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ラゴスでは4月から8月くらいまでが雨季だそうです。 こちらに来て、まだ雨らしい雨が降ったことがなく、油断しておりましたが、この日は朝から大雨。 雷も鳴って、風も強くなってきました。 こちらでは何もかも豪快で、雨の降り方も、半端じゃありません。
雷の音も、日本の数倍はあると思うほどでかい。 市街戦でも始まったのではないかと間違うほど、やかましいのです。 この日の午後はショッピングに出かけようと思ってましたが、そこへ電話が。 近所にお住まいの方が空港まで出かけようとしたところ、道路が冠水していて、車の中まで水が浸水して、大変なことになっているとのこと。 車が壊れるので、外出は控えた方がよいかなあと思い、結局雨があがって水が引くのを夕方まで待ち続けました。 雨季になると、もともと気温も高いので、部屋の中のカビがすごいらしいです。
またまたやっかいな問題が出て来そうですが、これも仕方ないか。 水取りぞうさんなんて、あっという間に満タンになっちゃうそうです。
24日に現地日本人会の集まりがあり、民間企業の方に、食料調達の難しさについて話したところ、間もなく帰国予定の方から、食料を分けていただけることになりました。 その翌日は皆さんでテニスをするということなので、私もメンバーに混ぜてもらったところ、帰りにさっそく食料のお恵みをいただきました。 中身を見ると、無洗米コシヒカリ5kgまで入っているじゃありませんか。これはうれしい!!
すでに食べ始めた米と合わせて、あと6kg以上は残っています。 日本では普段、何も考えずにたらふく食べていた米が、こちらでは本当に貴重なので、一粒も無駄にせずに食べてます。 食べるということの重要さを痛感してます。 パスタやラーメン、イタリア米も食べれば、しばらくは食いつないでいけそうです。
月曜の朝から、ちょっと怖い、しかしながらかなり間抜けな経験をしてしまいましたのでご紹介させていただきます。 こちらでの住居での注意事項ということで、泥棒が入った時の備えとして、防御について何段階か設定することとなっています。 簡単に言いますと、玄関ドアが第1段階、リビングのドアが第2段階、寝室のドアが第3段階となっていまして、第1段階及び第2段階のドアが破られても、寝室からは絶対に出ないでおとなくしくしている、もし最後のドアが破られたら無抵抗を決め込むということになっています。 もちろん、貴重品は寝室に持込み、寝室内にはHELP要請用の携帯電話は絶対に置いておくという決まりになっています。 とりあえず不安もあるので、この決まりを守りつつ、少々面倒くさいのですが、寝室のドアにも鍵をかけて寝ることとしていました。 さて月曜の朝、今週も頑張ろうと思って鍵を開けようとしたところ、鍵が動きません。
これも過去の経験から、このような時には決して無理をせず、すこしずつ慣らしていって動かせば開くだろうと思い、まずは心を落ち着かせるためにシャワーを浴びてから、再トライしました。 ところがこの鍵、びくともしません。 これはまずいと、焦りつつも無理はせず、少しずつガチャガチャやるものの、まったく動く気配はありません。 電話で助けを呼ぶにも、この寝室に来るまでは、ドアを3枚ぶち壊さないと来れません。 そうだ、今日は朝7時に配管工が来る約束だったと一瞬喜びましたが、ドア3枚をぶち壊すことは同じです。 (結局、配管工は現れませんでした。) さて困りました。 最後の手段はドアを蹴破るしかないと覚悟を決めましたが、その前に部屋の中に何かドアを壊す道具がないか探してみました。 基本的に寝室なので、私が日本から持ってきた物はほとんど置いていないのですが、何と小物入れの引き出しを開けたら、前に住んでいたお姉さんが残していったドライバーが1本ころがっているじゃありませんか。 ひょっとしてお姉さんも過去に同じ体験をしたのかもしれませんが、これは天の助け。
とはいっても、ドライバーで簡単に鍵が壊せるとは思えませんが、まずはトライ。 ネジをはずして30分くらいガシャガシャやっていたら、何かの拍子に、するっとドアが開きました。 この時のうれしかったこと何の!! ということで、1週間の冒頭から非常に疲れる経験でしたが、無事出れてよかった。 今後は、工具セットと一緒に寝るようにします。 (結局、第3段階のドアの鍵は壊れてしまいましたので、修理しなければいけません。)
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