「windblue」 by MIDIBOX


偶然、TVで「カンブリア宮殿」(2025年6月12日放映「ヴィジョンメガネ」の回)を最近見ていたら、MCの村上龍の変貌ぶりに驚いた。

 写真はその出演時のTV画像をスマホでパチリしたものだ。

 村上龍は1952年2月19日生まれの73歳。Xを見てみると、脳梗塞?滑舌が悪くて聞き取りづらい、病気?総入れ歯?などの書き込みがある。

 村上龍は2006年からこのカンブリア宮殿のMCをやっているが、この風貌はちょっときつ過ぎるんじゃないかな。

  

 村上龍は武蔵野美術大学在学中に1976年の処女作「限りなく透明に近いブルー」で群像新人賞、芥川賞を受賞して衝撃のデビュー。

 村上春樹(1949年1月12日生まれ76歳)とともに日本の文学界を牽引し「村上時代」と呼ばれたが、「文豪化」に成功した村上春樹に比べると、村上龍の凋落はこのTV番組に表れているのじゃないかな。

  Wikipediaによると:「ショッキングな内容からジャーナリズムにセンセーションを巻き起こした。批評は、新世代の表現であるという絶賛と、サブカルチャーにすぎないという批判の賛否真っ二つにわかれ、作品の解釈においても、ある者はアメリカ迎合であるとし、別の意見は「ヤンキー・ゴー・ホーム」であるとし、見解がわかれた。本作は100万部を売り上げた。1978年、本作を映画化し、自ら監督を務めた」とある。

  映画パンフレット

 その後のマスコミと連動したジャーナリスティックな活動は良く知られているところだ。私的には、小説というジャンルを一気にサブカルチャー化した人物だと思っている。功罪相半ばしているのではないか。

 しかし、この因業ジジイみたいな風貌はショックである。病気なのか、酷い歳のとり方をしたものだ。もうTVに出るのは限界じゃないのかな。誰も言ってくれないのかな。ちょっと悲しい。

 容貌については、他人のことは言えないけどなあ(笑)。

(2025.6.27「岸波通信」配信 by 三浦彰 &葉羽

PAGE TOP


  banner  Copyright(C) Miura Akira&Habane. All Rights Reserved.