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この地球上にこれまで延べ何人が生まれ、死んでいったかを考えると、こうして同じ時代に存在するあなたと僕はまさにもうそれだけで奇跡に近い確率であり、よくぞこの日本で生まれ、触れ合えたなと、驚いてしまいます。それがまた人の縁とでも言うのでしょうか。 （さだまさしライナーノートより）

まっさん命の小柴　グレープの３大代表作といえば、「精霊流し」「無縁坂」そして「縁切寺」。

　「無縁坂」は“運”：♪運がいいとか　悪いとか

　「縁切寺」は“縁”：♪人の縁とは　不思議なもので

　～がテーマだと思います。

北鎌倉東慶寺（縁切寺）

　縁切寺の歌の舞台となった鎌倉の東慶寺。

（ちなみに鎌倉には、紫陽花寺とも呼ばれる明月院、緑の松と朱のつつじが美しい建長寺、白い海棠の花があでやかな光則寺など花の名所となっているお寺が数多くあります。）

　昔、女性が男性との縁を切るために駆け込んだのがこの寺でした。

　今ではカップルのデートコースになっています。

　皆さんも鎌倉へは行ったことがおありだと思います。

　私は中学の修学旅行で初めて鎌倉へ行きました。

　もちろん大仏見学です。卒業アルバムにもしっかり写っています。

鎌倉の大仏（高徳院）

　そして就職した最初の職場の秋の旅行で、鎌倉に行く機会がありました。

　１泊２日の旅行で、１日目は、横浜スタジアムで大洋ホエールズ（現横浜ベイスターズ）対ヤクルトスワローズの最下位決定戦を見て、夜は横浜中華街。

　２日目は、鎌倉自由散策というコースでした。

　私の頭には、鎌倉＝縁切寺＝東慶寺しか浮かびませんでした。

　そして、当時流行の「ウォークマン」（ポータブルアナログコンパクトカセット再生機）で「縁切寺」を聴きながら縁切寺を散策するという超ミーハーな計画を立て実行しました。

ウォークマン（SONY）

　残念だったのは、二人ではなく一人で行ったことです。

（当時、彼女はいませんでした。…本当かなぁ。でも彼女がいたとしても一緒に行っていれば、別れていたりして…）

　本当に人の“縁”とは不思議だと思います。

　恋愛や結婚に限らず、仕事、友人、まっさん会などいろいろな人とのつながり（縁）をこれからも大切にしていきたいと思います。

 

（追伸）

　退職したら（まだまだ先ですが）まっさんの曲に出てくる場所を巡る旅をしたいと思っています。

（特に極光（オーロラ）は絶対見に行くぞー！）

まっさん命の小柴＆さだ研【2007.1.3アップ】