藤井聡太(2002年7月12日生まれ現在23歳)は、史上初の八冠(名人、竜王、王将、王位、棋王、王座、叡王、棋聖)を2023年10月に21歳で達成した。
2024年に叡王位、2025年に王座の2冠をいずれも伊藤匠(現八段、2002年10月10日生まれ現在23歳)に奪われ心配していたが、藤井聡太六冠不調はどうも一時的ではないようである。
藤井聡太六冠
藤井聡太が負けるたびにガックリしてついに病院に行くぐらい悪化した花粉症と合わせて寝込んでしまった。
この1カ月は実に3勝5敗。連敗も2回。3勝中2勝は早指しで、他の通常対局では1勝5敗。一体、どうなっているのか?
(※写真と記事の内容はYoutubeの「元奨励会員アユムの将棋実況」を参考にした。)
対局中の離席が非常に多いという指摘がなされているが、不調の原因について次のようなことが言われている。
1.対局中の正座による足の不調
2.花粉症
3.現在行っている歯列矯正の失敗
4.対局に集中できない対局以外のイベント参加・免状署名などの雑用の増大
5.恋愛など私生活での「重大事件」が起こっている
6.対藤井の研究がかなり進んでいる
何と言っても6が大きいと私は思う。例えば、現在王将戦で戦い、1勝3敗とカド番に追い込まれている永瀬拓矢九段(33歳)。最近は永瀬の快勝が多い。研究が確実に進んでいるのを感じさせるのだ。
永瀬拓矢九段
この永瀬、そして2冠を献上した伊藤匠に加えて「藤井研究」の成果を見せているのが増田康宏八段(28歳)。現在藤井聡太棋王に挑戦中の棋王戦では2勝1敗とカド番に藤井を追い込んでいる。
下手をすると、3月中に藤井六冠は、永瀬に王将位、増田に棋王を奪われて「藤井四冠」になる可能性が濃厚だ。
3月8(日)、9日(月)には王将戦第5戦が行われるが、カド番は踏ん張れず4勝1敗で永瀬に王将位を献上しそうだ。
3月15日(日)には増田八段との棋王戦第4局が行われる。これは増田の棋王位奪取をとりあえずは阻止するのではないかと予想するがその後は微妙だ。
まあ八冠から四冠まで一度落ちてみるのもいいかもしれない。まだ23歳なのだから。