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| ◆ 熱風ドバイ 先週VISAの書替のため、カタールのドーハに日帰りで行ってきました。 ドーハと言えば94年WCアメリカ大会・最終予選・イラク戦での「ドーハの悲劇」、また今回のWC・3次予選でも日本と同組にカタールが入っているので、日本のサッカーファンにはおなじみの場所かもしれません。 その日は14時15分ドバイ発のエミレーツ航空で14時15分(時差がマイナス1時間)ドーハ着、15時10分ドーハ発で17時ちょうどにドバイ着。 行きの便のチェックイン時に帰りの便も一緒にチェックインし、ドーハではイミグレーションを通過せずにTransfer (乗り継ぎ)から直接ゲートに行って、行きと同じ飛行機に乗って帰ってくるというあわただしさでした。
以前ドバイのローカル新聞に「ビザの書替の為だけに近隣の国に出て、即帰ってくるような場合には入国を拒否するケースもあり得る」とか載っていたため、帰りはちょっとびくびくでしたが、何の問題もなく30日滞在可のビザのスタンプを押してくれました。 早く支店の登録を終えて正規の就労ビザを申請できるようにしなければ・・・。 8月の下旬ごろからは、さすがに40度を越える日は少なくなってきましたが、最盛期の7月には50度近くまで気温が上がり、町を歩いていても直射日光があたる顔や腕の皮膚がジリジリと焼けるような感触があり、湿度も高いのでどっと汗が噴き出してきたものでした。 緯度的には以前住んでいた台北や日本の石垣島とほぼ同じなのですが、砂漠だけにやっぱり強烈に暑い。 風が吹いてもドライヤーの熱風を当てられているようで、かえって暑いぐらいでした。
こちらは気温を華氏で表示することが多いのですが、摂氏38度でだいたい華氏100度。 本日の気温120°Fなどと表示されていると本当にウンザリしましたね。 一方で、事務所やショッピングモール、レストランなどはキンキンに冷房を効かしており、こちらは華氏70度(21℃)ほどの設定となっています。 エコや省エネとはまったく無縁の世界。 屋内ではセーターかジャケットを着ていないと風邪をひきそうです。 ドバイ・スキー(内部) 9月1日からラマダン(断食月)に入り、イスラム教徒の皆さんは日の出から日没までの間は食事はもちろん、喫煙も唾をのむこともダメということで、われわれ異教徒も昼の間はおつきあいでおおっぴらには飲み食いはしないようにしています。 レストランもホテル内のものなど一部を除くと夕方までは店を閉めています。 こんな暑さで水分を全くとらずに外を動き回っていたら、死人がでるのではないかとついつい心配してしまいます。 実際には、日没後に親類・友人などが集まってごちそうをドカ食いしたりするので、断食期間中にかえって太る人も多く(昼の断食中は当然運動不足になるし)、心臓発作や消化不良など絵をおこす人も多く、ヨルダン政府など、ラマダン太りに気をつけるよう政府が呼び掛けているそうです。 先日のローカル新聞で688M に達したと発表されていたBurj Dubai 。
今まで世界一だった台北101(510M)をとっくに追い抜いていますが、今も4日でワンフロアーぐらいのペースで上がっていっているそうなので、もう700Mは超えているでしょう。 台北から高雄に飛行機で行くと、時々ちょうど台北101の上空でUターンして高雄に方向を変えることがあり、窓から下を眺めると台北101のてっぺんがすぐ下にあるように見えて「本当に高いな。こいつ」とその高さに感心したものでしたが・・・さらに200Mも高くなっているのですねぇ。 最終の高さは当初700Mと発表され、その後「800M以上」と修正され、さらには「最終の高さは秘密」ということになっているそうです。 一説では950M(189階)までいくとか言われていますが、他にさらに高いビルが計画されたときに、また延長してとにかく世界一の座を獲得するため秘密にしているそうです。 しかし、最近サウジアラビアで1,600Mという1マイルビルの計画が発表されたようですが、さてドバイはどうでるのか。 楽しみでもありますが、この中東の沸騰状態、いつまで続くことやら・・・・ (ドバイ編~その3に続く)⇒ (2006.9.14) ねじれビルとか、ドバイの不思議な建築物などを次回もよろしく! |
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