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| ◆ 絢爛ドバイ 本日9月30日、ラマダン明けが発表され、断食明けを祝う「Eid Al Fitr」のお祝いが始まります。 ラマダンはイスラム暦の9月のことで、今年のラマダンはたまたま西暦の9月1日に始まり、30日で終わりましたが、イスラム暦は太陰暦なので毎年西暦とは10日ほどずれていき、来年のラマダン明けは9月20日ごろになるはずです。 ちなみに去年のラマダン明けは10月12日頃でした。 (同じイスラム圏でも国や宗派によってずれるようです。)
ジャカルタへの異動の予定が若干延び、ラマダン明けの祝日の期間もドバイで過ごすことになりました。 どうやって時間をつぶそうか思案中です。 世界のセレブが集うドバイには高級レストランも目白押しですが、我々は普段旧市街の古びたビルの一室でせこせこと仕事するばかりで、そういった所とは全く無縁の生活を送ってきました。 しかし、引き上げが決まってドバイでの生活もあとわずかとなり、せっかくなので何軒か話の種に行ってみようと思い立ち、まず初めに世界でもっとも眺めの良いレストラン・第9位に選ばれたというアル・カサールホテルの「ピアシック」を予約。 (ここはお客さんを接待することにして経費で落とすことに・・・)
ピアシックは、ホテルのビーチからまっすぐ海へ向かって桟橋が延び、その先にあるシーフードとワインが有名な海上レストラン。
隣にある、世界で唯一の7つ星ホテルと言われる「ブルジュ・アル・アラブ」とさらにその先の「ジュメイラ・ビーチホテル」がよく見えます。
お薦めという「シーフードプレート」~魚のグリル中心のホットとエビ・カニ・貝類中心のコールドがあり、コールドを選ぶ~とニュージーランドの白ワイン、チーズ盛り合わせ等注文して二人で5万5千円ほどのお値段。 シーフードプレートだけで900デルハム(約2万7千円)、ワインが440(1万3千円ほど)でした。 シーフードプレート ちなみに「世界一眺めの良いレストラン」もドバイにあるそうですが、こちらはクリーク近くにあるシーフードレストランで、クリークの夜景と水槽のながめがウリとかで、行ったことのある人の話ではピアシックの方がずっと眺めが良い、とのことでした。 その翌週には、以前からドバイに来るのを楽しみにしていた太太が、ぼくのドバイ引き上げを前に関空発のエミレーツ便で緊急上陸。 これまでもシンガポールや台北、アンマン、ジャカルタなど駐在していた国の空港はもとより、バルセロナやパリなどの空港でも到着ロビーで待ち合わせてピックアップしてきましたが、今回は到着が午前4時45分着で、帰国便の出発が午前2時45分。 ドバイは24時間稼働のハブ空港なので深夜・早朝の発着便が多いためですが、けっこうしんどい送り迎えになりました。 で、到着した日の昼食に「ブルジュ・アル・アラブ」の最上階27階のアル・ムンタハへ行くことに。 車を運転していくとゲートで止められ予約を確認し、確かに予約が入っているとようやくゲートを開けてくれてホテルのエントランスへ。 ブルジュ・アラブのエントランス バレット・パーキングなので車のキーをホテルマンに預けて駐車場へ運んでもらい、我々はそのままロビーへ。 (このへんなんとなく緊張・・・) ガラス張りの超高速エレベーターで一気に最上階へ。
レストランの窓からは隣のジュメイラ・ビーチホテルや、先日行ったアル・カサール・ホテルのピアシックなどが遥かに見下ろせて最高のながめでしたが、数日前から急に湿度が上がったためもやが濃くなり、景色が霞んでしまっていたのがちょっと残念でした。 眼下のピアシック・レストラン メニューはフライデー・ブランチのビュッフェのみでしたが、キャビアや生牡蠣、寿司などもあって種類も豊富、いままで食べたビュッフェの中では最高だったけど、値段の方もやっぱり最高でした・・・・ 一人495デルハムで約1万5千円、断食期間中なので昼はアルコール類のサービスがなく、飲み物は1.5?のミネラルウォーター(1,200円)のみだったので、これでも安くすんだほう。 ブランチ終了時間のぎりぎりまで太太と二人で粘ってまたまた高速エレベーターで一気にロビーへ。 (下りはかなり怖かった・・・) 預けた車をホテルのエントランスで受取ってチップを渡し、現実の世界へ戻っていったのでありました。
さて、もうすぐ転勤。ドバイ編はどこまで続くのかな?
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