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職場の方々にも「最近生活が安定してきたね」なんて言われて、うんうんとうなずいていたのも束の間、またもトラブルの波状攻撃がやってきました。 思えば、スタートは14日(火)にアパートのドアノブがポロリと落ちたところからでした。 たまたまドアが開いた後に取れたからよかったものの、危く部屋に監禁されるところでした。 (以前、ベッドルームに監禁されそうになったことは紹介済ですが、今度の鍵は、素人ではずせるようなしろものではないので、かなり危険でした。)
何となくいやな予感がしていたら、今度は18日の土曜日。 ちょうど日本から専門家の方お二人がいらっしゃっていたので、テコンドーの練習後、我が屋で一緒にランチでも食べましょうとホテルへお迎えに向かったところ、どうも車の様子が変です。 まず気が付いたのが、ワイパーの動きがものすごく遅いこと。 こんな機能がついていたんだと、驚くほど遅いワイパーの動きを興味深く見ていたら、運転手が、「マスター、時計が消えた」とつぶやきました。 別にそんな時計、どうせ時間も合ってないし、見えなくてもいいよと答えたら、次はやたら車内が暑くなってきました。どうやらエアコンも止まったようです。 これは尋常ではありません、運転手も首をかしげるばかり。
そうしている内に、今度はついにエンジンがすぅ~っと消え入るように止まりました。 それも、水たまりのど真ん中で。これは困りました。 不幸中の幸いは、専門家が宿泊しているホテルから100m程度の場所だったこと。 仕方なく私だけ車から飛び降りて、ホテルへ向かい、事情を話して我が家でのランチはキャンセルとなりました。 部屋の掃除もして楽しみにしていたのに、本当にがっかり。 車は、強引に動かしてホテルの駐車場まで運んで、その場で修理。 どうやら、発電機が壊れたようで、修理屋には車を動かせないという弱みに付け込まれて、たっぷり修理代をぼられました。 アパートに着いて、さて洗濯でもするかと、蛇口をひねったところ、今度は蛇口がポロリ。
この場所は何度も壊れているので、さっそく修理屋に電話したら、ラゴスにはいないので1週間待てとの回答。 壊れた蛇口からはジャブジャブ水が出ているので、水の垂れ流しも危険です。 考えた結果、雨どいのようなものを発泡スチロールで急遽こしらえて、こぼれた水をトイレの中にしばらくは流し込むことにしました。 やれやれ参ったなあと別の部屋へ行き、洗濯物をたたみはじめたところ、今度は頭上のライトがストンと落ちてきました。それも目の前に! 直径25cmはあるようなガラスの塊なので、あと頭が5cm前だったら間違いなく直撃。脳天から血が噴き出していたことでしょう。 ショックの中気を取りなおして、修理を始めましたが、天井に再度ライトを固定するのは結構大変です。 大汗を流して、深夜までかかってようやく修理完了。疲れて眠りにつきましたが、この後トラブルはまだまだ続くのでした。
トラブル話は小休止、昨日キャンセルしたランチの穴埋めに、専門家・美女二人を我が家にご招待したので、自分で車を運転してホテルにお迎えに行きました。 運転していて、やたらハンドルがぶれるなあと気になったのですが、またこれは後日の悲劇につながります。 我が家は、広さだけは十分なので、食事の前には研修資料の作成など、休日返上で三人で仕事。 みんなよく働いたので、おなかもペコペコです。
お二人は日本からいろいろな食糧を持参されていたのですが、そもそも海外経験、途上国経験も豊富なので、さっそくマーケットで野菜も購入、この日はサラダの他、久々にそうめんや赤飯など、日本食を堪能させてもらいました。 随分長いこと、生野菜も食べていませんでしたが、やっぱり野菜は生で食べるとおいしいですねえ。 おかげで、かなり疲れもたまっていたのですが、だいぶ体調も回復させることができました。 おまけにたくさんの支援物資もいただきましたので、しばらくは食事のバリエーションも増えそうです。
翌日からは1週間の研修が始まります。 いろいろ盛りだくさんの研修なので、詳細はまた、仕事のほうのホームページをご覧ください。 鶏肉を使った縫合技術の研修などもあるので、是非とも詳細をご紹介したいところですが残念です。
ハンドルのぶれが気になるので、さっそく月曜日に運転手に頼んで、車を修理屋に持って行ってもらいましたが、どうも調子は今ひとつです。 今週一週間は病院で研修が入っているのですが、毎日大量の物資を運ぶので、車が壊れたら大変なことになります。 などと考えていた22日(水)の帰り、あと10分でアパートというところで、前輪からものすごいノイズが。 とにかく凄い音で、周辺歩行者もみんなこっちを見ているので、恥ずかしいの何のって。 とりあえず路肩に停車しましたが、どうやらブレーキのトラブルの模様。 ガラガラ凄い音を立てながら、やっとのことでアパートまでたどり着きましたが、途中でブレーキパッドが、カラリンと音を立てて路上に落ちました。
こんなことが本当に起こるのだから信じられませんが、もしスピードが出た状態だったら、間違いなくガードレールか前の車に直撃だったでしょう。恐ろしい・・・。 とにかく早く直さなければいけないので、翌朝にレッカー車が来るように手配。 運搬しなければいけない荷物は、近所のお住まいのチーフにお願いして運んでもらうことにしました。 しかし、わずか1週間の間に2度も路上で車が動かなくなるとは、何なのでしょうか。 前回もそうでしたが、不幸中の幸いは、アパートの近くで壊れたこと。 高速道路で壊れたら、危険なことに加えて、罰金もたっぷり取られるところでした。 しかし、こんなに修理代を払っていたら、間違いなく破産です。もうショックです。
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