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出勤&移動用に車を購入することにしました。 といっても短期間で使用するものなのでもちろん中古車ですが、こちらの中古車市場は日本と比べるとものすごく高いのです。 それでも中古車を買うというのは、学生時代や就職直後に戻ったようで、少々わくわくしました。 街中を走っている車で多いのは、日本車ではトヨタとホンダ、日本車以外ではベンツやプジョーが目に付きます。 路面が非常に荒れていたり、未舗装の道も多いので、お金持ちは4輪駆動に乗りますが、車強盗に会う可能性も高くなるので、なるべく庶民的な車で、目立たず、かつエンジンがタフで故障が少ないことを条件に業者にお願いしたところ、ホンダ・シビック(2003年型・シルバー)とトヨタ・カローラ(2001年型・グリーン)をホテルまで持ってきてくれました。
日本では、これくらいの年数の中古車は、ほとんどただ同然ですが、こちらでは3年落ちくらいの中古車と同じくらいの値段がします。 (あきれるほど高いのです!) しかしながら車は路上での身の安全を確保する最初の防衛線であり、また高速道路で故障でもしたら、すぐに襲撃の対象となってしまいますので、その選択はあまりけちる訳にもいきません。 さっそく、エンジンルームや外装をチェックして、試乗。 両車とも、こちらの国の中古車にしては外装も内装もきれい、試乗したところサスペンションもエアコンも大丈夫だったので大いに迷いましたが、最終的にエンジンルームがやたらきれいで、オートマだったカローラに決めてしまいました。 (オートマはめずらしいのです。)
どうやらこの車、3月に米国から輸入された車のようで、それゆえにアフリカの赤土の埃がまだついていなかったようです。 諸手続は来週行いますが、後部座席の窓には、現地警察の許可を得た上で、黒いシートを張ります。 (外部から見えにくくするため。) ドアロックはもちろん、必ずいつでもロック状態です。 自分で運転するのは、わずか数センチ間隔で車がひしめくこちらの交通事情ではあまりに危険なので、運転手さんを雇うことにして、来週、候補者の面接を行う予定です。 今後はTOPICSに車の事故や故障ネタが載らなければいいのですが。
さわやかな日曜日の目覚めをじゃまする、そとからのジョリジョリという音。 はじめは無視してましたが、あまりのうるささにドアを開けようと思ったらビックリ!! 部屋の半分が水浸しではないですか!!!
恐る恐るドアを開けたら、川のように水が流れ込んできました。 どうやら水道管から水が漏れだしたようで、廊下とその両サイドの部屋は水浸し、幸運にも私の部屋は廊下の突き当たりで、設計の悪さゆえか部屋の中にも若干の傾斜があったので、たまたま荷物を置いたところは水没を免れました。 テレビや冷蔵庫は水没したので、本当に運がよかった。 かわいそうなのは隣の部屋のマレーシア人の男性、彼とはここ数日、夕食を一緒にしたりして、数少ないアジア人同士ということで仲良くなったのですが、あまりにビックリしたのか、パンツ一丁で部屋を飛び出してきました。 部屋の中を見たら荷物はびしょぬれ、パソコンはベッドの上に置いてあったので難は逃れたようですが、床についたふとんもぐしょぐしょ。 (下の写真は、ホテル従業員が大慌てでチリ取りを使って水をバケツに入れているところです。しきりに謝っていたので勘弁してあげましたが。)
ということで毎日何があるか分からないナイジェリア。 そろそろホームページのネタも尽きるころかと思ったら、まだまだ行けそうです。 今日は一日ホテルにいるので、この機会にルームクリーンもお願いしてしまいました。
別プロジェクトの関係で日本人の方が一名来られましたので、今週はほとんど一緒に行動させていただいています。 病院の隅々まで視察しているので、とても勉強になりますが、日本の病院とのあまりの違いに、びっくりすることも山ほどあります。
会話の中では、わからない単語がぞろぞろ出てくるので、とりあえずノートの書き留めておいて、帰ってから辞書で調べてみると、なるほどそうだったのかと妙な感動もあります。 この調子でまじめにやっていくと、語彙はかなり増えるかもしれません。 (分野は偏りますが。) 途上国の病院はどこも問題は山ほど抱えていますが、それはナイジェリアも同じ。 やはり技術支援は必要だなあと痛感してます。
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