<Back | Next>
「Merciless War」(佑樹のMusic-Room)
by 岸波(葉羽)【配信2011.2.17】
 

◆この記事は作品のストーリーについて触れています。作品を実際に楽しむ前にストーリーを知りたくない方は閲覧をお控えください。

 こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。

 誰も知らないナルニアへ。

 間もなく公開の「ナルニア国物語/第3章アスラン王国と魔法の島」。

 「第1章 ライオンと魔女」と「第2章 カスピアン王子の角笛」に続く、C・S・ルイスの児童文学『ナルニア国ものがたり』の実写映画版第3弾でございます。

ナルニア国物語/第3章 アスラン王と魔法の島

(C)2010 Twentieth Century Fox Film Corporation and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.

 前2作を監督したアンドリュー・アダムソンはプロデューサーに退いき、演出をマイケル・アプテッドにバトンタッチ。

 そのアプテッドの言によれば、作品は原作と大幅に異なる内容になるという。うーん、それで“誰も知らないナルニア”なのですね。

 懸賞で入手した試写会チケットを活用しまして、ドミニクから早速報告がありました。2月25日の全国公開に先駆けていち早い報告…うん、その意気やよし!

 ならば、こちらもその意気に応えねばなりますまい。ドミニク、早速アップするよ~♪

 

ドミニクドミニク 物語系の映画が大好きな、ドミニクです~!

 夢みたいな魔法と冒険が好きです。いっつも夢見ているので・・・。

 だから、ディズニーのナルニア国物語も好きでした♪

 元々、ディズニーシーのほうがランドより好きだし~。

 さあ、夢と冒険の海へ!!いってみませんか??

ナルニア国物語/第3章 アスラン王と魔法の島

(C)2010 Twentieth Century Fox Film Corporation and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.

 …と思ったら、3章から、「ディズニー」から、「20TH FOX」に配給に変わったんですよ~。

 ディズニーは、採算が取れなかったから撤退したそうです・・・。

 確かに1作目は、ちょっとイマイチかな・・・とは思ったものの児童文学なので、この程度かなと辛口評価でした。

 でも個人的には「起承転結」で、まとまっていて好きですね。

 原作が、児童文学なので、ツメが甘い部分も多少あるように感じたんですが、家族で行くならこの映画でしょうか?

 原作の本では、7章までなので、続編の映画も期待です♪♪

 無事、採算が取れ、次作の話しが出ますように・・・(^_^)

ナルニア国物語/第3章 アスラン王と魔法の島

(C)2010 Twentieth Century Fox Film Corporation and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.

 2011年春 誰も知らないナルニアへ!2月25日(金)公開。確かに一般公開はまだなので、「まだ、誰も知らないナルニアですね(笑)」

 3章目にして、ナルニア国物語は、「3D」になりました♪画面から飛び出します(笑)今までより、迫力あります~。画像も、アバター並に、キレイになっています。

 ナルニアもハリーポッター同様、書いてなかったので、メモリアルから。

 ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女。(2006年3月日本で公開)

 ペベンシー4兄弟の兄妹ピーター(長男)、スーザン(長女)、エドマンド(次男)、ルーシー(次女)は、第二次世界大戦中のイギリスに住んでいましたが、戦火を逃れ田舎へ。

 末っ子のルーシーは、衣装ダンスから、え???異世界へ!?出ちゃいました!!!

ドミニク(ナルニアを見つけたのは、この子です!)

 この子が居なければナルニア国物語なかったんですよ~~。

 話戻りますが、衣装ダンスを開けると・・・

 そこは雪の世界。

 偉大なるアスラン(ライオンの姿)が作ったこの国は、白い魔女によって冬の世界になっていました。

ドミニク(寒そう~~)

アスラン王と魔法の島

 最初は、ルーシーだけでしたが、そのうち兄や姉を連れて、ナルニアへ行きます。伝説の王アスラン(ライオン)が帰ってきて、そこで、次男が、悪に支配され、アスランが、身代わりになることで、エドマンドを返してもらいます。

 絶命するアスラン。でも彼は息を吹き返して・・・。魔女を倒して1章は終了。冒険を終えた4人は、衣装だんすを通ってもとの世界へ。

 ライオンのアスラン一匹で片付くなら、四兄弟、要らないですよね~(笑)長男のピーターは、英雄王。長女のスーザンは、優しの君。エドモンドは、正義王。ルーシーは、頼もしの君になります。

ナルニア国物語/第3章 アスラン王と魔法の島

(C)2010 Twentieth Century Fox Film Corporation and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.

 ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子(2008年5月日本で公開)

 現代の時間の流れで1年です。

ドミニク(撮影では2年半かかっています)

 時は、ペベンシー兄妹の治めた時代からナルニア国で1300年後。

 かつて全能なる王アスランに祝福され、生きとし生けるもの全てが幸福に包まれていた魔法の国は、テルマール人に征服されました。

 生き残ったナルニアの民は森に逃れ、この暗黒の世界に再び光をもたらす者(ペベンシー兄弟)の出現を待ち続けていました。

 一方、テルマールの王宮では、亡き王の弟ミラースが、正統な王位継承者カスピアンの暗殺を企てます。

 "伝説の四人の王"を呼び戻すと言われる魔法の角笛だけを手に城から逃亡した美しきカスピアンは・・・・。

 ちろん、四兄弟を呼び出します~!(笑)

ナルニア国物語/第3章 アスラン王と魔法の島

(C)2010 Twentieth Century Fox Film Corporation and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.

 戦闘シーン万歳で、前作よりちょっとだけ大人向けです。

 カスピアン王子は、長女(スーザン)とキスシーンもあっていい感じ(恋)ですが、次作の3章では、長男のピーター、長女のスーザンが、大人になって来れないと言われてしまいます。

 残念ですが、純粋な気持ちの持っている子供じゃないとダメって、感じですよね。

ドミニク(トトロと一緒!?)

 以下、ネタバレしています~! 

 ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島

 今回から、20thFOXの映画になっています。

 いつもは衣装ダンスから、ナルニアの国に行っていたのですが、今回は、戦争でいとこのお家に預けられていた、ルーシー。

 前作で、長男と長女は、もう来れないといわれていたんですが、ちょうど、両親とアメリカへ行っていたんです。

ナルニア国物語/第3章 アスラン王と魔法の島

(C)2010 Twentieth Century Fox Film Corporation and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.

 ペべンシー兄妹の次男次女(エドモンドとルーシー)だけが、親戚の家に預けられているのですが、二人で
「この船、ナルニアっぽくない?」と帆船の絵を見て話していると、理屈っぽいいとこのユースチスが、背後から馬鹿に口げんかします。

 このいとこは、誰に似たのか!?ず~っと2人に意地悪ばかりします。

 そして靴下に、日記を隠しています(笑)

アスラン王と魔法の島

 そのあと、その絵から水が出てきて、ルーシーが「床に置いて!」といって、部屋中が水で溢れ、3人は、水浸しの部屋の床からナルニアの国の海に。

 そして、絵の中の船は、「朝びらき丸」という船で、そこには、カスピアン王(2章で王子)が、乗っていました。

 ネズミの騎士、リーピチープも乗っています。船は神秘の島々を巡る旅へ。光が失われ、せっかく、統一されたと思ったら、従いたくない者も居たんですね。

 それで、カスピアン王は、ミラースから逃れ、お父さんが7人の貴族(七卿)に託した、7つの魔法の剣を探しに海へ。

 あるときから、7人は消息を絶って、生死さえも分からない状況だったので、王じきじき探さねばなりません。

 それで、「朝びらき丸」で航海していたら、エドモンドとルーシーとユースチスが現れたというわけです。

アスラン王と魔法の島

 航海の途中、7人を探す予定が、ある島で、その剣を集めて「アスランのテーブル」に置かないと悪の魔法に対抗できないという展開になります。

 その「魔法の本」を読んだ時、自分の憧れの人になれる魔法のページをルーシーは破り、懐へ(破って盗みます、笑)

 最初は奴隷にと女性を狩る島。

 それからもいろんな島があったので、覚えきれませんでしたが、途中の島で、エドマンドが、この水に入れると何でも金になる!という発見をして、ゆがんだ心に支配されそうになったとき、ふっと我に返るんですが、そのあと、いとこのユースチスは、欲にかられ、骸骨から腕輪を。

 その金の腕輪には、のろいがかかっていたらしく、ユースチスはドラゴンになってしまいます。

ナルニア国物語/第3章 アスラン王と魔法の島

(C)2010 Twentieth Century Fox Film Corporation and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.

 ユースチスが居ないと気付いたエドモンドとカスピアン王は探しに行ってびっくり!

