part-05 H2Aロケット
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葉羽様

 気象衛星ひまわり5号にかわる「H2A」ロケット、本日、種子島宇宙センターにて打ち上げ成功!

 バンザ~イ!!

 TVでその光景を見ていて一昨年の「はやぶさ」の事を思い出しあらたな感動!感激!を覚えました。

 前回の失敗の後の関係者のご苦労は大変なものだったと思います。

 本当に良かった! 嬉しいです。

 ついでに宇宙の電池について・・・

 ロケットは地上から飛び立つ前にはアンビリカルケーブル(unbirical-cable)という電源ラインから電力を供給されます。

 類似語としてアンビリカルチューブ、医学用語で「へその緒」。

 打ち上げ時には正に「へその緒」を切って、ロケットは飛び立ちます。

 その後、ロケット本体に内蔵された電池により姿勢制御や搭載機器の運用をします。

 (アンビリカルケーブル)が切れると、後は電池が尽きるところまでしか活動できません。

 エバンゲリオンというSFアニメで似たようなお話がありましたね。

 また、ロケットにより軌道に載せられた人工衛星は、太陽光を浴びて太陽電池により電力を生み出し、この時の余剰電力をバッテリーに蓄えます。

 地球や惑星の影に入ったときや、衛星自体が不具合の為に太陽光を受けられない時には、このバッテリーの電力を消費して衛星は運用されます。

 予測せずにバッテリーが空になった時には衛星の生死に係るため、とても大変なことらしいです。

 モバイルコンピューターや携帯電話に積まれているリチュームイオン二次電池や、シェーバーに積まれているニッカド電池は一般になじみがありますが、人工衛星で使う電池も容量こそ大きいが基本的には同じものらしです。

 ただ、これらの電池は一回充電して1年ぐらい使えればよいのに対して、衛星用の電池は軌道上に衛星が居続ける間の数年間に渡り絶えず充放電や充電維持状態にさらされるので、大変にタフな作業らしいです。

 このようにタフな要求に耐える設計の検討や、運用条件の工夫を研究されている技術者には敬意を表します。

Ms.DreamMs.Dream 2005.2.26

 

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