part-04 "ローバ―"のお話
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葉羽様

 コーヒーブレイクに”ミネルバ”という”ローバー”のお話。

 ”Rover"とは月や惑星の表面を移動しながら探査する、ロボット。

 ご存知の昨年アメリカが火星探査のために搭載した2機のローバー(OpportunityとSpirit)今尚火星探査中。

「ミネルバ」は日本初のローバー、世界初の小惑星探査ローバーです。

MINERVA=Micro/Nano Experimental Robot Vehicle for Asteroid.

「小惑星を移動するとても小さな実験ロボット」、重さ519g、大きさは手のひらサイズ。

 これは、2003年5月に打ち上げられた「はやぶさ」に搭載されています。

 現在尚、順調に小惑星「ITOKAWA」に向かって飛行を続けています。

 今年の夏到達の予定。

 成功すればそのターゲトマーカーに刻まれた私の名前が未来永劫その「ITOKAWA」に・・・夢とロマン!!

 ミネルバにはカメラと温度計が搭載されており、取得した画像や温度データーが「はやぶさ」を中継して地球に送られてきます。

「ITOKAWA」は500m強の天体で、表面の重力は10万分の1から100万分の1という値です。

 そんな小さな重力の中を移動するため、ミネルバはホップしながら移動します。

 RoverはRove(ウロウロ歩き回るとか放浪する)からつけられたので外国人からはホップしながら移動するのは”ローバー”でなく”ホッパー”だと言われたらしいです。

"None of your business."

 先日TV-Newsで土星タイタンのドロドロした表面や石か岩かゴロゴロした表面の画像を見ました。

 太陽系で一番遠い、地球から10億キロも離れた想像も出来ない程遠い惑星の画像を見ることができるなんて全く素晴らしい!!感動!!

 その後タイタン ミションは連日新発見の最新の画像を送ってくるらしいです。

 雨が山々に降り、谷々を伝って川に注いだり、島々の周りに集まったりする地球によく見られるお馴染みの天候の流れは、土星の低温の衛星、タイタンにおいても起こっているが、その物質が異なっているらしいです。

 地球では水が果たしている役割をタイタンでは液状のメタンが果たし、大きく侵食された表面を形成していることを示しているとのことです。

 メタンの雨が空から降り、高地から川となって湖に注ぎ込んだり、デルタを形成したりしていると科学者は言っています。

 何時の日にかタイタンにもローバー探査車を送り込みタイタンのユニークな地形を探査して見たいと望んでいるとの事。

 本日の宇宙講座でした。 お粗末!!

Ms.DreamMs.Dream 2005.1.30

 

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