情報」を見せます。それは、ジンの父ゲイレン・アーソが自ら語るホログラム。
ソウ・ゲレラ(※左はジン救出時)
デス・スターの内奥にあるコア部を攻撃すれば、全体が崩壊するように作ってあること。その中心部へ到達する道筋を知るために「デス・スターの設計図」を入手せよ…というメッセージでした。
しかし…… その時既に、デス・スターは「試し撃ち」のため、惑星ジェダに砲塔を向けていたのでした。
放たれた粒子砲。一瞬にして消滅する首都ジェダ。その余波は惑星全体に及び、ソウ・ゲレラのアジトに壮絶な陸津波が迫る…。
からくも脱出を図る「ローグ・ワン」チーム。一緒に逃げようという声も聞かず、部下らと運命を共にすることを決意したソウ・ゲレラ。
彼は、「デス・スターの設計図入手」と「銀河系の未来」をローグ・ワンに託すのでした…。
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ローグ・ワンの6人(5人と1台?)
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このストーリー、実は最初の『エピソード4 新たなる希望』の時点で明らかにされていたのです。
どういうことかと言いますと、オープニング・クロールで「字幕」が下から上にずっと流れていきますね。こんなふうに…
A long time ago,in a galaxy far,far away....
この文章の後に、反乱軍のいちチームが、デス・スターの設計図を入手することに成功し、それをレイア姫に届けた・とあるのです。
だから「新たなる希望」は、設計図を奪取して逃走するレイア姫の宇宙船をダース・ベイダーが追うシーンから始まるのです。
それこそがまさに「ローグ・ワン」のストーリー。隠れた英雄たちがそこに居たわけです。
この映画の成功は、ローグ・ワン・チーム6人の個性的なメンバーの造形。それぞれがしっかりと「キャラ立ち」しているのです。
特に印象的なのは、ジェダ寺院の敗残兵チアルートとベイズ。共に中国人俳優で、チアルートは盲目の棒使い。全く目が見えないのですけれど、「気」を読むことで相手の言葉の真贋を見分け、敵の攻撃や弾丸をかわす(!?)ことなど朝飯前。
チアルート・イムウェ
そうです…チアルートは「座頭市」なのです。口癖は「我はフォースと共にあり。フォースは我と共にあり。」 …フォース、使えないですけど(笑)
(この時点でフォースが使えるのは、隠遁したジェダイの二人とベイダー卿のみ。)
居合の構えから一気に棒を繰り出し、一瞬のうちに周り中の敵を倒すアクションは、ホント見てて気持ちイイ~♪
一方のベイズは重装歩兵。強力なマシンガンで並み居る敵を一網打尽。おまけにロケット砲で、巨大スカウト・ウォーカーや戦闘機まで撃ち落とす!
ベイズ・マルバス
この二人の無双っぷり、実にホレボレします。
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ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー
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そして、忘れてはいけないのが新ドロイドのK-2SO(ケートゥエスオー)。
K-2SO
C3POとR2D2のドタバタ・コンビや「7」のBB-8のオチャメさも捨てがたいですが、今回のK-2SOの生意気な物言いがたまりません。
元は帝国軍の警備用ドロイドでしたが、キャシアンが捕えて再プログラミングした影響で、"歯に衣着せぬ”生意気なことを言う。
おまけに「ロボット三原則」も何のその。ジンが持っていたレイ・ガンを欲しがり、それを使っていいと言われると、その方向も見ずに百発百中の腕前。う~なんかカッコイイ。(ロボットだから当たり前か)
パイロットのボーディーは力はからきしですが、電子機器の扱いはお手の物、もちろん操縦の腕前は超一流。
ボーディー・ルック
最後のキャシアンは反乱連合軍のスパイや暗殺を任務としていた人物ですが、いつの間にやらジンの相棒格(ヒーロー)に。
なので、とってもいい台詞が何回か。ま、それは観てのお楽しみという事で。
監督を務めたギャレス・エドワーズは、2014年のハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」のメガホンを取った人物。
