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車の登録手続きが終了してナンバーもつきました。 後は、運転手を雇用するだけですが、これは候補者の面接を近日中に行う予定です。 こちらでは路上の売り子がたくさんいて、渋滞で車が止まると、次から次へと止まっている車のところへやってくるので、外から見えにくいように黒いシートをガラスに貼りました。
日本ではこのシート、確か禁じられていたのではないかと思いますが、後ろのドアガラスが黒くなっただけで車のイメージは悪くなりまして、族っぽいような、ちょっとがっかりですが、まあ車内の安全と快適さを確保するためにはやむをえません。 どんなふうに貼るのか興味があったので、ホテルの駐車場での作業を見てましたが、手慣れたもので、30分もかからずにあっという間に仕上げていきました。
聞いたところではすぐにはがれちゃうらしいですが。
朝の車の中で今日も病院視察で頑張ろうと思っていた矢先、前を走っていた軽三輪のタクシーが隣を走っていた車の無理な幅寄せのため、中央分離帯に激突。 びっくりしたのは、すぐ後ろにいたこちらの車。もうだめだと思ったら、急ブレーキをかけてぎりぎりのところでかわしました。 怒ったのはこちらの運転手、普段は温厚で、私の車のチェックなどもしてくれる親切な人なのですが、事故の原因をつくった車を追いかけて、横に並ぶや窓をあけて、 「このやろう待ちやがれ。おまえのせいで、あのタクシーは壊れちまったぞ。この極悪人めが。気をつけやがれ。」(訳:Marathonman)と大声で叫んでます。 相手の車はびびりまくって、申し訳なさそうに消えて行きました。 ラゴスの交通事情の悪さは、こちらに来る前から聞いていてある程度覚悟はしていたのですが、ハノイのものすごい状況を知る私としては、どちらかというとハノイのバイク洪水のほうが上かなあと思っていました。 ところがところが、ラゴスでも本当の中心街に行くと、車は信じられない車間で走っています。
どのくらいすごいかと言うと、ドアミラーが前後に重なるのです。 要するに車間はドアミラーの幅のみかそれ以下。 それでいてスピードを出すので恐ろしいの何の。 こちらではどんなにいい車も、ある程度の年数が経ったものは、まず無傷のものは見かけません。 中古車を買った時も、小さな擦り傷のペイントをしてくれと頼んだら、今に気にならなくなるよと言われたのも理解できます。 さてこれで終わりかと思ったら、まだおまけがありました。 午前の仕事が終わってお昼を食べに出たら、例によって車がひしめきあってます。 無意識の内に体に力が入ってしまいますが、私の乗せていただいた車の右車両が極限まで近付いたと思ったら、メキメキと金属の擦れる音が。
ああついにやってしまったかと、その後に続く、双方の責任の擦り付け合いを想像してげんなりしてしまいましたが、相手側は何も文句を言ってきません。 どちらにも非があるとは思いましたが、どうやら双方、自らに非があると思ったようで、そのまま何もなかったかのように分かれていきました。 (日本ならまず考えられません。) ファーストフード店の駐車場で傷を見たら、右サイドが削れていますが、思ったよりは軽傷のようで。 しかしながら、運転手にとっては首になるかどうかの瀬戸際。 雇い主からたっぷり教育的指導を受けた後、こちらは昼食を食べて戻ってみると、何とちょっと見はわからないくらいに、傷や相手の車のペイント跡が消えているではありませんか。 きっと、必死で磨いたのだと思いますが、運転手の底力に驚いてしまいました。 いずれにしても、強盗に会う前に、交通事故には何度か遭遇するかもしれません。 交通安全お守りを持ってくるべきだったか。
毎日、インド料理レストランで朝晩食べているのですが、ここの料理はすべて絶品なので、いまのところ、飽きることもなく食べまくってます。 さすがに毎日来ていると、ウェイターとも仲良くなりまして、注文前に向こうから、Star Beer?と聞いてきます。
このビール、私は日本でもグローバルフェスタJAPAN(日比谷公園で毎年開催される国際協力イベント)で何度か飲んだことがあり、味も気に入ってたのですが、こちらではとにかく毎日汗をかくので、ビールがものすごくおいしくて、特にこのStar Beerは最高です! ビールの横に映っているのが、つまみがわりの玉ねぎを炒めたものなのですが、こちらにきたときは辛くて、ほとんど手につけなかったものが、今はあっという間になくなってしまいます。 (はじめは緑色のドレッシングも少々気持ち悪かったのです。)
思えばこちらに来てから、休肝日はなし。 いくら走っても、これでは太っても仕方ないかも。
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