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| ◆ カンボジア(柬埔寨)便り-9「水上生活者たち」
下はGoogle Mapのスクリーンショット。青い丸がぼくが住んでるコンポンチュナンの宿舎。
付け焼刃ながらネットで調べたところ、なんとトンレサップ湖は東南アジア最大の湖!で乾季でも琵琶湖の4倍弱、雨期には琵琶湖の10倍~18倍の大きさになるそうです。
ずいぶんと大きさに幅がありますが、水深も1年のうちほとんどの期間は水深1mくらいの深さなのに、雨季になってモンスーンが吹くといつもは湖からメコン川に流れ込んでいるトレンサップ川が逆流して湖の面積が広がり、深いところでは10mにもなるとか。 肥沃なメコン川の流れと普段は森である場所まで湖が広がることによって湖に栄養が豊富に供給されてプランクトンや魚が大量発生。 体重100KGを越えるメコンオオナマズ、フグ等600種以上の淡水魚が生息しワニも生息しています。 水上生活者の数も100万人ほどいて世界最大規模。 ただ湖上に住む人の多くが無国籍者。貧しいカンボジア人の他に戦争から逃れてきたベトナム人が暮らしているのだそうです。 実際の写真は以下のとおり。
Mapの中央左が水上生活者らがいるChhnok Tru。
乾季で干上がっているトンレサップ湖南端のChhnok Tru。
以下乾季の水上集落。貧しいけれど活気あり。 雨期には高床式住居の床上まで水があふれるとか?
ゴミだらけの水上をボートで移動する。
子供たちは元気。
トンレサップ湖の貝。赤貝のようなシジミのような。
雨季には橋を渡って道路と家を移動する。
住宅が密集しているエリア。
近くに寄ってみると、かなりの高さにあることが分かる。
ここに住む人たちは皆貧しくて衛生面でもかなり問題ありそうで、写真を撮っているのが申し訳ないような気もしました。 その反面、人生をたくましく楽しく生きている活気のようなものも大いに感じることができました。
オマケに、コンポンチュナンにある宿舎のホテル。
下がホテルのロビー。 ガラガラ感強いがけっこう団体客や日本人駐在員が宿泊してる。
通信の原稿送ります。写真はFacebookに送りました。 コロナが世界中に広まってしまって、4月も帰れそうにない・・・かな? 3月中は日本→海外、海外→日本の出張、帰国休暇全面禁止になったけど、4月末まで延長されそうな勢い(T_T) (2020.3.15up)
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