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 静かな静かな大晦日の夜
 音も無く雪が降っている

 今年は年明け早々お腹にメスを入れられ
 波乱の幕開けとなった

 毎日お通夜の様な入院生活で
 丈夫な身体に産んでくれた母には
 ひたすら感謝の毎日だった

 

 病は気から…身をもって体感した年でもあった

 食べて呑んでTV観てビデオ映画観て
 ノンビリと熱い湯に浸りながら
 フッと窓の外を見たら
 いつの間にか雪は止んでいた

 酒の代わりに熱い紅茶をすすりながら
 火照った身体を外気に晒すと
 凍てつく冷気が気持ち良く感じる

 そんな私を上弦の月が優しく照らしている
 思わずお月様に手を合わせた

 

 波乱続きの年だったが
 来年は更なる波乱が起きそうな気がしてならない
 それもこれも丈夫な身体のおかげだと思うと
 改めて親に感謝
 ありがとうございます

大和伸一【2026.1.1掲載】

 Photo by 大和伸一
 MP3 by 甘茶の音楽工房「ブナの森に舞う雪」
 Essay by 大和伸一
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