まっさん命の小柴 今回は、私が生まれて初めて買ったLPレコード、アルバム「三年坂(グレープ・ライブ)」についてです。
◆「三年坂」グレープ・ライブ収録曲
Side:1 オープニング:精霊流し・無縁坂・哀しみの白い影・殺風景・風と空
Side:2 朝刊・ほおずき・縁切寺・笑顔同封・追伸
Side:3 島原の子守唄・雪の朝・掌(てのひら)・バンコ・絵踊り・第一印象 *バンコ・第一印象はインストゥルメンタル
Side:4 さよならコンサート・僕にまかせてください・フレディもしくは三教街・あこがれ・精霊流し
あたりまえですが、なつかしい曲ばかりですね。
でも、グレープを代表するいい曲ばかりです。
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京都 三年坂 |
当時のまっさんによれば…
「ライブ・アルバムというものについて、本来、僕は否定的だ。
コンサートの質から言って、現場に居る人間だけが共有出来る種類の何かがあって、むしろ、それこそが貴重なのだと思っている。
それを形だけ残すという事はとても怖い事だ。
…(中略)…
もう消え去ってゆくグレープのある一面として、ある一夜をライブにする、という意味で、決心した。」
~だそうです。
今では、まっさんのライブ版のCD・DVDが数多くでています。
前回ご紹介したように、私は高校生になってからのさだまさしファンなので、グレープ時代の曲は過去に遡って聴くことになりました。
このアルバムは、自分のために買ったものではありません。
実は、高校時代に“唯一”もらったバレンタインのチョコ(プラス手編みのひざ掛け)のお返しに買ったものです。
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バレンタイン・チョコ |
当時、義理チョコというのは、存在しなかったと記憶しています。
相手の女の子は、某女子高校のテニス部員(ちなみに私は某男子高校のテニス部員)でした。
結果的には渡せずに終わってしまいました。理由は、エーと…ムニャムニャ。
(あのときの○○さん、今は幸せでしょうか?それだけが気がかりです…。)
したがって、アルバムは今でも大切に保管しています。
いま考えるとこのアルバムをお返しに選ぶあたり、当時はかなり「渋い」(決して「暗い」ではありません)高校生でした。
事実、それだけ「精霊流し」のインパクトが強かったと思います。
以上、高校時代の唯一の恋愛(までいってませんが)に関する想い出について書いてしまいました。
(追伸)
バレンタインの頃に書いてもいいかと思いましたが、時代を遡るとどうしても初めに書くことになりました。
なお、この話は家族には内緒です。(無理か…!)
まっさん命の小柴&さだ研【2006.12.28アップ】
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