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10月に入り、不気味なほど平和な日々が続いています。 まあ、たまにアパートは断水しますが、別に驚くこともなく、汲み置きした水を使ったりしてますので。 滞在記録も半年を過ぎたので、また新たなことも始めてみました。 何を始めたのかは、その内機会を見てご紹介させていただきます。 さて今日は、テコンドーの練習日。コーチからワークショップをやるので早く来てくれと連絡があり、通常より1時間早く行ってみたところ、ワークショップは別の会場でやるとのこと。 私の車に、筋骨隆々のコーチが4人も乗りこみ、ぎゅうぎゅう詰めで到着したのは、とある方のオフィスのようです。
どう見ても現地人ではないですが、体型はかなり巨大、おなかも出ているので何者かと思ったら、どうやら黒帯手前の赤帯所持者で、たびたびテコンドーの技術交換を行うためのワークショップを主催している方だそうです。 (体重160kg超あったのを、練習によって減量したとのこと。確かに、おなかは出ていますが、160kgはなさそうです。) 参加者は私を含めて10名足らずでしたが、韓国人コーチの模範演技のビデオを見て意見交換が始まりました。 皆さん驚くほど熱心で、議論は止まらず、あっという間に2時間が経過。 たまに私にも意見を求められるのですが、始めて1か月足らずの素人に専門的なことがわかる訳もなく、シャープな動きに感動したなどと適当なことを言ってごまかしましたが、まあ英語の練習にはなったようです。 ここの国民の何割かにこの熱心さがあれば、この国の未来も明るいのになあと別のことも考えてたりしてましたが、思いのほかなかなか楽しい時間でした。
現地で長年お仕事をされていた韓国人の方が帰国されることになり、韓国風のバーベキューをご馳走してくださるというので、食べに行ってみました。 日本にいた時から焼き肉は大好物でしたが、さっそく焼き始めると、私同様に肉に飢えている日本人はたくさんいるようで、肉に群がるライオン、いやハイエナのように食べまくっていきます。 いろいろお話を聞いてみると、こちらで売っている牛肉や豚肉は、確かに日本で食べる肉とは違う臭いがあるので、まったく食べられないという方がたくさんいるそうです。 私は普段から平気で食べてましたので、やっぱり食べ物に関しては少々鈍感なところが、生活上は役立っていたようです。
この日の肉はとにかく絶品。日本で食べているものと比べてもまったく違和感もなく、普段、肉に関して欲求不満だった方々も、存分に満足されたようでした。 5年もラゴスに駐在されたとのことで、いろいろお話も伺ってみましたが、やはりこちらの生活では、いかに楽しみを見つけるか、そのポケットをたくさん持っている人が生き残れるというような話も聞いて、なるほどなあと思いました。 おいしい肉をたらふく食べて、これでまたエネルギーも充電できたことでしょう。 そうそう、新しい運転手はかなり年配の方ですが、今までのところは、とてもよく働いてくれます。車も心なしかほっとしているようで。 しばらくは様子を見て、大丈夫そうであれば、その内彼のことも紹介させていただきたいと思ってます。
初めて一人でアブジャへ出張してきました。 アブジャと言えば、先月末に爆破事件があり、日本でもニュースが流れたようですが、何度もご紹介しているように、街の様子は、ラゴスと比べると非常に落ち着いていて、ここに来ると心も落ち着くのがわかります。 さて今回のハイライトは、現地で芸術文化情報に非常に詳しい方と食事をする機会があり、たくさんの情報をいただけたこと。 中でも恥ずかしながら、私はアフリカンミュージックなるものは、こちらに来るまでまったく興味もなかったので、伝説のナイジェリア人ミュージシャン、Fela Kutiの存在をまったく知らなかったのですが、いろいろお話を伺ってみると、すごい人ではありませんか。 このFela Kutiに関しては、ここでは語りつくせませんので、機会を見て少しずつご紹介していきたいと思ってます。
さっそくこの日は、Felaの息子のFemi KutiのCDを買ってみましたが、確かに私が学生時代にはあまり趣味ではなかった音楽が、こちらで聴いてみるとなかなか心に響くものがあります。 音楽以外には、何冊か本もご紹介いただいたので、2冊ほど購入しました。とても面白そうな本なので、読むのが楽しみです。 それにしても、生活するのは厳しい土地柄ながら、やはり文化芸術はその土地ならではのものがいろいろありますので、せっかくのナイジェリア生活、文化芸術、特に音楽に関してはいろいろ調べてみようと思っています。 アブジャ出張後はいつも疲れて大変なのですが、今回は、ものすごいエネルギーをもらってきましたので、今後が楽しみです。 ちなみに、Felaを特集した本も何冊かお借りしてきましたので、収穫は大でした。
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