|
| ◆ カンボジア(柬埔寨)便り-9「水上生活者たち」 先月太太がコンポンチュナンに来た時、トンレサップ湖の水上生活者の集落が見たいと突然言い出したので2/16日曜日にコンポンチュナンから40キロほど北西のトンレサップ湖最南端、Chhnok Truまで行ってきました。 下はGoogle Mapのスクリーンショット。青い丸がぼくが住んでるコンポンチュナンの宿舎。 Google Map 付け焼刃ながらネットで調べたところ、なんとトンレサップ湖は東南アジア最大の湖!で乾季でも琵琶湖の4倍弱、雨期には琵琶湖の10倍~18倍の大きさになるそうです。 (最大で縦200キロ、横50キロとか) ずいぶんと大きさに幅がありますが、水深も1年のうちほとんどの期間は水深1mくらいの深さなのに、雨季になってモンスーンが吹くといつもは湖からメコン川に流れ込んでいるトレンサップ川が逆流して湖の面積が広がり、深いところでは10mにもなるとか。 肥沃なメコン川の流れと普段は森である場所まで湖が広がることによって湖に栄養が豊富に供給されてプランクトンや魚が大量発生。 体重100KGを越えるメコンオオナマズ、フグ等600種以上の淡水魚が生息しワニも生息しています。 水上生活者の数も100万人ほどいて世界最大規模。 ただ湖上に住む人の多くが無国籍者。貧しいカンボジア人の他に戦争から逃れてきたベトナム人が暮らしているのだそうです。 実際の写真は以下のとおり。 Mapの中央左が水上生活者らがいるChhnok Tru。 Google Map 乾季で干上がっているトンレサップ湖南端のChhnok Tru。 Chhnok Tru 以下乾季の水上集落。貧しいけれど活気あり。 雨期には高床式住居の床上まで水があふれるとか?
ゴミだらけの水上をボートで移動する。
子供たちは元気。 はしゃぎ廻る子供たち トンレサップ湖の貝。赤貝のようなシジミのような。 湖の貝料理? 雨季には橋を渡って道路と家を移動する。 架け橋 水上住宅 住宅が密集しているエリア。
近くに寄ってみると、かなりの高さにあることが分かる。 高い柱 ここに住む人たちは皆貧しくて衛生面でもかなり問題ありそうで、写真を撮っているのが申し訳ないような気もしました。 その反面、人生をたくましく楽しく生きている活気のようなものも大いに感じることができました。 オマケに、コンポンチュナンにある宿舎のホテル。 コンポンチュナンのホテル 下がホテルのロビー。 ガラガラ感強いがけっこう団体客や日本人駐在員が宿泊してる。
通信の原稿送ります。写真はFacebookに送りました。 コロナが世界中に広まってしまって、4月も帰れそうにない・・・かな? 3月中は日本→海外、海外→日本の出張、帰国休暇全面禁止になったけど、4月末まで延長されそうな勢い(T_T) (2020.3.15up) 水上生活者というのはそういう事か・・初めて分かったよ。昨日、福島県でも二人目の陽性患者が郡山で出たよ。だんだん近くなって来てヤーな気分。ともかくも、しばしの間は外出自粛だ。ま、職場は医大なんで、もしもの時でも安心だけど(笑) |
Copyright(C) JUN&Habane. All Rights Reserved. |