 青の星を探して旅に出るのですが、その「青の星」の美人の声優さんって、おかあさんといっしょに昔出ていた「はいだしょうこ」お姉さんなんですよ~!

 エンドスクロールで、「え~~」という声と「しょうこお姉さん出てたよ!」というつぶやきが劇場内のあちらこちらから。

ドミニク(確かに、しょうこお姉さん出ています!!)

 歴代の歌のお姉さんの中でも有名ですよね。

 今井ゆうぞうお兄さんの歌が終わり、お姉さんの絵を確認すると、堪え切れない様子で笑い出したという伝説の絵の下手なお姉さんです(爆笑)

 バラエティーで結構出ていましたよね~。彼女は、かつて、元宝塚の星組で活躍してました。確かに青い星には、ぴったりです。

アスラン王と魔法の島

 6本の剣を、アスランのテーブルに置き、7本目は・・・というとき、青の星はあの「くらやみの島」と教えてくれます。

 カスピアンとエドモンドが見とれていると、「この姿がイヤであれば変えますけど?」といいますが、「いいえ~!」と。

 2人とも、目がハートです!向こうの黒い島に、「え?行くの??」というノリで、航海を再開。その危険そうな島に行った一行。そこで、最後の貴族を発見。

「考えるな!考えると出てきてしまう!!」と、エドモンドが言われます。

 でも、もう遅く、エドモンドが、「海蛇」を考えてしまい「海蛇」との壮絶な戦いになります。

アスラン王と魔法の島

 岩にぶつけて倒したと思ったら、7人目の貴族が、敵と勘違いして、ドラゴンのユースチスの翼に剣を。

 痛がって反対方向に飛び立つユースチス。

 でも、着いた先は、海の果てで、そこにライオンのアスランが居て、ユースチスを人間に戻してくれて、7本目の剣が、抜けます。

 そのまま、ユースチスは、アスランのテーブル目指します。

 悪の魔法で、エドモンドが海蛇に倒されそうになったとき、7本目がテーブルに。

アスラン王と魔法の島

 ほんと、なかなか置けなかったのですが、無事置くと悪い魔法は、解けます。

 九死に一生を得てます。

 3人は、問題が解決し、現実世界に戻されます。

 でもユースチスは以前の意地悪ではなくなっていました。

 物語では、その後3人で、ナルニア国について語ったと言っていました。

 仲良くなれてよかったですね。

ナルニア国物語/第3章 アスラン王と魔法の島

(C)2010 Twentieth Century Fox Film Corporation and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.

 最後に、ネズミが、アスランの国へ行き、エドモンドとルーシーは大人になりすぎたからもう来れないけど、ユースチスはまたナルニア国に、来れるといわれます。

 今回、ユースチスが出てきたのって、次の主役候補だからでしょうか。3つの章を見た上で、この作品が一番好きな話です。

 3Dとかではなく、20TH FOXになってから作風が変わったからだと思います。採算が取れれば、次作あるそうです。

 「ライラの冒険」も1作で、終わってしまっていて、ハリポタもあと1作という状況なので、ファンタジー系って、希少です。

 次も何とか続くといいです。楽しみにしてますから♪

 

/// end of the “cinemaアラカルト123「ナルニア国物語第3章アスラン王国と魔法の島」”///

 

(追伸)

岸波

 ペベンシー兄妹とカスピアン王を中心としたパーティーが、ナルニアの海と神秘の島々を舞台に冒険を繰り広げるこの第3章は、C・S・ルイスによる原作の中でも特に高い人気を誇ります。

 初の3D制作となったことで、ドミニクの言うとおり、ファンタジックな世界観は前作よりもはるかにパワーアップしました。

 新しいキャラクターも加えた本作は、日本に先駆けて公開された世界32か国以上で全て初登場1位を獲得した模様です。

 日本でも成功すれば、続編の制確実になることでしょう。

 

 では、次回の“cinemaアラカルト”で・・・See you again ! 

アスラン王と魔法の島

ナルニア国物語/第3章
アスラン王と魔法の島

(C) 2010 Twentieth Century Fox Film Corporation
and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.

eメールはこちらへ   または habane8@ybb.ne.jp まで!
Give the author your feedback, your comments + thoughts are always greatly appreciated.

 

To be continued⇒  “cinemaアラカルト124” coming soon!

 

<Back | Next>

 

PAGE TOP


bannerCopyright(C) Habane. All Rights Reserved.