あのゴジラの痛快だったところは、二匹の敵怪獣にメタメタにされたゴジラが、最後にフォースが覚醒し(笑)、まさに無双の反撃に出るところ。
しまいには、敵怪獣の口をがばっと開かせ、真上から至近距離の放射能光線をぶち込みます。いやぁ痛快。
マカロニ・ウエスタンなんかもそうですが、途中ヒーローのガンマンが壮絶なリンチを受け、終盤、その恨みを一気に爆発させるところ。この王道を行ってます。
このギャレス・マジックは今回の「ローグ・ワン」でも炸裂。散々苦しめられた敵戦艦と敵惑星のバリア・フィールド…幾人の仲間が命を落としたことか。
最後には憎き敵戦艦同士を衝突させ、その巨大な機体をバリア・フィールド発生装置に落下させて破壊するという大スペクタクル・シーンが展開。
うん、このギャレス監督、本当に「痛快」のツボを押さえてるわ。カイカ~ン。
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ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー
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この映画は「スター・ウォーズ」シリーズのレジェンドを大切にしているという事がいろいろなシーンで見られました。
一つは、ケイ子による驚きの発見。
あの帝国のナンバースリーの人、昔と同じ人じゃない?
ターキン提督? …確かに似てるけど、第一作って1977年だよ。
だけどソックリだよ。
40年以上前…メイクでどうなるレベルじゃないな。(もしかして息子?)
ターキン提督
とは言ったものの納得がいかず調べてみました。すると、最初のターキン提督を演じたのはイギリスの名優ピーター・カッシング。「吸血鬼ドラキュラの花嫁」のドラキュラ伯爵を演じた人物。
で、今回のターキン提督はガイ・ヘンリー……ただし顔だけピーター・カッシング (CG・アーカイブ映像)。えええ~!!
もう一つCGで驚いたのがトンデモナイ「陸津波」のシーン。
デス・スターの粒子砲の試し撃ちでジェダ惑星の首都が一瞬のうちに蒸発し、その衝撃の余波が惑星全体に広がります。
海の大津波のシーンは数々ありますが、この陸津波…爆発の衝撃で惑星の表面がめくれ上がり、数百メーターの高さとなって波のように襲ってくるのです。これは怖い。
実際にもそうですが、津波のあまりの巨大さゆえ、ハイスピードであるにも関わらず遠目にはスローモーションで近づいてくるように見えるのです。あなおそろしや。
ソウ・ゲレラは逃げるのを断念し、アジトと運命を共にすることを決意するのですが、さてそのアジト。
空中から見下ろすと、「別のモノ」に見えるのです。それがコレ…
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ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー
(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
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はい。オビ=ワン・ケノビですね。
一瞬のシーンなので気づきにくいですけれど、こんな一瞬のシーンにこれだけの「たくらみ」を忍ばせる…ギャレス・エドワーズ監督はただ者ではありません。(発案者は別の人かもしれませんが)
レイア姫の養父であるベイル・オーガナ(ジミー・スミッツ)は本人がチョイ役でカメオ出演しています。
また、あのC3POやR2D2も、台詞付き(C3PO)でチョイ役出演していました。
初めて見る人でも大満足、スター・ウォーズのファンなら数倍楽しめる…心憎い演出だと感じます。
(このほか、帝国軍機と戦闘する「エピソード4」の反乱連合軍のリーダー・パイロットたち、レッド・リーダーとゴールド・リーダーも本人のCG映像です。)
そして、ダース・ベイダー卿も終盤で大暴れ。
反乱連合軍にデス・スターの設計図を持ち出されたことから、ベイダー卿が自ら出陣。デス・スターも上空に姿を現します。
ここでこの映画初めてのライト・セーバーが登場。フォースも使いまくり。何せ、それらを扱えるジェダイの騎士オビ=ワン・ケノビやヨーダは隠遁中で、ダース・ベイダーしか使える者がいないのです。
強い。圧倒的に強い。弾丸さえライト・セーバーで切り伏せる。アリカかっ!?
