※Uta-Net「精霊流し」の歌詞へ>
まっさん命の小柴 皆さんご存知の「関白宣言」がヒットしたのが、1979年。この年の大晦日かその前日に、ラジオで1970年代のヒット曲というのをやっていました。
「神田川」「なごり雪」「いちご白書をもう一度」などの曲が流れる中、「精霊流し」が流れました。
そのとき初めてこの曲が、さだまさしが作った曲であることを知り、「関白宣言」と「精霊流し」のギャップに驚くと同時に「精霊流し」に感動しました。
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精霊流し |
なんとしてもギターで弾き語りがしたくなり、ギターを購入し、音楽雑誌の付録にあるような教本を参考に、弾き方を覚えました。
(自己流なので、本当にこの弾き方でいいのかどうか…)
7年前、次女がピアノ教室の個人レッスンに通い始めたのをきっかけに、一緒にピアノを習い始めました。
(いずれ娘がピアノをやめた場合に、購入したピアノを宝の持ちぐされにしないため…しっかり後のことを考えました。)
そして4年前、NHKでドラマ「精霊流し」が放送され、今度は、ヴァイオリンで弾きたくなり、3年前の4月から習い始めました。
「精霊流し」に出会っていなかったら、ギターもピアノもヴァイオリンも弾くことはなかったと思います。
そして、さらにこの曲に思い入れることとなったのが、長女が4年前に亡くなったことです。
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精霊流し |
「精霊流し」を歌うときは、いつも心の中で長女を思い出します。
生まれながらにして重度心身障害児という、完全介護が必要な娘でした。 10年前にフジテレビで「愛の家族スペシャル・ゆっぴいのばんそうこう」という番組がありました。
女優の石井めぐみさん(刑事ドラマ「トミーとマツ」や「オレたちひょうきん族」などに出演)の子供さん(優斗クン)が重度障害児として生まれ、その子育てのドキュメンタリーでした。
優斗クンは「見えない」「聞こえない」「動けない」という状態で、鼻からくだを通しそのくだの根元をばんそうこうで顔にとめていました。娘もまったく同じ状態でした。
残念ながら、優斗クンは娘よりも1年半前に亡くなりました。
天国で、優斗クンと娘が楽しく遊んでいることを願っています。(合掌)
以上、「精霊流し」についてのエピソードを紹介させてもらいました。
(追伸)
ヴァイオリン教室のクリスマス会で、「精霊流し」弾いて、歌ってきました。
歌う方はカラオケで十分練習しているはずが、高音部でビブラートが勝手にかかってしまいました。 いわゆるあがっていたということですね…。
まっさん命の小柴&さだ研【2006.12.20アップ】
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