古い話ですが勤め始めて3年目の夏休み、昭和54(1979)年8月25日(土)から7泊8日で、独身寮の同世代仲間と3人で北海道一周旅行に出掛けました(当時は研究所勤務で、夏休みは自由に取れました)。
3人とも飛行機は初めてで、G(重力加速度)に体を慣らさなければと、出掛ける3週間前に後楽園遊園地に行き、幾つかの絶叫系マシンに乗りました。
今となっては子供のおもちゃみたいなマシンでしたが。
絶叫マシン(※現在のもの)
宿を確保していたのは最後の2泊だけで、8月終わりで観光客は少なくなっていたこともありますが、その日の夕方に国民宿舎とかに電話して泊まりました。
ガイドブックで電話番号を調べたのでしょね。
レンタカーで移動しましたが、カセットテープを各自何本か持って行ったものの、当時ですので山口百恵とかキャンディーズとかだったのでしょうね、カーステレオが付いていなく、2日目の網走で質流れのラジカセを買いました。
ラジカセ(多分こんなの:笑)
給料の銀行振込はない時代で、給料日の翌日でしたので給料袋をそのまま持って出掛けましたが、カードなんてない時代でしたので、支払いは全て現金。
最後の頃には皆、銀行やら郵便局へ。さすがにキャッシュカードはありました。
今時なら珍しいでしょうが、ヒッチハイクを2人(2回)乗せました。
2人とも学生でしたが、九州から夜行列車と青函連絡船で北海道まで来たと言っていました。
北海道旅行:硫黄山付近にて(昭和54年8月26日:筆者提供)
今日は目的地に予定より早く着くので1週間ぶりに風呂に入れるなんて話も覚えています。
今にして思えば、若気の至りみたいなところもありましたが、昭和レトロ満載の旅でした。
ツーさん【2020.9.28掲載】
葉羽 スケールは違うけど、キヨタカと二人で夜行列車と青函連絡船で行った北海道旅行も忘れ難い(⇒葉羽詩集91「ひと夏のデンジャラス・ストーリー」)。そう、夜行列車で・・え!?ツーさんが乗せた二人ってもしかして俺たち!? ←(違います。)