そうした中、反乱軍の兵士たちは、こと切れる寸前に次の者にデータを託し楯となって果てる。いやぁ熱い!熱いぜ、このストーリー!!
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ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー
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この映画では、次々に重要人物が死んでいきます。しかし「エピソード1・2・3」のような"無駄に暗い”演出はありません。
誰もが誇りをもって、信念をもって自ら犠牲になっていくのです。思わず涙をこらえたシーンがたくさんあります。
一つは、ジンが何十年ぶりに父ゲイレンと再会するも目の前で爆発に巻き込まれて死ぬシーン。ゲイレンは言います。
「お前には話したいことがたくさんあった」…それだけ。それだけでこと切れる。
万感の想いに亡骸を抱きながら嗚咽するジン。見ているこちら(うっうっ‥)
また、チアルートの名シーン。
デス・スターのデータを反乱軍に送信するためにバリア・フィールドを解除しなければならない。しかしそのメイン・スイッチは敵の弾幕にさえぎられて誰も近づけない。
でも、あと数分で機会が失われる…。
その時!! あの盲目の格闘家チアルートが意を決して立ち上がる。
「我はフォースと共にあり。フォースは我と共にあり」…くり返しながら、銃弾の雨の中をゆっくりと歩いていく。
「やめろ!やめるんだチアルート!!」…号泣しながら絶叫するベイズ。
このシーンで胸が熱くならない者がいるとしたら、その人に映画を見る資格はありません。(きっぱり)
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ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー
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反乱同盟軍はデータを奪取して逃走。ベイダーの艦隊はそれを追います。
そして、ローグ・ワンのメンバーや反乱軍の残存兵が残る惑星はデス・スターによる破壊が命じられます。
惑星に残されたジンとキャシアンの運命や如何に!?
そして、最後にデータを受け取った者は誰なのか!!?
悲しくも美しい…そして「希望」のシーンが貴方を待っています。
僕は、そのラストシーンを生涯忘れることはないでしょう。
/// end of the “cinemaアラカルト183 「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」”///
(追伸)
岸波
語りたいことはまだまだたくさんあります。
K-2SO の最後のシーン。ジンの愛称「スターダスト」の意味。序盤に登場する二つの星の高い建物同士がが互いの星に突き刺さって星が連なっている驚異の情景…。
(閑話休題)
このスピンオフ・シリーズはこれ自体でシリーズ化され、本編の「7・8・9」と交互に公開されることが決まりました。
次は「8」の後になりますが、「ローグ・ワン」自体の続編ではなく、また別の時代、別のエピソードが紡がれる予定です。
映画の最後の1分間、「あの人」が本人登場します。
もちろん、デス・スターのデータを受け取る人と言えば彼女以外にはあり得ません。しかもそれは「あの時の」キャリー・フィッシャー本人。これはもう大サービス…今のCG技術って凄いですね。
そして「その中身は何ですか?」と問われた最後の一言の台詞にも感動。いやぁよく出来た脚本だわ。伏線が見事に全部回収されている。
(「マトリックス」の脚本家に煎じた爪を飲ませたいわ…)
ところで、そんなレイア姫、キャリー・フィッシャーが12月27日午前8時55分に60歳で亡くなりました。オーマイガッ!
僕が「ローグ・ワン」を観たのも同じ27日。何かの因縁を感じます。彼女は「エピソード8」にも出演予定で、既にポスターにも登場していたのに…。
貴女は永遠のレイア姫。キャリー・フィッシャーの魂にご冥福を。
(再追伸)2016.12.31
嬉しいお知らせです。ニューズウィーク日本版の記事によれば、来年またレイア姫に会えるとのこと。
どういうことかと言いますと、「エピソード8」のうちキャリー・フィッシャーが登場するシーンは既に撮り終えていたとのこと。
素晴らしい!エクセレント!…いやマグニフィセント!!!
では、次回の“cinemaアラカルト”で・・・See
you again !
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