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アブジャでは現地で働く日本人の方々に歓迎会を開いていただきました。 その席でテーマに上がったのは、お米の話。 やはり日本人ですので、おいしいお米は食べたいところですが、ナイジェリアでは、とにかくおいしいお米を探すのが難しいのです。 日本の米の形に似たものをやっと探し当てても、まずお米を洗うと、とぎ汁が黒くなってしまったり、調子に乗ってといでいると、粉々になってしまったりするそうです。 (とぎ汁が黒くなるくらい、汚れているということ。) それでも皆さんいろいろ工夫をされてまして、水の分量を増やしたり、鍋で炊いたり、酒を混ぜたり、もち米を混合したりして、少しでも日本米の感覚に近いような方法を開発されているようですが、実際には、米のみでおいしく食べられるものはほとんど入手できないようです。 ということで、ナイジェリアへ遊びに行きたいという方、宿も提供しますので、荷物の隙間に米を詰めてきてください。
とりあえずアブジャでは、イタリア米をゲットしましたので、引っ越したら食べてみます。お味のレポートはその時までどうぞお楽しみに。
それほど大した話題ではないのですが、こちらでは生活面で必要となるいろいろな手続きに、想像以上の時間がかかります。 一つの例が、銀行口座の開設。 とにかく必要書類が多いのでそれを揃えるのがまず大変(一定以上の居住歴を有する保証人が二人必要等々)なのですが、仮に書類が揃っても、銀行の審査にまたものすごく時間がかかります。 日本ならあっという間にできる銀行口座の開設が、実に2か月以上かかるのです。 実際に住んでいる家まで確認にくるそうな。
これは日本人に限った話ではなくて、銀行でお会いしたガーナ人の方は、キャッシュカードつくるのに、かれこれ1か月半、銀行通いを続けいているそうです。 口座開設に限らず、銀行の窓口手続きも、これがまた時間がかかります。 私は経理を担当するので、必要となる予算を受け取るため、小切手を現金化しにいきましたが、窓口で受付してから、呼び出されるまでには仮眠が取れそうなほど。 やっと呼び出されたと思ったら、顔写真を撮られて、別室へ案内されて、次は札の金種に間違いがないか、数百枚を一枚一枚確認した上で、選挙開票機のような機械で、お札の枚数を双方確認の上数えます。 こんな感じで、日本だったら、ちょっと席外しますくらいですむ手続きに、こちらでは軽く1時間くらいはかかります。 こちらに来たらこちらのペースに従わなくてはいけないので、今度は読み物持参で銀行へは行くようにします。 (ちなみに、銀行内での携帯電話の使用は厳禁です。 噂では、ガソリンスタンドでもだめだそうです。)
治安が悪いのでジョギングはもとより、街をふらふら出歩けないのは何度もお話しているとおりですが、思えば3月から忙しくて、おまけに出国前にはタンスを足の上に落として親指を骨折してしまったので、しばらく運動をしていません。 それにもかかわらず、毎晩ビールをがぶがぶ飲んでいるので、日本にいたころには想像できなかったような体型に近づきつつあります。 これはまずいと思っていたら、ホテルの中の小部屋にフィットネスルームを発見しました。 何度か覗いてみましたが、このホテルはインド系のオーナーのためか、レストランもインド料理、お客もインド人が多いので、フィットネスルームにも関わらず、ヨーガの瞑想に浸っている人がいつもいるので遠慮してました。
今日は土曜日なので、インド人の瞑想が始まる前に、ランニングを開始。 久々にいい汗を流しました。 途中、瞑想しに来た人が何人かいましたが、横でバタバタ走っているのであきらめて帰って行きました。 今日も熾烈な場所取り合戦が日印の間で繰り広げられそうです。
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