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| ◆ 駐在員生活の思い出/アルンを発つ日 1988年3月25日、アルンを発つ日がやってきました。 帰国便(シンガポールー成田)の予約がまだ確定しておらず不安でしたが、4月3日の出発日までには間違いなく確定できるというエージェントの言葉を信じてウェィティングリスト表示のチケットをアタッシェケースに入れ出発しました。 5年前アルンを離れて新任地のジャカルタに向かうときは期待と喜びしかなかったですが、家族5人で過ごした今回の赴任を終えることには一抹の寂しさを感じていました。 (ジャカルタからアルンに連れてきたメイドさん二人は、残る日本人社員の寮にした我が家で引き続き働くことになり、たいたい、子供たちと涙の別れをしていました) まずはメダンに飛び、翌26日シンガポールへ。さらに27日の夜便でシドニーへ。翌早朝到着し、さっそくクルーズとバスツアー。 オペラハウスやハーバーブリッジを見学し、牧場でポニーに乗り羊の毛刈りを見学しブーメランを投げて遊び、動物園でコアラを抱いてカンガルーに餌をやり・・・ 30日にアンセット航空でブリスベーンへ飛んでリムジンバスでゴールドコーストへ。 (ゴールドコーストはサーファーズパラダイスというだけあって、けっこう大きな波がきて長女が流されそうに・・・) 野鳥園でオウムに餌付けし、シーワールドでイルカ、クジラとアシカのショーを見たり餌をあげたりとアルンでの島流しのような生活とは対極の楽しい時間を過ごしました。 楽しい時間はあっという間に過ぎ、4月2日の朝ホテルでハイヤーをチャーターしブリスベーン空港へ。 空港到着し降車する直前に次女がぐずりだしたので、パスポート、航空券、ドル現金を入れたアタッシェケースをバックシート後ろの棚に置いて次女を抱っこしてあやしていたら、降りる時にケースを置き忘れてしまいました。 必死で空港職員を探して窮状を訴え、ホテルに電話をいれてもらったところ、幸運にもホテルから無線で車に連絡を取ることができ、空港に引返してもらうことになりました。 降車場でずっと車を待ち続け、車の姿が見えた時は心の底から神に感謝しました。 (イエスかアラーか仏さまかお稲荷さまか・・・) なんとかチェックインの時間に間に合ってシンガポールへ向かいましたが、旅の苦難はまだまだ続くのでした・・・ (現在/久しぶりに東京駅へ) 人間ドック受診のため久しぶりに東京駅八重洲口へ。 2年前の本社勤務のころは週2~3回通勤していましたが、全日在宅勤務となってからはほとんど訪れる機会がありませんでした。 久々のラーメンストリート。 シンプルなあっさり醤油ラーメンを食べたいと思っていたのが、トリュフ香るチャーシューうにまぜそば(1640円)などというキワモノが目に入ってしまい・・・ 斑鳩はいつも行列が絶えない人気店ですが、濃厚とんこつ系ということでずっと敬遠していてこれまで入店したことがありませんでした。 うにまぜそばシリーズ第3弾ということでしたが、魚介とんこつのダブル濃厚スープにトリュフとうにの濃厚な香が複合して胸と腹がいっぱいに・・・ で、久々あっさり系醤油ラーメンが食べたくなって、上尾ラーメンランキング6位の煮干しらーめん19(いっきゅう)へ。 店名の通りイワシの煮干しととんこつダブルスープの煮干しらーめん(900円)がウリですが、さんま煮干し100%使用の中華そば(1100円)をオーダー。 出汁にこだわったスープはさすがのおいしさでしたが、1000円を超えるラーメンが普通になってしまったんだなあ・・・ #173送ります。 今日も長女が二人の孫娘を連れて遊びに来たんだけど、お世話が大変。 今回の写真は37年近く前のものだけど、子供たちがちょうど今の孫たちと同じくらいの年頃。 (こんなの連れてよくあちこち歩きまわったもんだと、たいたいとしみじみ・・・) (2024.12.1up) そうなんだよね・・僕も前回のSECRETで息子0歳、孫のオリカ0歳を並べた時も同じ感慨に耽ったよ。 |
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